クラウドファンディング 残り26日で思うこと
vol. 17 2019-11-14 0
令和元年9月9日、台風15号が千葉を直撃。
私たちの活動のきっかけは「梨」。落ちてしまった梨を『買い取ります』と思わず言った私。
600キロの梨を前に、SNSで発信したところ、多くの皆さんが梨のレスキューを申し出てくれたところから、物語は始まりました。その後、19号、21号の豪雨災害と立て続けに起こり、今までの経緯を丁寧にお伝えする機会を逃しておりましたが、ここで今一度、振り返ってみたいと思います。
例えば災害のボランティア活動と聞くと、がれきの撤去や家財道具の運び出し…といったイメージがあると思います今回私たちは農作物に焦点を当てているので、それでいえば、ビニールハウスのパイプ撤去作業や畑仕事のお手伝いなどが挙げられるかと思いますそれはもちろん、そうなのですが!私たちの活動がメディアにも取り上げていただけるようになったのには、「チバベジについて伝えてくれるメッセンジャーの人たちがいる」からなんです。
SNSを通じて、多くの方々がシェアして下さったり、レスキューした農作物で作ったお料理を写真にとって投稿してくれて、それを見てまた誰かが自分の言葉で発信してくれて。
そういう繋がり、連鎖が、「チバベジ」を産み育てているといっても過言ではありません!
なので、【ボランティア活動=現場作業だけではない!】ということを伝えたくて。
“影の立役者”もたくさんいます。
色んな方々に支えられて、今のチバベジがあります。
今日ご紹介するのは、自発的&積極的にチバベジ野菜を使って、それをご自身でカタチを変えて召し上がりつつ、それをさらに発信して下さった方々にご協力いただき、お写真や内容の一部を拝借させていただきました。
ちなみに、この“野菜たちの嫁ぎ先の見える化”は、こちらのフォームでぜひご協力お願いします!こうやって見えると、農家さんたちも励みになるでしょうし、私たちも嬉しいです。
投稿フォーム
https://forms.gle/Y17M5P9D39U7At8Y6
チバベジ MAP
https://forms.gle/Y17M5P9D39U7At8Y6
サポーターの皆さん、“おいしく楽しく続ける活動”になるように、それぞれ工夫もしながらサポートして下さっています。ひとりひとりが、できることを。
\皆さんのアクションに感謝!/
〇一番最初の梨は600キロ。途方に暮れていた私。その梨を購入してくださった方たちは、梨を使ったおかず「梨の豚巻き」をあっちでもこっちでも、ごぞって作っていたようで(笑)
恐らく多くの家庭で「梨トンの日」が重なったはず。それも面白いなーと思ったり。
私自身も「へぇ、そういう使い方があるのねー」と知り、こっそりマネしちゃいました。
〇その後、大量のトマトが入るように。飲食店の皆さまにもたくさん使っていただき、トマトパン、ケチャップ、セミドライトマトなどにして貰いました。
それでも毎日のように入るトマト。そして痛むのが早い・・・それにちょっとだけ悩まされてもいました。毎日大量のリコピン祭り!ん?お肌もきれいになった・・・かな?
切ってサラダにするのはもちろん、油と相性がいいので(リコピン摂取量もアップ!)
スープにいれたり、お味噌汁にしたり(←最初はちょっと勇気がいる)
卵とじにしたり、ミートソースにしたり。アレンジもしやすいので、皆さんのトマトの使い方を拝見するのも楽しかったです。
○そして現在は、大根やかぶ、さつまいもなどが入ってきています。
これは台風被害の二次災害のお野菜であると同時に、今までは「規格外」ということで廃棄されてきた「廃棄野菜」とも言えます。
私たちは、「廃棄野菜」についても、この台風があったからこそ、どんなカタチのお野菜でも、必要とされるのであれば消費者の方々のもとへ届くようにと動いています。
どんな形だったら美味しく・楽しく受け入れていただけるかを模索しながら。
大根の葉っぱまで使ってくださって、お野菜もうれしいでしょうねー。
『あるもので工夫する』って、今の時代案外できてないかもしれません。
何でもモノはあふれているし、それをすぐ手に入れることも可能です。
だけど、「無いなら無いなりに」「あるもんで」という状況が、私たちの脳みそを活性化してくれて発想を柔軟にしてくれるんじゃないかな、と思います。
それは決して「無理する」ということではなく、自分なりにカスタマイズしたりデザインしなおすっていうこと。自分のサイズに合うように自分で考えたり感じて、工夫する。
これは、これからの時代に割と重要なスキルだと思うんです。(飛躍しすぎかな?)
現在は、佐倉市ある「おもてなしラボ」が農作物の行き交いの拠点になっていますが、そこにも私の代わりに、店先でお客様とやりとりをしてくれる“お留守番部隊”の方々が日々入れ替わり立ち代わり、いてくれています。そのおかげで、私も農家さんのところへ野菜を回収にいける時間をもらえています。
安心して任せられる日頃からのコミュニティー形成が、このように機能するのか!と私自身、改めて日頃からお付き合いのある皆様に感謝しています
近くにいるからできること
遠くにいてもできること
お金での応援、食べて応援、直接的な作業での応援、発信による応援・・・
どんなカタチでも、チバベジに関わって下さる皆様に、心から感謝しています。
クラウドファンディングも残り1カ月を切りました。
引き続き、みなさまのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます!