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坂上香監督の新作ドキュメンタリー「コール&レスポンス」制作をクラウドファンディングで実現!

坂上香監督の新作ドキュメンタリー
『コール&レスポンス』完成までの支援プロジェクト

映画『プリズン・サークル』の次は、少年院と社会が舞台。ラップを通して〈少年〉と〈市民〉が〈コール&レスポンスー呼応〉しあう実験ドキュメンタリー映画。来年公開を目指して編集中。制作支援をお願いします!

コレクター
67
現在までに集まった金額
1,566,200
残り日数
119
目標金額 10,000,000 円
このプロジェクトでは、目標達成に関わらず、
2025年11月28日23:59までに集まった金額がファンディングされます。

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目標金額 10,000,000 円
このプロジェクトでは、目標達成に関わらず、
2025年11月28日23:59までに集まった金額がファンディングされます。

Presenter
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PRESENTER
坂上香

ドキュメンタリー映画監督/NPO out of frame代表。TVディレクター時代から「被害者」による死刑廃止運動、犯罪者の更生、治療共同体、修復的司法、ドラッグコート(薬物裁判所)など、オルターナティブな暴力・犯罪への向き合い方を映像化。ATP賞第一回新人奨励賞を皮切りに、ギャラクシー賞大賞、文化庁芸術祭テレビ部門優秀賞、ATPドキュメンタリー部門優秀賞等、数多くの賞を受賞。主な映画「Lifers ライファーズ 終身刑を超えて」(2004)「トークバック 沈黙を破る女たち」(2013)主な著書『癒しと和解への旅』(岩波書店)『ライファーズ 罪に向き合う』(みすず書房)

  • 東京都
  • 起案数 3
  • 応援数 22
  • Twitter (未設定)
  • outofframe.org
  • フォロワー 252 人

このプロジェクトについて

映画『プリズン・サークル』の次は、少年院と社会が舞台。ラップを通して〈少年〉と〈市民〉が〈コール&レスポンスー呼応〉しあう実験ドキュメンタリー映画。来年公開を目指して編集中。制作支援をお願いします!

はじめにーー監督から

ラップで塀を超えられるか?

またまた、塀の中と外をめぐる、新たな映画にチャレンジしています。

社会的分断があちこちで進むこの時代、 人と人の間に立ちはだかる塀(偏見や無理解、壊れた関係性)を少しでも低くするには、いったいどうしたらいいのかー。そんな問いから出発したドキュメンタリー映画『コール&レスポンス』(仮題)。『プリズン・サークル』の監督が、コロナ禍中に着手し、5年余りの間、大切に進めてきた映画です。

舞台は 九州地方の3つの少年院。ラップを歌い、声を聴き合い、ゆるやかに関わり合うことを通して、少年が、市民が、化学反応を起こしていく。今の子どもが生きる現実は?大人の役割は?そんなことを考えるための映画を制作中です。

少年院のラップワークショップで歌う少年と、レコーディングする市民サポーター(c) Kaori Sakagami 転用禁止

主な撮影現場は少年院ですが、様々な困難に見舞われ、声をあげられずにいる人は、この社会に多く存在します。そうした声なき声を前に、分断の社会を生き延びる方法を、具体的に考えていく素材になると確信しています。

来年(2026年)の完成・公開を目指して目下編集に励んでいますが、完成までの制作費(編集・取材費)がピンチです!旧作の興行収入やDVDの売り上げ、寄付に加え、個人の持ち出しでなんとかここまでやってきましたが、追加取材、スタジオ編集費、音楽関連費、関係者へのWIP(ワークインプログレス=中間試写)など、完成および公開までにかかる費用のメドが立っていません。どうか皆様、完成に至るまでの制作費のご支援をお願いいたします!

