応援コメントをいただきました!<第二弾>
vol. 5 2022-07-17 0
監督さんたちからうれしい応援コメントが届きました!ありがとうございます!
こんばんは、シネマ・チュプキ・タバタの宮城です。
今日も3名の方からの応援コメントをご紹介させていただきます!
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★アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」監督のタムラコータローさん
前回の松田奈那子さんからの応援メッセージのご紹介の続きにもなりますが、
チュプキにはDCPがないため、ギャラリーOGUMAG+の齋藤さん、松田さん、そして監督のおかげで叶った上映でした。
経緯まで添えていただき、嬉しいメッセージ。たっぷりと全文お伝えします!
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日本一小さな映画館”シネマ・チュプキ・タバタ”の皆さんが、新たなる挑戦をされるとのこと。
拙作アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」はパンデミック最中の公開にも関わらず、日本を始め世界25ヵ国での上映が実現し非常に多くの方々に観ていただく機会を得ました。
本作は車椅子のヒロインが出てくることも手伝ってか、当初からバリアフリー上映を希望する声をいただいていたのですが、なかなか実現できず歯痒いばかりでした。バリアフリー上映のハードルはそれだけ高かったのです。
その後Blu-rayやDVDも発売され、映画の公開から1年が過ぎた頃、突然あらたな上映の打診がありました。しかもなんと独自に音声ガイドと字幕を付けてくださるというのです。それが”シネマ・チュプキ・タバタ”でした。おかげでジョゼは念願のバリアフリー上映を実現することができました。
さらにチュプキ近くのギャラリーOGU MAG+で劇中画を手がけてくださった松田奈那子さんの「ジョゼが描いた世界」展が開催され、多くの方が映画館とギャラリーを往復してくださいました。目の不自由な方が映画を鑑賞してくださった後にギャラリーにも足を運んでくださり、サポートの方から絵の解説を受けていたと聞いた時は喜びもひとしおでした。
コラボは好評いただき上映は半月延長、松田さんと一緒に舞台挨拶も2度に渡って行うことができました。それもこれもチュプキの皆さんの映画に対する並々ならぬ熱意のおかげです。
ジョゼは運よく上映の機会をいただきましたが、条件が整わず日の目を見なかった作品はたくさんあると聞いています。そんな名作との出会いのためにも、ユニバーサルシアターの活動を広めていただくためにも、今回のようなチャレンジはぜひ応援したく思います。
街角の映画館”シネマ・チュプキ・タバタ”の小さな一歩にお力添えいただければ幸いです。
(アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」監督 タムラコータロー)
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★ドキュメンタリー映画監督の坂上香さん
これまで上映してきた作品は、
『プリズン・サークル』『トークバック 沈黙を破る女たち』、『Lifers ライファーズ 終身刑を超えて』
この3作はすべて地続きなので、全部おすすめなのですが、何度もアンコール上映してきたのが『プリズン・サークル』。
映画を観て、深い深いところで魂が震え、代表の平塚もわたしも何一つ迷いなく、これは伝えなければ!絶対に上映しよう、とお互いうなづきました。社会にも、そして社会を成すわたしにもあなたにも、全てのひとに。必要なメッセージと問いが込められた作品です。
バリアフリー制作時には、お忙しいなか坂上監督も検討会に参加し、終日一緒に確認いただき制作しました。またきっと上映する機会はあるかと思いますが、「今気になる」人にはすぐ観てほしいので、
◉「見逃してしまった」という方は、自主上映会にお出かけください↓
https://prison-circle.com/prisonsys/jisyu/#schedul...
◉「この映画を人に届けたい」という方は、自主上映会を開いてみませんか?
