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笹久保伸による写真集「武甲山」をクラウドファンディングで実現!
秩父の神の山『武甲山』を地元の芸術家が記録した写真集。
産業開発によって日々その姿を変貌させている秩父地域の神の山・武甲山。
その姿を後世に伝えるべく「写真集」というかたちでリリースすることを目的とします。
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「地球のキラめきを本にする。」を理念として、ベジタリアンライフマガジン「veggy(ベジィ)」の他、食と健康、社会系の書籍を専門とする出版社。
秩父の神の山『武甲山』を地元の芸術家が記録した写真集。
産業開発によって日々その姿を変貌させている秩父地域の神の山・武甲山。
その姿を後世に伝えるべく「写真集」というかたちでリリースすることを目的とします。
秩父を拠点に活動するギタリスト・笹久保伸(ささくぼ・しん)は、
近年、音楽分野に留まらない表現活動を展開してきました。
その表現方法は、美術、映画、役者、パフォーマンス、文筆、講演など多岐にわたります。
彼にとっての根源的な創作アイデンティティで、
近年の芸術活動の根幹を成す「武甲山」を追いかけた記録の集大成が、本プロジェクトです。
笹久保伸はギタリストですが、アイデアと本能に身をまかせ、
その時必要とする表現方法を自由に選びながら様々な作品を発表し続けてきました。
ここでの彼は、自分のフィルターを通して
被写体と対峙しシャッターを押し続けている写真家の一人です。
彼が写真家として追い続けてきた被写体は、
変化し続ける山としての武甲山と、産業のために神の山を切り崩す道を選択した秩父地域。
本来、山はそこにあり続けるものですが、武甲山は毎日消滅し続けています。
笹久保伸は、この消滅してゆく山が放つ絶望に導かれ、
爆破され削られた岩の姿の中にすら何か秩父的な造形美(アート性)の断片を
見つけ出すことができるかもしれないと思うようになりました。
武甲山は秩父神社の神体山でもあることから、
この地では「神の山」=秩父の象徴として知られています。
しかし一方で、武甲山は、秩父で暮らす(暮らした)人たちにとっては
あまりにも当たり前の存在として風景に溶け込み、
いつしか意識の外へと追いやられてしまっている山でもあるのです。
笹久保伸は「武甲山は、まるで透明な山だ」とも表現します。
この写真集では「武甲山」を写真の中で再発見することができるでしょう。
笹久保伸が山の異変に気づいたのは数年前のことでした。
4年間の南米留学から帰国した時に、
秩父の原風景としてそこにあったはずの武甲山が変貌を遂げていたのです。
山は変わらずそこにあり続ける。
けれども笹久保の記憶にある武甲山はもうそこにはありませんでした。
気がつけば、はるか高みから自分を見下ろす山にカメラを向け、シャッターを押していました。
一人の写真家が、生涯を費やす被写体との遭遇を果たした瞬間です。
笹久保はすぐに足を武甲山へ向けました。
遠目から見えた武甲山の変化は、近づくことでより鮮明に浮き上がってきます。
地域に愛されてきた武甲山。
その「今」を記録するということは、未来にとって必要なことであり、
それは芸術や記録や一つの地域という意味を越え、
未来へのメッセージになると信じ、シャッターを押してきました。
笹久保伸の「武甲山」写真集出版へのご協力をお願いいたします。
武甲山は埼玉県秩父市と横瀬町の境界に独立峰として存在する山で、
古くより秩父地域の神奈備山。
また、秩父地域の総鎮守とされる秩父神社の神体山であり、
秩父地域のシンボルの山であり、信仰の対象でもあります。
しかし産業開発によって山は採掘される事になり、
今もなお毎日12時30分に爆破され続けています。
元々の標高は1336mでしたが、1980年に山頂が爆破され
現在の山頂は1304mとなっています。
※より詳しい資料(論文)はこちら
https://sites.google.com/site/kubikinolabo/paper
『武甲山』写真集の出版で発生する費用は、
印刷・製本代、編集費、撮影経費、販売PR等、
実際の費用は約200万となりますが、
写真集出版を遂行するボーダーラインを印刷・製本代のみの100万円として
目標金額に設定させていただきます。
しかしながら、笹久保伸が一つのアートとして
よりクオリティの高い『武甲山』の写真集を制作するためには、
目標の100万円それ以上の支援金を必要とします。
一人でも多くの方々のご支援を心よりお待ちしています。
写真集概要(予定)
発売時期:2017年2月
判型:A4・横向きサイズ
部数:3000部
販売場所:全国の書店、Amazon他、ネットストアなど
「地球のキラめきを本にする」出版社。
ヘルシーなベジタリアン食&ホリスティックライフ情報をお届けする雑誌「veggy」他、
それに付随した食・健康・社会・思想といったテーマを取り上げた書籍を手掛ける。
キラジェンヌ初となる写真集出版。
