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大学生9人が編集する雑誌『文鯨』第二号出版をクラウドファンディングで実現!

「あたらしい言葉をつくる」をテーマに、大学生9人が編集する雑誌『文鯨』第二号出版プロジェクト!

芸術・文章表現の最前線で活躍する人びとが言葉について語る実験場としての雑誌を出版するための資金を募集しています!「あたらしい言葉をつくる」をテーマに大学生9人が編集する雑誌『文鯨(ブンゲイ)』第二号出版プロジェクト!

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額130,000円を達成し、2016年10月31日23:59に終了しました。

コレクター
41
現在までに集まった金額
188,523
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額130,000円を達成し、2016年10月31日23:59に終了しました。

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PRESENTER
文鯨

「あたらしい言葉」をテーマに2016年5月に創刊。横浜国立大学に通う大学三年生・四年生計9人が編集から営業、イベント開催まですべてを手掛けています。第二号は特集として”叫びを翻訳すること”を掲げ、2016年12月発刊予定。

このプロジェクトについて

芸術・文章表現の最前線で活躍する人びとが言葉について語る実験場としての雑誌を出版するための資金を募集しています!「あたらしい言葉をつくる」をテーマに大学生9人が編集する雑誌『文鯨(ブンゲイ)』第二号出版プロジェクト!

▼はじめに

はじめまして!『文鯨(ブンゲイ)』編集部です。

今回、大きな目標を達成するためにクラウドファンディングに応募させていただきました。

大きな目標とはわたしたち『文鯨』編集部が出版している文芸雑誌『文鯨』第二号を刊行することです。
編集部と言っても部員は横浜の大学に通う大学3年生・4年生ら合計9人というとても小規模な編集部ですが、真剣に、真面目に雑誌の編集をしています。

『文鯨』は、「あたらしい言葉をつくる」を探求することをテーマにした雑誌です!

具体的に言うと、写真・詩・演劇・映画・服飾などの分野において、その真っ只中で活躍されている方々による文章や作品の寄稿によって成り立っています。

それぞれの文章表現・芸術表現の一つ一つを、バラバラのものとして考えるのではなく、「あたらしい言葉」というコンセプトのもとに一つの場所(雑誌)をハブのようにして、領域を超えた読み方や考え方に接続していくような体験を試みるために『文鯨』を始動させました。

▼『文鯨』創刊号について

2016年5月に完成した創刊号では本誌のテーマにもなっている「あたらしい言葉とは何か?」を総特集とし、新進気鋭の詩人・文月悠光さんやひとり出版社「夏葉社」を営む島田潤一郎さん、振付家でダンサーの岩渕貞太さんなどに寄稿をお願いしました。

振付家・ダンサーである岩渕貞太さんによる執筆文(『文鯨』創刊号より一部抜粋

寄稿者のなかには普段から文章を書くことが生活と繋がっていない人もいました。

自身の製作についてまとまった文章を書いたことがないという人さえいました。

誤解を恐れずに言えば文章を書くことが得意ではないと打ち合わせの時点でおっしゃった方にも執筆をお願いしました。しかし、そんな方にも、そんな方にこそこの『文鯨』をご自身を新たな状況に踏みいれるきっかけとなってくれればという思いで執筆をお願いしました。

というのは、言葉を綴ることは専門家や活字を扱うことを生業とする人たちだけのものではないという思いがあるからです

言葉はありふれていて、誰にも手の届くところにあると思うのです。

そのなかで「あたらしい言葉」を探求するためには、色々な状況下での言葉の数々をもっともっとたくさんの人が見て読んで、考える必要があると考えています。

また、創刊号の表紙は現在日本画家としてご活躍中の 吉澤舞子さんに特別に描いていただきました!

<創刊号執筆者一覧>

文月悠光(詩人)、高柳克弘(俳人)、城李門(『文鯨』編集部)、ナカムラクニオブックカフェ6次元・店主)、岩渕貞太(ダンサー・振付家)、田島ハルコ(ミュージシャン)、井上雅人(服飾研究家)、石津那帆(詩)、三浦翔(演劇批評)、島田潤一郎(夏葉社)、伊藤隼平(『文鯨』編集部)

*表紙絵:吉澤舞子(日本画家)
*『文鯨』タイトルロゴ:岩井悠(タイプデザイナー)
*挿絵:平岡瞳(版画家)

▼これまでの活動

『文鯨』のスタートダッシュは5月1日に開催された「文学フリマ東京」です!