『プリズン・サークル』 x ラップ

始まりは、国内の刑務所を舞台にした初のドキュメンタリー映画『プリズン・サークル』。2020年度の文化庁・文化記録映画大賞を受賞したこの作品では、更生プログラムのプロセスを2年間撮影するなかで、罪を犯す背景に何があったのかを探っていきました。罪を犯した人が主人公で、しかもブラー(映像で顔を隠す効果)だらけ。一体誰が見てくれるんだろうと不安でしたが、封切りから6年経つ今も、各地で上映・反響が続いています。

▶️『プリズン・サークル』予告編

▶️『プリズン・サークル』再上映記念インタビュー TBS アフタージャンクション2

▶️ 『プリズン・サークル』へのレビュー動画 茂木健一郎氏

封切り後から各地で聞こえてきたのは、こんな声でした。

――私は、塀の向こう側について何も知らなかった。
――私も、あのサークル(話の輪)に入って、語り合いたい。
――どうすれば、塀の中と外を近づけることができるのですか?

塀の中を知らない。当然です。一般に、日本は「罪を犯した人」に厳しいと言われていますが、そもそもこの国の矯正施設(刑務所や少年院)ではアクセスが極度に制限されているため、市民には彼らのことを知る回路が閉ざされているといえます。それこそが、私たちを無関心にさせている大きな要因だと実感してきました。

「自分も輪の中で話したい」というリアクション、これも実は、わからなくもない。刑務所のみならず、本音で語り合える場が社会のなかになさすぎる。映画が描く塀の中の「対話のコミュニティ」については、開始から15年以上経つ今も、一ヶ所にとどまっています。

塀の中と外をいかに近づけられるのか? これは困難、かつ重要な課題です。

いずれにせよ、映画だけでは、こうした観客からのニーズに応えることはできません。

そこで、ささやかな実験を、観客の皆さんと行ってみることにしました。

2020年3月、横浜で行ったラップ・ワークショップです。話を持ちかけてきたラッパーFUNIに呼応して、観客20名(10代〜70代)と一緒に、それぞれがラップを作って歌うという試みを行ったのです。たった2時間で、初対面の参加者は自らを歌い、なんともいえない「共感」や「連帯感」のような感覚が生まれたこと自体が、私にとっては衝撃でした。

▶️『プリズン・サークル』 x ラップ・ワークショップ 一部抜粋(29分)

少年院でラップ?

参加者の一人として思ったのは、ラップのハードルの低さと可能性でした。韻なんて踏まなくったっていいし、勇ましくなくたっていい。ぼそぼそつぶやいても、声が震えていたって全然構わない。相手をディスる(ののしる)ことがラップなんじゃない。むしろ、お互いを励まし合うことができるのではないか?

講師のFUNIは、川崎出身のラッパー。各地でワークショップを行ってきたが、少年院で行うのは2020年のこの取り組みが初めてだった。(c)Kaori Sakagami 転用禁止

ラップといえば、サグ(ワル)な若者のカルチャー。

フェンスに囲まれた少年院の少年たちが、ラップを作り、歌ったら?

( 彼らは、本音を語るだろうか?加害少年としてしか見られない彼らは、今までどんな環境で、どんな思いで、生きてきたのだろう?)

それを、フェンスの外の市民が聴いて、さらに返事をラップで返したら?
(市民は耳を傾けてくれるだろうか? 大人はどんな思いを抱き、どんな風に歌うのだろう?)

で、それを映画にしたら!?
観客は呼応してくれるだろうか?

妄想が暴走して、規格外の企画になって(あ、韻踏んでるー笑)、ダメ元で、旧知の少年院長に企画書を見せたら……

「面白い!やろう、やろう!でも、半年待ってほしい」

その言葉どおり、半年後に生まれたのが今回の実験的映画プロジェクトでした。


少年院のワークショップは、院長や職員らが私たちの思いに呼応してくれたからこそ実現。2021年3月、当時の院長と撮影クルー。(c) Kaori Sakagami 転用禁止

なぜ実験的?だって、誰もやったことがないから。結果がわからないから。実は、海外の矯正施設では、ラップを使ったプログラムは数えきれないほど存在します。私自身もそうした現状を取材して原稿や論文を書いてきました。

でも、塀の外の市民と少年院の少年がラップで呼応し合うプログラムなんて、未だ聞いたことがありません。しかも、一般市民(ラップの素人)となんて、たぶん 世界初!しかも始まったのは、あのコロナ禍の最中です!