これを仕掛ける人物は、武甲山を撮り続ける笹久保伸の活動に目をとめた、
同じく秩父出身であるプロデューサー保泉昌広。
キラジェンヌ株式会社は、本プロジェクトの企画を務め、
このプロジェクト後、多くの人の手に、記憶に、より深く残る写真集を制作いたします。
埼玉県秩父郡横瀬町出身のギタリスト・作曲家。
笹久保伸(ささくぼ・しん)
[Shin−Sasakubo HP]
[Facebook]
[Twitter]
現代音楽とアンデス音楽を演奏するギタリストとして
イタリア、ギリシャ、ブルガリア、キューバ、アルゼンチン、チリ、ボリビア、ペルーでソロ公演。
2004年〜2007年
ペルーに在住し、アンデスの農村で音楽を採集調査しながら演奏活動をおこない、ペルーで大手レーベルから13枚のCDをリリース。
2008 年
来日中のペルー大統領への演奏会をおこなった(在日ペルー大使館にて)。
2008年より郷土をテーマとしたアート運動『秩父前衛派』を開始し、音楽、映画、美術、演劇、写真、文筆、講演など様々な文脈で活動。
2015年
映画「PYRAMID−破壊の記憶の走馬灯」を発表。
山形国際ドキュメンタリー映画祭・日本プログラムで公式上映。
2016年イメージフォーラム・フェスティバルにてノミネート。
〜2016年
これまでにCD26枚をペルーと日本のレーベル各社からリリース。
アンデス音楽や芸術、武甲山の事についての講義もおこない、
これまでに早稲田大学、多摩美術大学、京都外国語大学、青山学院女子短期大学、
東京医科歯科大学、和光大学などで特別講義。演奏以外に講義活動もおこなう。
現代の作曲家と交流を持ち、高橋悠治、Sylvano Bussotti、Carlo Domeniconi、杉山洋一らの新作を初演。
2016年7月
研究論文「秩父・武甲山論」を発表。
【おもな受賞】
・アルゼンチンコスキン音楽祭日本代表審査会 1位(最年少記録)
・日本ギターコンクール高校生の部 1位
・埼玉ギターコンクール 1位
・アムランコンクール(ラテンアメリカ音楽コンクール)2位
・日本ギター音楽大賞2位
・日本J.Sバッハギターコンクール3位
・J.Sバッハ国際ギターコンクール4位(ドイツ)
芸術運動「秩父前衛派」 / Chichibu Avantist
秩父前衛派はペルー滞在を終えて帰国した笹久保伸が埼玉県秩父市にて2008年頃より始めたアート運動。
笹久保伸、青木大輔の二人を中心に、
制作する内容によってメンバーが入れ代わりながら
これまでに音楽、映画、美術、写真、文筆、演劇などの表現分野で活動。
秩父地域が持つ根源的な『前衛性』に注目し、
郷土・民俗・歴史・民間伝承・民謡・地域性・地域環境などの地域素材を第一フィールドとして調査研究し、
その第二フィールドをトラヴァースしながら「作品」という形でアウトプットする活動を続けている。
◎2008年〜2012年、秩父でフィールドワーク調査活動。各地で演奏。
◎2013年、多摩美術大学にて講義「20世紀美術論」を担当。
◎2014年、映画「犬の装飾音」「秩父休符」を発表。CD「秩父前衛派」発表。
◎金沢21世紀美術館の粟津潔展にて高橋悠治×秩父前衛派で公演。(2014)
◎椹木野衣×飴屋法水の芝居公演「グランギニョル未来」にて音楽と役者を担当。(2014)
◎CD「すてたろう」・「秩父遥拝」発表。(2014)
◎2015年、CD「PYRAMID−破壊の記憶の走馬灯」発表。
◎2015年6月、キューバ公演。
◎2015年、映画「PYRAMID−破壊の記憶の走馬灯」発表し山形国際ドキュメンタリー映画祭日本プログラムにて公式上映。
◎2016年、瀬戸内国際芸術祭に公式招聘、3月から11月まで作品展示。
◎2016年、イメージフォーラム・フェスティバルにて映画「PYRAMID−破壊の記憶の走馬灯」ノミネート。
4月、ギャラリー:ナオナカムラにて個展。
6月、KEN(三軒茶屋)にて個展。
神の山、武甲山の今を伝えるための写真集を制作するためのご支援をいただきたく、
プランに応じて様々なリターンをご用意いたしました。
笹久保伸の活動にご賛同くださる方は、ぜひご支援をお願いいたします。
※著者の希望により今回ご協力いただけるのは個人の方に限ります。
▶「武甲山」ステッカー
笹久保伸が撮影した「武甲山」の写真をハガキサイズ(予定)のステッカーにしてお届けします。
▶「武甲山」写真集
写真集『武甲山(仮題)』完成イメージ
笹久保伸が撮影した「武甲山」の写真を、
アートブックとして、今の現状を伝える手段として、写真集として制作いたします。
秩父出身の芸術家・笹久保伸だからこそ撮影できる「武甲山」が詰まった一冊をお届けします。
▶出版記念イベント
写真集の出版後、そのお披露目と、笹久保伸というアーティストを
より多くの支援者に知っていただくための出版記念イベントを開催。
2016年3月、都内某所にて開催予定。
笹久保伸による撮影・制作秘話などをお楽しみいただきます。
▶武甲山登山(日帰りor宿泊)
埼玉・秩父「武甲山」で目指す登山場所イメージ
写真集の出版後、笹久保伸と行く日帰り「秩父・武甲山」登山へご招待。