初めてでどうすればわからない、という方にも配給の東風さんが丁寧な手引きを作ってくださってるので大丈夫です↓
https://prison-circle.com/prisonsys/jisyu/
今年春、刊行された坂上監督著、書籍『プリズン・サークル』も合わせてぜひ。
そしてそして、『プリズン・サークル』上映時、経験や活動のお話を聞かせていただいたのが、ダルク女性ハウスの皆さん。薬物依存症からの回復を望む女性たちのための日本で最初の民間施設です。チュプキのクラファンでは、ダルクさんに、2つのリターングッズの縫製をお願いしています。
・カトラリーセット(竹製のお箸とスプーンを入れる袋を作っていただいてます)
・トートバッグ(A4ファイルもすっぽりはいる、肩掛け、持ち手、内ポケットつきのバッグです)
ミシンで1つずつ、丁寧に作られます。女性たちが安定した生活が送れるように就労や子育て、継続的な支援に繋がるよう、グッズで応援!いただけたら嬉しいです。
写真のキャプション映画を耳で観るーー。そんな革命的な体験をしたのが、映画「トークバック 沈黙を破る女たち」の時。映画は目で観るものと思っていたから、音で観た人たちと、同じ土俵で映画を語り合えたことが衝撃だった。次作は必ず制作の過程に立ち合いたいと思い、音声ガイドとキャプション作りに関わったのが「プリズン・サークル」。チュプキがあったから可能になったユニバーサル上映の世界。同じぐらい大事なのが、街の風景に溶け込んでいる、地域の映画館の役割。多様な映画を、多様な人々に、親密な空間で届けてきた「映画館の未来」のためのクラウドファンディングに、ぜひ皆さんの力を貸してください!
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★最後は映画作家の藤元明緒さん
藤元監督の作品は『海辺の彼女たち』。
外国人技能実習生として来日した若いベトナム人女性たちの置かれた現実を描いた映画です。
本作は監督が実際に技能実習生から受け取ったSOSメールをきっかけにして着想されました。
世界第4位の移民大国となった日本。国境を越え出稼ぎに来た女性たちの覚悟と生き様が、他人事ではない物語として心に迫ります。
期間中何度も舞台挨拶に足を運んでくださり、センシティブな場面も多い作品でしたが、お客様とのディスカッションに、真摯に応えていらしたのが印象的でし外国人技能実習生についてはますます、フォーカスを当てていかなければならない話題。今後の作品にも注目していきます!
藤元監督からのクラウドファンディングへの応援メッセージですが、
「DCPとブルーレイでは鑑賞体験に雲泥の差」・・・!
早く確かめたいですね!
写真のキャプション「観客と作り手が同じ目線で膝を突き合わせて語り合える映画館」口でいうのは簡単で、物理的な制限で普通は困難な事ですが、劇場の設計から何までそれを体現しているシネマチュプキさんが存在してくれていることに感謝の気持ちでいっぱいです。DCPが導入されていないことは気になっていました。一般の方からみてもブルーレイでの鑑賞体験とは雲泥の差があります。音響にも定評があるチュプキさんのスクリーンが更に進化するかもしれない。ワクワクしますね!
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今日はここまでです。
一緒にチュプキを応援してくださってる方も、監督さんたちのコメントに嬉しくなりましたよね!
目標金額まではまだ遠い道のりですが、応援にこたえるべく、頑張っていきます!
映画みてきたよ、や、こんな映画館があるよ!
とチュプキのことを身近な方や、SNSで広めていただけたら嬉しいです。
明日は海の日。
それに合わせてか、夏の太陽がもどってくるようです。
劇場では昨日7月16日から、上映のラインナップが変わりました。
こちらもぜひチェックしてくださいね!
ご来場の際はご予約をおすすめします。
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7月16日〜31日までの上映スケジュール
https://chupki.jpn.org/archives/9491
それではまた。
水分をしっかり摂って太陽に再会しましょう。
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CINEMA Chupki TABATA
シネマ・チュプキ・タバタ
東京都北区東田端2-8-4
TEL・FAX 03-6240-8480(水曜休)
https://chupki.jpn.org