塀の中と外は呼応できるのか!?

参加者は帽子を選び、テンションを上げていく。雰囲気づくりにも力を入れた。(c)Kaori Sakagami 転用禁止

映画「コール&レスポンス」では、2020年〜2024年の5年間に、九州地方の3つの少年院で行ったワークショップの様子を描きます。メーン講師は、ラッパーFUNIです。

世間はいいます、非行少年は加害者だと。否定はできません。実際に他者に被害を加えた少年たちもいます。犯罪被害者へのケアは重要であり、十分ではないことはこれまでも指摘されてきました。ただ、非行少年たちの多くも、実は様々な被害にあってきていることも事実です。もちろん、被害を受けた人が、全員加害者になるわけでもありません。

少年院に至った彼らが自らの加害に目を向けるには、時間とプロセスが必要です。まず、自分の被害を受け止めるところからしか始まらない、というのが今までの取材で確信してきたことの一つです。

ラップやワークショップが問題を解決するわけではありません。ただ、様々な制約や問題があるなかで、確実に言えるのは、「悪」として見なされてきた彼らが、ラップを通して、他者との交わりを通して、痛みをさらけだす瞬間や、変わっていく過程の一部を、カメラが捉えているということです。

少年院に限らず、理解されず、葛藤を抱え、声にできない若者たちは、社会の至るところに存在します。分断された社会で、いかに共存を可能にできるのか。それを具体的に考えるための素材になると信じて、現在映像を紡いでいるところです。

市民が関わるということ

本映画のもう一つの特徴は、市民との関わり。これまで社会との接触を避けてきた少年院ですが、今回3つの施設では、それぞれの条件や方法で、市民に門戸を開いてくれました。

各施設で参加者として、サポーターとして、関わってくださった 市民は20代から70代様々な背景を持った、幅広い層です。ラップについても聞いたことがないという人から、ラップ好きまで色々。はたして彼らはどの様な反応を見せるのでしょうか?

「市民ラップチームinかわさき」のメンバーたち。少年らのラップに耳を傾ける。(c)Kaori Sakagami 転用禁止

「市民ラップチームinひとよし」のメンバーの一人MCアンディー。孫と同じ年齢の少年たちと、彼女はどう関わるのか?(c)Kaori Sakagami 転用禁止

サイファー(円になって即興でラップする)を行う「市民ラップチームinひとよし」の少年たち。(c)Kaori Sakagami 転用禁止

変容のプロセスを映画化、第4弾!

ここまで読み進めても、いまだに「なんで対象が非行少年?」「なんで市民が少年と呼応する必要があるの?」と不思議に思われる方がいらっしゃるかもしれません。

坂上香ワールドへようこそ!劇場公開作品としては第4作目になる『コール&レスポンス』は、『ライファーズ』、『トークバック』、『プリズン・サークル』に連なる4作目です。変容のプロセスを描いた2作品の予告編をどうぞ。

▶️Lifers ライファーズ 終身刑を超えて(2004)予告編

▶️トークバック 沈黙を破る女たち(2014)予告編

私は30年余り、加害と被害について、そしてその連鎖を断ち切る方法についてずっと考えてきました。国内のテレビ番組で、回復共同体(TCー対話ベースの更生プログラム)や修復的司法(RJー被害者を中心に置いた当事者の対話)を紹介したのは1990年代半ばで、私の作った番組が最初だったといえます。