文学フリマ東京での『文鯨』創刊号販売ブースの様子

文学フリマでは、本を愛する多くの方々に手に取っていただきました。
ただの販売ブースではなく、日本画家・吉澤舞子さんに書いていただいた表紙絵の原画(!)をテーブルに展示するなど、直接買っていただいた方へ記念になるようにと販売ブースをつくりました!

そして2016年5月の発刊後、私たち自身で都内を中心に書店へ営業に行き、 三省堂書店池袋本店や、代官山蔦屋書店B&B(下北沢)をはじめとして現在20店舗ほどの書店様に本誌を置いていただいています。

横浜・BankARTにてお取扱い頂いている『文鯨』創刊号

基本的には都内・神奈川県下の書店様に置いていただいていますが、神戸や名古屋、京都など全国各地に少しずつではありますが『文鯨』を広めていきたいと思っています。

そして、6月には荻窪にあるブックカフェ・6次元にて 文鯨創刊記念イベントを行いました!

題して「 文鯨の夜 ~”あたらしい言葉”は存在しうるか~」です!

トーカーは6次元店主かつ創刊号に寄稿していただいている ナカムラクニオさん、同じく創刊号に寄稿していただいている夏葉社・島田潤一郎さん、そして『文鯨』編集長の伊藤隼平と城李門です。

お客さんが来てくれるのかドキドキの編集部でしたが、なんと、イベントが始まるころには6次元はお客さんで一杯に!

『文鯨』を創刊するに至った経緯や編集の際の裏話をしたり、“あなたが思う新しい言葉とは何か?”という問いを会場にいらしてくださったお客さんと共に考えたり。

また、『文鯨』を読んでの貴重な率直な感想を頂き、『文鯨』編集部にとって次号の糧となるようなエネルギッシュなトークイベントでした。

その他、『文鯨』編集部の日々の活動は各SNSを通してご覧になれます!

リンク: TwitterFacebook

是非ご覧ください!

▼『文鯨』第二号について

2016年12月発刊予定の『文鯨』第二号、特集は「 叫びを翻訳すること(仮)」 です。

第二号では、創刊号に引き続き「あたらしい言葉とは何か」という『文鯨』の通底をなすテーマに加えて、その問いをより明確なものとして考えていくために特集として「叫び」に注目します。

単に「叫び」と言ってもその意味は多岐に渡ります。
その中でも本号では、詩・絵画・映画・小説などに描写される切実な人びとの「叫び」、そしてデモの際にあげられるシュプレヒコールや労働者の声などより私たちの生活に密着した現実的な生活における「叫び」に着目します。

言葉の問題を考える際にいま叫びがどのように描写されているのかという問いは避けて通ることができません。

わたしたちは他の人が起こした叫びが引き起こされる契機となった思考や仕組みを、少しでも垣間見ることは可能なのか?という疑問を常に持ちつつ、焦点を絞ることで「あたらしい言葉」の探求のアプローチにしたいのです。

<第二号執筆予定者の紹介>

以下、第二号で執筆していただく予定の方々のプロフィール紹介です!
この場でお見せできる情報は限られてしまいますが、まだまだ執筆者は増えます(現在もアポ取り中です。確実に増えていきます!)ので、ご期待ください。執筆が決定次第、随時更新していきます!

上田由至(プロレタリア/ノイズミュージシャン)

プロレタリアのノイズミュージシャン。横浜国立大学教育人間科学部人間文化課程卒業後、現在は電気工事会社に勤務。1stアルバム『プロレタリアの夜』が発売中。詳しくはこちらからSOUNDCLOUDTwitter

『文鯨』第二号では上田由至さん自身が2013年からつけている日記をもとに、「労働日記(仮)」を執筆予定。

荻野洋一(演出家/映画評論家)

番組等映像の演出/映画評論。WOWOW「リーガ・エスパニョーラ」などテレビ番組を多数演出。1996年から2014年まで横浜国立大学で非常勤講師を勤めた。元「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」編集委員。現在は「リアルサウンド映画部」、「キネマ旬報」、「NOBODY」、「boidマガジン」、「映画芸術」等で映画評論を寄稿するほか、個人ブログも日々更新中(http://blog.goo.ne.jp/oginoyoichi)。

