メンバー紹介8人目!平野智子
vol. 13 2020-11-13 0
ゆるやかに見守りつつ一緒に楽しむ
はじめまして、平野智子です。
建築デザイナーとして、「おみせ(仕事場)づくり」と「おうち(暮らす場)づくり」に関わるあれこれをその都度必要なタイミングで関わるお仕事をさせていただいています。
「ぶんじ寮」プロジェクトに、参加させていただいてまだ日が浅いので、他のメンバーの熱量に圧倒されつつ、日々見守ってます。
◎未知数を楽しむ!?ぶんじ寮今はまだ準備段階なので、どんな化学反応がこの場所で起こるのか、
「あんなことできそう」「こんなこともできそう」と、様々なアイデアや構想が毎日のようにみなさんから出てきています。「可能性をどんどん試す場所になりそうだな」という期待しかないです。多くの場をつくることに関わってきて一番大事だと思っているのは、「場づくりはとにかく人が大事だ」ということです。
建築家という職業をしてる立場から言うのもなんなんですが、例えば「パン屋さんをやりたい」という人がいるとして、必要な設備を整えれば場所、建物は代替えがききます。「○○さんがやるパン屋さん」というのは世界で一つしかなくて、その「○○さん」が「やりたい、やってみたい」という“想い“が何よりも大切です。
「ぶんじ寮」は「ここで○○をやってみたい」という人が既にこんなに集まっているので、
実際に住む人、この場所を使う人が動き出すこれからが楽しみです。
◎のんびり、ゆったりのある街
西国分寺に8年間住んでたことがあるので、ぶんじ寮の近くも週末の散歩道のひとつでした。でも、当時は会社勤めで、家は「ほぼ寝に帰るだけの場所」だったので、国分寺でのつながりは全然ありませんでした。
平日は早朝に出かけ、夜遅くにしかこの街には戻らず、知り合いもほぼいない。週末はお鷹の道にある農家さんの軒先に野菜を買いに行ったり、近所をジョギングや散歩をするぐらいでした。こんなに国分寺の人と関わるようになったのは、自分で仕事を始めて、国分寺の方といくつかのプロジェクトを経験させていただけたからです。国分寺繋がりで出会い、やりとりをさせていただいている方はこの3年ぐらいでざっと100人ぐらいいるのでは・・と思ってます。
◎ぶんじ寮のDIY
「DIYヘルプとか・・平野さんお願い」と、影山さんにお声がけいただいて参加させていただいてますが、DIYもまちのみなさんがぐんぐん進めてるので、私が今できていることは応援ぐらいです。自分たちのやり方で楽しく場づくりができれば、動き始めてからも「あれやってみよう」「これもできそうかも」という空間づくりのことやアレンジもしやすくなっていきます。
「Do it yourself! :自分たちでやってみよう!」というDIYの楽しさを引き出せるお手伝いができれば・・という感じで「ぶんじ寮」の行く末を見守りつつ、一緒に楽しませていただければ嬉しいです。