人が変わるためには何が必要なのかと問い、当事者に耳を傾け、考え、模索していく(実験を重ねる)こと。それこそが鍵だと痛感しています。

今回は、非行少年という当事者に注目した一つの実験です。ただし、少年院では会話に関して禁止事項だらけで、話す相手も限定されています。ですから、ラップという手法を使って、様々な背景や経験を持つ大人たちが、彼らに接近していこうというのがねらいです。

回を重ねるごとに、内容、表現、スタイル、関係性がどんどん進化。(c) Kaori Sakagami 転用禁止

対話型編集(WIP)

すでに編集段階に入っていますが、私の編集過程はちょっと独特です。制作段階から、被写体や関係者、そして専門家や信頼できる人々にも開いて、映像を見てもらう場を作るからです。ワークインプログレス、略してWIPと呼びます。中間試写とか、制作過程の試写を意味しますが、これを頻繁に行います。

一つの理由は、編集作業は基本的に私一人で行っているため、他者の目が必要だということ。毎回参加者とディスカッションします。もう一つの理由は、被写体の方を不本意な形で苦しめたくないという思いからです。ワークショップでは、皆パーソナルな話をします。映画になって公開されるわけです。映像は暴力にもなります。だからこそ、自らをさらしてくれた被写体に向き合うことは制作者ができる、せめてものことだと思うのです。

ただ、WIPで出たすべての意見を取り入れるわけではありません。作り手と映される側、そして信頼する関係者が、それぞれどう感じるのかを、話し合いながら作っていく過程自体が大事だと思うのです。もちろんすべての映画にWIPが有効だとも必要だとも思いません。あくまでも私流の対話型編集なのです。

また、これをお読みの方のなかには、映画作りに関心があるけれど、忙しくてどっぷりは無理という方もいらっしゃると思います。「市民プロデューサー」というコレクターの形を通して、WIP参加も可能です。ぜひご検討ください。(詳しくはリターンの欄をご覧ください)

完成は2026年春を目指しています。

制作スタッフ

坂上 香/監督・プロデューサー・編集・撮影  ドキュメンタリー映画監督/一橋大学客員准教授/NPO法人out of frame代表。高校卒業と同時に渡米、留学。南米でのフィールドワークを経て、ドキュメンタリー番組制作の道へ。HIV/AIDSに母子感染した子ども達の日常を描いた番組でATP新人賞受賞。文化庁優秀賞、ギャラクシー賞大賞等、数多くの賞を受賞。暴力の加害や被害、回復をめぐる番組や著書も多数。2001年TV界を脱し、初の自主製作映画「Lifers ライファーズ 終身刑を超えて」(2004)でニューヨーク国際インディペンデント映画祭海外ドキュメンタリー部門最優秀賞受賞。『プリズン・サークル』は文化庁文化記録映画大賞を受賞。主な著書:『ライファーズ 罪にむきあう』(みすず書房 2012)、『プリズン・サークル』(岩波書店) 『根っからの悪人っているの?被害と加害のあいだ』(創元社)『ジャーニー・オブ・ホープー被害者遺族と死刑囚家族の回復への旅』(岩波現代文庫)など。依存症回復施設や矯正施設などで表現ワークショップを主催し、大学で映像や人権に関する講義も担当。今回はワークショップ全体のコーディネートも担当した。

南 幸男/撮影  坂上香監督のTV番組デビュー以降、数多くの作品を撮影してきた。劇場公開映画3本は全て撮影担当。思想も生き方も大きく違うのに、なぜか現場での波長は合う。今回の企画では、手術室に向かう直前に監督から電話がかかり、「炎炎(えんえん)」と思いを告げられた。術後の生死は不明なのにー笑。監督が扱うのは深刻なテーマばかりだが、現場はいつも笑いに溢れている。最近、YouTubeチャンネルの南幸男映像美術感Silentium Cinema(映像のみの感覚的な世界)に励んでいる。

(全て敬称略)