スズキタカユキ(デザイナー)/楠田ひかり(『文鯨』編集部)

1975年愛知県生まれ。 東京造形大学在学中に友人と開いた展示会をきっかけに映画、ダンス、ミュージシャンなどの衣裳を手掛けるようになる。 2007年より東京コレクションに参加。

2009年には、Milano Unicaでのイベント「オン・ステージ」に世界の新鋭デザイナー10名の中の一人として選ばれ、合同ショーに参加。近年では、様々な企業とのコラボレーションや、アートユニット《TENKI》、パフォーマンスプロジェクトの《仕立て屋のサーカス》での活動も行う。

様々なアーティストへの衣装提供に加え、《マームとジプシー》などの舞台衣装、舞台美術のデザイン/制作を手掛けるなど活動の場を広げている。

ファッションの分野を超えた活動で注目を集めるスズキタカユキ。『文鯨』編集部・楠田ひかりがインターンシップ生として携わったウェディングドレス製作の現場での体験・写真記録をもとに衣服と言葉について思索します。


嶌村吉祥丸(写真家)

東京生まれ。ファッション誌、広告、カタログ、アーティスト写真など幅広く活動。過去の写真展に "Unusual Usual" (Portland, 2014)、「東京男子」(Tokyo, 2015)、"You are good" (Tokyo, 2015)、"Inside Out" (Warsaw,2016)、"The Room"(Tokyo, 2016)など。 www.kisshomaru.com/

柳澤田実(哲学者)

専門は哲学、キリスト教思想。倫理と倫理を巡る様々な表現をテーマに研究している。1973年ニューヨーク生まれ。現在、関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。
編著書『ディスポジション』(現代企画室、2006年)、共著『3・11後の思想家25』(左右社、2011年)、『倫理:知のエコロジカル・ターン3巻』(東京大学出版会、2013年)、
『イエスの魚釣り』(NTT出版、近刊)。Twitter

山本浩貴+h(「いぬのせなか座」共催)

1992年生。「いぬのせなか座」共催。言語表現をベースに〈私の死後の私〉や空間、共同制作等について制作・思考・議論する。小説に「遠路市街」(09年)、「Puffer Train」(12年、草稿前半部で第53回群像新人文学賞最終候補)など。批評に「新たな距離 大江健三郎における制作と思考」(15年、『いぬのせなか座』1号)、「閉鎖性を条件とする《空》の相互観測とアニミズム わたしの新たな身体の制作に向けたふたつのルートの仮設計」(16年、『週刊俳句』第482号)など。展示・パフォーマンスに「つよいありんこ」(16年、blanClass)など。

... その他、随時更新予定!

<『文鯨』第二号基本情報>

 発刊日:2016年12月(予定)
 本体寸法:140(W)×212(T) A5変形サイズ
 ページ数:約100ページ(予定)
 本体価格:900円(予定)
 発行部数:1000部(予定)

執筆予定者(敬称略):
石川初(建築学者)/稲川方人(詩人)/上田由至(ノイズミュージシャン)/荻野洋一(映画評論家)/楠田ひかり(『文鯨』編集部)/嶌村吉祥丸(写真家)/城李門(『文鯨』編集部)/三浦翔(演劇批評)/柳沢田実(哲学者)/山本浩貴+h(「いぬのせなか座」共催)...and more !

創刊号に引き続き都内を中心として日本全国の書店販売や、『文鯨』WEB販売を中心に展開していきます!

▼資金の使い道

『文鯨』は基本的には編集部9人で自費出版していますが、やはり学生である自分たちだけでは出版に必要な資金をすべて賄うことが難しい状況にあります。

第二号発刊に際して必要な資金は全部で 約40万円。そのうちの約3/4、つまり30万円が雑誌を完成させるための印刷費・製本費になります。

編集部員による出資、そして広告費などで今現在約27万円は確保できる状態にありますが、尽くせる手段はすべて尽くしたところでやはり あと13万円、どうしても学生9人の力では用意することが難しい状況です。

何故、いま本という媒体で想いを発信しようとするのか?

誰でも使える便利なインターネットを利用すればもっと費用を安く抑えることができるかもしれないのに。どうしてわたしたちは本という媒体にこだわっているのか?