写真の風景にある場所や、撮影秘話などをからめて日帰り・宿泊プランの支援者と共に、20名限定で遂行いたします。
▶オリジナルプリント写真
笹久保伸による「武甲山」オリジナルプリント写真をお届けします。
迫力ある大きさで武甲山をご覧いただけるよう、A4サイズ(予定)の大きさで、
家に飾ったり、プレゼントにもピッタリな造りのオリジナル写真です。
▶美術作品(ドローイング)
アーティスト笹久保伸が描く美術作品(ドローイング)をお届け。
笹久保伸作・過去の美術作品(イメージ)
埼玉県・秩父「武甲山」。
……きっとこの山が身近でない人にとっては、単なる「山」でしか過ぎないかもしれません。
そして、武甲山を知ることのない方は、まだまだ多くいっしゃると思います。
しかし、この写真集を出版することにより、秩父にある山「武甲山」は、
リアルを超えて多くの人の目に触れていただくきっかけとなり、記憶に残ることでしょう。
これまで秩父に住んでいる人にとって、単なる「山」であった武甲山。
それが、この先秩父で生きる人をはじめ、多くの人にとって「御神体」であってほしい。
産業開発によって日々変貌を遂げているその山の行末を、
多くの人に見届けていただくために、このプロジェクトを始動します。
どうぞ、皆さまのご支援の程、よろしくお願いいたします。
皆さんこんにちは、ギタリストの笹久保伸です。
今回、ある写真集を出すために皆さまにご協力をお願いする事にしました。
僕は、武甲山の町(埼玉県秩父郡横瀬町)で育った音楽家です。
子供の頃から無意識のうちに見ていた「武甲山」の写真集を出したいと思っています。
この山は秩父地域の人々の原風景であると同時に、自分のアイデンティティの一部であると感じています。
僕は南米留学を終えて帰国したある日、秩父の図書館で一冊の写真集と出会いました。
それは秩父の写真家・清水武甲(しみずぶこう・1913〜1995)の『武甲山』という写真集でした。
この写真集の写真が撮影されたのは僕の生まれる前で、
そこには自分が見たことのない未知の「武甲山」が写っていました。
自分は武甲山を毎日見ながら育ったはずですが、
その写真集には自分が見たことのない破壊される前の武甲山が写っていて、
それは僕にとって凄まじく強烈なカルチャーショックとなりました。
迫力ある美しい山がたった半世紀で今のような姿になる―
それは例え産業のためにやむをえなかったとはいえ、地域にとっては計り知れないほどの深い悲しみです。
長い間地域に愛されてきた武甲山は、
日本の高度経済成長を裏側で支えた田舎の山としてリアルにその傷を私たちにさらし、
現在も採掘は続き毎日その姿を変化させている山です。
写真というのはある角度から見れば「記録」のメディアなのかもしれません。
ですが、
僕は単に山の記録としてだけではなく、
自分の芸術アイデンティティを探求する上での一つの被写体として、
また秩父でアートをする上での表現手段として、
地元の山「武甲山」を追いかけています。
武甲山を被写体に選んだのは地元の山だからという理由からだけではありません。
世界中にある被写体の中から、僕は自分の原点にフォーカスし武甲山を選びました。
地域から愛されている神の山が、市民・町民の目の前上空で毎日破壊されているのは
理由抜きにして痛々しく、それは狂気の光景です。
それが自分の育った地域の環境であることを再認識することから秩父での制作が始まりました。
清水武甲さんの写真集に出てくるあの美しい武甲山は地球上から永遠に消滅してしまい、
ふるさとの美しい山の姿も永遠ではない時代に僕たちは今生活しているのだと
清水さんの写真から気づかされました。
そんな中で僕は、今の自分にできることは、
「清水武甲が撮る事のなかった武甲山を撮ることではないか」
と思うようになりました。
清水武甲さんの写真集「武甲山」が出版されたのは1976年。今からちょうど40年前です。
考えてみると、この40年で山頂は爆破され喪失し、山肌は抉られて白い血を流し、
信仰の対象であった聖なる岩々も、自生していた天然記念物の植物も爆破により消えてなくなり、
武甲山の姿は凄まじい変貌を遂げました。
この町で僕は目を開き山を歩きながら創作・思考するという事を徹底的に続けてきました。
そもそも登山が好きではなかった自分ですが、
武甲山の不思議を追いかけ雨の日も、台風の日も、大雪の日も、炎天下の日も、祭りの日も、お盆の日も、朝も昼も夜も必死に登山し、数え切れないほどの無駄足を運び、死にそうになりながら、道を探し、撮影してきました。
地域の良き先輩方や仲間達の支えがあったから撮影を続けられたという事に深く感謝しています。
写真になった「武甲山」からは一体何が見えてくるのか、見ていただきたいです。
皆さま、武甲山の写真集の出版にご協力をよろしくお願いします。
笹久保伸
5000 円
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残り7枚
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