他の制作チーム 伊奈勇人(VE)、徳山敦己(VE)、永井カイル(音楽)、NAGATA(音楽)、qulton(ベーストラック制作)、高木善彦(デザイン)など

制作サポートチーム 別府三奈子、入海英里子、市場恵子、阪口さゆみ、井土晶子 (全員NPO法人out of frame)

リーガルアドバイザーズ 加毛修(弁護士)、矢野恵美(琉球大学教授)、山下幸夫(弁護士)、大槻展子(弁護士)

配給 東風

2024年3月、某少年院にて最終日のラップ・ワークショップチーム。メンバーには女性が多いのも特徴。(c)Kaori Sakagami 転用禁止

【ラップ・ワークショップ運営チーム】

主催 NPO法人 out of frame

講師&WS運営スタッフ 
FUNI (ラッパー)
マニシア (ダンスセラピスト)
上田假奈代(詩人/NPO法人ココルーム代表)
山口由美子(佐賀バスジャック事件被害者)
   (映画『プリズン・サークル』登場人物)
花崎攝(シアタープラクティショナー)
郭理恵(NPO法人 修復的対話フォーラム)
入海英里子(NPO法人out of frame/日本スクールソーシャルワーク協会)
 アドバイザー: 山下英三郎(NPO法人コスモス村代表理事)
 総合コーディネート: 坂上香(NPO法人 out of frame)

市民サポーター MCシルス、MCひよこ、MCさけ

==応援メッセージ==

「コール&レスポンス応援団」から、メッセージをお寄せいただきました。

信田さよ子(公認心理師・臨床心理士)

今度はどんな衝撃と感動を与えてくれるのだろう。新たな舞台で新たな挑戦を試みる本作への期待は膨らむばかりだ。」

山下英三郎 (NPO法人コスモス村代表理事/日本社会事業大学名誉教授)

「魂の再生と更生への道筋を探求し、観る者の内面まで圧倒的な力で迫ってきた『プリズン・サークル』から、今度はどんな世界へ私たちを招じ入れてくれるのだろう?そんな期待を大いに抱かせる坂上監督の次回作、これは応援しないではいられない。」

大嶋栄子(NPO法人リカバリー代表/精神保健福祉士)

「LIFERSを観た時の衝撃は今も忘れない。新しい作品もまた、目を逸せない事実として私たちに迫る。作品を送り出し、多くの人が作品と出会えるよう、応援します♡」

【その他のコール&レスポンス応援団】

上野千鶴子(社会学博士/認定NPO法人WAN理事長/東京大学名誉教授)
Rod Mullen ロッド・ムレン(Amity Foundation元CEO)
上岡陽江(ダルク女性ハウス/ハームリダクション東京共同代表/精神保健福祉士)
後藤弘子(千葉大学理事・副学長)
五十公野理恵子(ダルク女性ハウス代表)
北杜CRサポーターズ
岡山CRサポーターズ

若見ありさ(アニメーション作家)
佐藤倫子(弁護士)
アサダワタル(文化活動家/近畿大学准教授)
中谷文美(関西学院大学教授)
David Johnson デービッド・ジョンソン(ハワイ大学教授)

費用の使い道

第1ゴールの10,000,000円は、主に編集・取材費(下記参照)に充てます。今回は音楽重視の、しかも超長編になる可能性が高いため、編集段階にもかなりのコストが見込まれます。また到達しても、手数料+税で1割余りが引かれるため、不足します。

【編集・取材費】10,000,000円

内訳  
  ・編集費 8,400,000円(ポストプロダクションー日英版、カラーコレクション、
             DCP変換料、デザイン料、都内・九州のWIPおよび
             各少年院事前試写用交通費、施設使用料等)
  ・追加取材費 200,000円 
  ・音楽関連費 1,200,000円 (作曲・音楽使用料、整音等)
  ・事務経費 200,000円