それは「書籍」というモノとして手元に残すことができること、モノがあることによってまだ見ぬ次世代の人びとに受け渡され、読まれる可能性があるんじゃないか?

臨時会議中の編集長たち

インターネットでは味わうことができない、「書籍」としての強さを大切にしたい。

5月に創刊してから「書籍」という形で多くの人々の手に渡り、「文鯨」を通して「あたらしい言葉」という漠然とした課題を考える入り口として雑誌が機能したことを実感しました。

また、雑誌としての形態やページなどのつくりのこだわりに興味を持ち手に取って下さった方々もいらっしゃいました。寄稿して頂いた文章と同じく吉澤さんの表紙絵も「文鯨」創刊号の輪郭を形作る大きな要素となりました。

装丁、組版、紙の質感など、本として雑誌としてのメディアの強さを信じて、わたしたち自身が本づくりに夢中になっている。だから資金をなんとかして集めてまでも「書籍」というかたちで言葉を発信したいのです。

▼リターンについて

ご支援いただいた方へ、『文鯨』編集部ならではのオリジナルな特典をご用意しています。
中にはこのプロジェクトでしか入手することのできないレアな特典もありますのでぜひご一読ください!

*『文鯨』第二号プレゼント
 このプロジェクトの資金をもとに発刊する予定の『文鯨』第二号をお送りいたします!

*特製ポストカード 4種 セット
 日本画家の吉澤舞子さんが『文鯨』のために描き下ろしてくださった創刊号の表紙絵のポストカード1種+第二号に作品を寄稿していただいている嶌村吉祥丸さん撮り下ろしのポストカード3種をお送りします。(尚、ポストカードの内容は変更する可能性がございます)

*『文鯨』オリジナル クリアファイル
 普段使いしやすい、編集部オリジナルデザインのクリアファイルをプレゼントします!ここでしか手に入らない貴重な特典になります。

*お友達用にもう一冊プレゼント!
 お友達に配るもよし、観賞用として、保存用として、『文鯨』第二号をもう一冊お送りします。

*残部僅か!『文鯨』創刊号プレゼント
 創刊号、嬉しいことに実は残部が簡単に数えられるほどになってきています!第二号と合わせて読めばより『文鯨』の面白さがわかるはず。

*第二号発刊記念トークイベント招待チケット
 12月発刊予定の第二号のトークイベントに無料でご招待します!創刊号発刊イベントと同様に『文鯨』に関係のあるゲストお呼びして、一回限りのトークイベントを開催する予定です!(交通費はご負担願います)

*公式ホームページにSpecial Thanksとしてお名前(ニックネーム可)を掲載
『文鯨』の公式ホームページにご協賛頂いた方のお名前を掲載いたします!(掲載期間は1年間を予定しております)

▼想定されるリスクとチャレンジ

『文鯨』編集部はプロジェクトを成功させるため、また、本誌を皆様のお手元に届けるため、全力でこのチャレンジに挑みます。
わたしたちは執筆者の方々や印刷・製本会社、広告を掲載してくださる出版社や書店さまの大きな協力のもとに『文鯨』第二号を発刊しようと考えています。しかし、予期せぬアクシデントなどにより従来の予定の変更が生じる可能性があります。

また、資金が目標金額に到達しなかった場合、『文鯨』第二号の仕様・発行部数の変更やリターンのプレゼントのデザインの変更がある可能性があります。何卒、ご了承くださいませ。

▼さいごに

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

わたしたち編集部はさまざまな芸術表現・文章表現をもう一度しっかりと見直すことで、 簡単に「利用」してしまう言葉のありようについて考えたい。そしてその実験の過程をも雑誌にして世の中に送り出したい。

わたしたち自身が、そして周りの人がよりよく生きるために避けて通ることのできない 「言葉」の問題に真剣に取り組みたい。

そのような想いで雑誌『文鯨』の編集を行っています。

好評をいただいた創刊号に引き続き、第二号を発刊するためにはみなさまのお力添えが必要です。プロジェクトが成功した場合、募っていただいた資金は大切に使わせていただきます。

志ばかり高く、未熟な編集部ですが、第二号発刊までこぎつけたいと思います。
ご協力、どうぞよろしくお願いいたします!

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    • 残部僅か!『文鯨』創刊号も1冊プレゼント!
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    • 2017年01月 にお届け予定です。
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    30000円リターン

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