【ストレッチゴール】

第1ゴール達成後は、第2、第3ゴールを設定し、赤字補填に努めます。5年間にかかった撮影費およびプログラム運営費は全てNPO法人out of frameと監督個人による自己資金でまかなってきたため大赤字です。

現場が九州地方と遠方で、それぞれ数ヶ月に渡って毎回7〜10名の講師とサポーターを同行することで出費がかさみました。しかも映画制作という目的のため、少年院側からの謝費や交通費の提供は一切ありませんでした。

第2ゴールでは、第1ゴールでも不足する赤字分(サービス料分の1割)に加え、撮影でかかった経費の一部(赤字)の獲得を目指します。第3ゴールでは、さらに撮影経費の赤字補填を目指します。

第2ゴール 13,000,000円: 編集費不足分、撮影費・WS運営経費の一部として3,000,000円。

第3ゴール 15,000,000円: 撮影費・WS運営経費の一部として2,000,000円。

(c)Kaori Sakagami 転用禁止

想定されるリスクとチャレンジ

坂上香x out of frameによる今までの映画も、多くの皆さんの資金援助に支えられてきました。前2作(『トークバック』と『プリズン・サークル』)は、やはりMotion Galleryを利用させていただき、目標金額に達しました。今回は金額が大きいゆえ、目標額に達しないリスクも十分認識していますが、All-in方式を選択したので、集まった金額を使わせていただきます。不足分は自己資金で補填、公開時期を多少遅らせるなどの工夫・調整をして、なんとしてでも完成&公開までこぎつけるつもりです。

リターンについて

〈rapメッセージカード〉監督オリジナルrapカード(オンライン)は5000円以上。

〈完成試写会〉 10,000円〜。映画の完成試写会にご招待します。都内、関西、九州、沖縄で行う予定です。そのいずれか一か所をお選びいただけます。

〈映画にお名前〉 20,000円〜。映画(日本語版)のエンドロールにご希望の方はお名前を掲載させていただきます。

〈クラファン限定トートバッグ〉 30,000円〜(ただし〈とりあえず上映〉には含まれません)。 しっかりした素材のトートバックで、今回のクラファン限定です。Aナチュラル(生成り)とBグレーの2種類からお選びいただけます。いずれかの色が品切れになった場合は、ご希望に添えないこともありますのでお早めに!

〈パンフにお名前+サイン入り著書/DVD〉50,000円〜(ただし〈とりあえず上映〉には含まれません)。希望者には、封切り時に作成するパンフレットに、お名前を掲載させていただき、1冊贈呈させていただきます。加えて、監督のサイン入り著書『ジャーニー・オブ・ホープ』or 『根っからの悪人っているの?』or監督が編集した DVD『ミニーさんから受け取ったもの』(アルコール依存症者回復施設マックの40周年記念ビデオー監督作品)から、ひとつお選びいただけます。

〈とりあえず上映!〉 100,000円〜。50人までの上映1回を無料で主催していただけます。自主上映をご希望の方は、他にも特典があるので、かなりお得です!

〈市民プロデューサー:WIP+ワークショップ〉 100,000円〜。WIP(ワークインプログレス=制作途中試写/都内)にご招待。2025年度内1、2回を予定しています。完成前の映像を見ていただき、ディスカッションに加わっていただけるので、編集過程にご参加いただけます。また完成時に予定している小規模なHipHopワークショップに優先的にご招待いたします。

〈市民プロデューサーPlus: 無料上映会〉200,000円。上映1回分(50人まで) の映画レンタル費が無料のほか、WIP参加や完成時に開催予定のHip Hop ワークショップに優先ご招待。

〈Super市民プロデューサー:無料上映会+監督トーク〉500,000円。上映1回(100人まで)の映画レンタル費が無料のほか、監督トークも無料です (交通費ご負担)。

〈エグゼクティブ市民プロデューサー:無料上映会+表現ワークショップ〉1,000,000円。監督トークつきの上映1回(200人まで)の映画レンタル費が無料のほか、表現ワークショップ(25名対象まで)を無料で主催していただけます。ご希望にあわせた表現ワークショップを監督と相談しながら作りあげていくことができます。監督と講師の謝礼は必要ありません(交通費ご負担)。

おわりに

最後までお読みくださり、ありがとうございます!

撮影現場では、 奇跡がたくさん起こりました。しかし、それらは実際に起こったことなのです。言い換えれば、私たちが望めば、トライすれば、十分実現しうることなのです。私の劇場デビュー作『ライファーズ』が、国内の刑務所には不可能だと思われた対話中心の更生プログラム導入のきっかけになったように、そして映画化は不可能だと言われ続けた『プリズン・サークル』が世に出て、対話への関心を高めてきたように、きっと次回作『コール&レスポンス』も、この社会を揺さぶることでしょう(そう願います)。だからこそ、この作品を完成させるためのご協力を、皆さまにお願いしたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。本映画に関わった人々の思いが、あなたにも届きますよう!

                             (坂上香 監督/プロデューサー)

思いよ届け〜!(c) Kaori Sakagami 転用禁止

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坂上香監督の新作ドキュメンタリー 『コール&レスポンス』は、独立映画鍋メンバーのプロジェクトです。独立映画鍋は多様な映画を支え育む為に活動しているNPOです

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リターンを選ぶ

  • 3000

    〈純粋応援〉コース

    • 監督からのお礼メール
    • 2025年11月 にお届け予定です。
    • 5人が応援しています。
  • 5000

    〈rapメッセージカード〉コース

    • 監督からのお礼メール
    • rapメッセージカード(オンライン)
    • 2025年11月 にお届け予定です。
    • 2人が応援しています。
  • 10000

    〈完成試写会〉コース

    • 監督からのお礼メール
    • rapメッセージカード(オンライン)
    • 完成試写会1名(都内、関西、九州、沖縄のいずれか1ヶ所)
    • 2026年12月 にお届け予定です。
    • 23人が応援しています。
  • 20000

    〈映画にお名前〉コース

    • 監督からのお礼メール
    • rapメッセージカード(オンライン)
    • 完成試写会1名(都内、関西、九州、沖縄のいずれか1ヶ所)
    • 映画のエンドクレジットにお名前掲載1名(日本語版)
    • 2027年03月 にお届け予定です。
    • 18人が応援しています。
  • 30000

    〈クラウド限定トートバック 〉コース

    • 監督からのお礼メール
    • rapメッセージカード(オンライン)
    • 完成試写会1名(都内、関西、九州、沖縄のいずれか1ヶ所)
    • 映画のエンドクレジットにお名前掲載1名(日本語版)
    • ここでしか入手できないトートバッグ(Aナチュラル/Bグレーのいずれか1つ)
    • 2027年03月 にお届け予定です。
    • 7人が応援しています。
  • 50000

    〈パンフにお名前+サイン入り著書/DVD〉 コース

    • 監督からのお礼メール
    • rapメッセージカード(オンライン)
    • 完成試写会1名(都内、関西、九州、沖縄のいずれか1ヶ所)
    • 映画のエンドクレジットにお名前掲載1名(日本語版)
    • ここでしか入手できないトートバッグ(Aナチュラル/Bグレーのいずれか1つ)
    • パンフにお名前掲載(1名/1冊贈呈)
    • 監督サイン入り著書orDVD1点
    • 2027年03月 にお届け予定です。
    • 10人が応援しています。
  • 100000

    〈市民プロデューサー: WIP+ワークショップ優先〉コース

    • 監督からのお礼メール
    • rapメッセージカード(オンライン)
    • 完成試写会1名(都内、関西、九州、沖縄のいずれか1ヶ所)
    • 映画のエンドクレジットにお名前掲載1名(日本語版)
    • ここでしか入手できないトートバッグ(Aナチュラル/Bグレーのいずれか1つ)
    • パンフにお名前掲載(1名/1冊贈呈)
    • 監督サイン入り著書orDVD1点
    • 市民プロデューサーWIP(制作途中試写-都内)に参加、2025年度内1〜2回)1名
    • 封切時に開催予定のHip Hopワークショップに優先ご招待1名
    • 2027年03月 にお届け予定です。
    • 1人が応援しています。
  • 100000

    〈とりあえず上映!50名無料〉コース

    • 監督からのお礼メール
    • rapメッセージカード(オンライン)
    • 完成試写会1名(都内、関西、九州、沖縄のいずれか1ヶ所)
    • 映画のエンドクレジットにお名前掲載1名(日本語版)
    • パンフにお名前掲載(1名/1冊贈呈)
    • 市民プロデューサーWIP(制作途中試写-都内)に参加、2025年度内1〜2回)1名
    • 封切時に開催予定のHip Hopワークショップに優先ご招待1名
    • 上映1回(50人までー映像レンタル無料) *自主上映解禁後から2年内
    • 2027年12月 にお届け予定です。
    • 1人が応援しています。
  • 200000

    〈市民プロデューサーPlus: 無料上映会〉コース

    • 監督からのお礼メール
    • rapメッセージカード(オンライン)
    • 完成試写会1名(都内、関西、九州、沖縄のいずれか1ヶ所)
    • 映画のエンドクレジットにお名前掲載1名(日本語版)
    • ここでしか入手できないトートバッグ(Aナチュラル/Bグレーのいずれか1つ)
    • パンフにお名前掲載(1名/1冊贈呈)
    • 監督サイン入り著書orDVD1点
    • 市民プロデューサーWIP(制作途中試写-都内)に参加、2025年度内1〜2回)1名
    • 封切時に開催予定のHip Hopワークショップに優先ご招待1名
    • 上映1回(50人までー映像レンタル無料) *自主上映解禁後から2年内
    • 2027年12月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 500000

    〈Super市民プロデューサー: 上映と監督トーク〉コース

    • 監督からのお礼メール
    • rapメッセージカード(オンライン)
    • 完成試写会2名(都内、関西、九州、沖縄のいずれか1ヶ所)
    • 映画のエンドクレジットにお名前掲載1名(日本語版)
    • ここでしか入手できないトートバッグ(Aナチュラル/Bグレー両方)
    • パンフにお名前掲載(1名掲載/5冊贈呈)
    • 監督サイン入り著書およびDVD全て3点
    • 市民プロデューサーWIP(制作途中試写-都内)に参加、2025年度内1、2回)2名
    • 封切時に都内で開催予定のHip Hopワークショップに優先ご招待2名
    • 上映1回(100人まで映像レンタル無料) + 監督トーク1回(交通費のみ実費ご負担)解禁後2年内
    • 2027年12月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 1000000

    〈エグゼクティブ市民プロデューサー:特別ワークショップつき上映〉コース

    • rapメッセージカード(オンライン)
    • 監督からのお礼メール
    • 完成試写会2名(都内、関西、九州、沖縄のいずれか1ヶ所)
    • 映画のエンドクレジットにお名前掲載1名(日本語版)
    • ここでしか入手できないトートバッグ(Aナチュラル/Bグレー両方)
    • パンフにお名前掲載(1名掲載/10冊贈呈)
    • 監督サイン入り著書およびDVD全て3点
    • 市民プロデューサーWIP(制作途中試写-都内)に参加、2025年度内1、2回)2名
    • 封切時に都内で開催予定のHip Hopワークショップに優先ご招待2名
    • 上映1回(200人までー映像レンタル無料) + 監督トーク1回(交通費のみ実費)2年内
    • 表現ワークショップ1回(国内25名対象無料 監督+講師各1名ー2名分交通費実費ご負担、解禁後2年内
    • 2027年12月 にお届け予定です。
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