理事のメッセージ(後半)
vol. 4 2023-06-03 0
昨日支援額50万円を突破しました!!ご支援本当にありがとうござざいます。
今回のアップデートは、前回に引き続き、日本冒険遊び場づくり協会の理事から、本プロジェクトに対する意気込みなどメッセージをお届けいたします。
(前半はこちらから)
■入江雅子
新宿・戸山プレイパークの会前代表、NPO法人ゆったりーの代表理事
東京都の新宿区にある戸山公園で週5日の冒険遊び場を開催して16年になります。いろいろな年齢の子どもが遊びに来ますが、冒険遊び場は大人にとっても居心地がいい場所になっています。
現代社会では、近所から苦情を言われないように家で子どもを静かにさせなければならないプレッシャーを多くの親が感じています。
社会全体が、もっと子どもに寛容で大人も子育てに関わることが誇りに思える社会になってほしい、そのためにも、冒険遊び場を通じていろいろな人と一緒に、こどもってなに?遊ぶってなに?を考えて行けたらと思います。そんな活動を広げていくために、どうぞ、皆さま、応援よろしくお願いします。
■大影佳史
関西大学 環境都市工学部 建築学科 教授
かつて名古屋在住時にてんぱくプレーパークと出会い、子どもとともに活動に参加するなかで、おおくの気付きとまなびがありました。建築・都市を専門分野としていますが、この冒険遊び場との出会いをきっかけに、実践的な場所づくりと調査研究の双方の活動を行いながら、子どもの環境、遊びの環境や場づくりの大切さや意義について考えるようになりました。
次の20年にむけて、これまでの遊び場づくりの活動や、関わってきた人達の想いが、さらに社会に、まちに、ひろがり実りあるものになるように、みなさんとともに楽しみながら取り組んでいければと思います。ご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします。
■岡村恵子
さっぽろ冒険遊びの会世話人、あそびばネット北海道代表
東京で子育て中に関わるようになった遊び場づくりですが、札幌転居をきっかけに協会会員になり、そのご縁で札幌でも遊び場づくりを始め、今に至ります。わたしが活動しているさっぽろ冒険遊びの会のプレーパークには、転勤族の親子もたくさん遊びに来ます。頼る人がいない親子がプレーパークでおしゃべりして一息つき、友だちをつくっていく姿をずっと見てきました。越してくる人がいれば、越していく人も。引越し先に遊び場があるかどうか、協会の全国冒険遊び場検索マップを一緒に見て確認することもしょっちゅうです。検索マップがあってよかった!でも願わくば、もっとたくさん遊び場があるといいですね。冒険遊び場で育った子どもたちが次の遊び場づくりを担い、遊びあふれるまちがひろがっていくことを願っています。
■久米隼
NPO法人 日本冒険遊び場づくり協会 理事、元事務局長
たまたま学生の頃に出会った冒険遊び場づくり。すっかり魅了されてしまい、その自分の感動を次に伝えていく活動をしています。今回のクラウドファンディングが、もっと、もっと「遊びあふれるまちへ!」の輪がひろがるきっかけになりますように!
■髙橋 利道
フリーランス プレイコミュニティワーカー・プレイワーカー、まちづくりコーディネーター
建築・土木を学んでいた学生時代、就職の方向性に悩んでいた時にたまたま参加した合同会社説明会で「子どもの遊び」に関われる仕事(遊具メーカーさんでした)があることを知り、色々と調べている中で見つけた「冒険遊び場」。調べれば調べるほどに「これだ!」と思い、全国の冒険遊び場に訪れ回ってから20数年。今ではそれが仕事でありライフワークになっています。冒険遊び場に出会っていなければ、今頃どんな人生を歩んでいたかわかりません。
私は冒険遊び場づくりは、子どもにとって大切な育ちの場であるとともに、社会を変える活動だと思って携わっています。冒険遊び場づくりの何が社会を変えるのか。それは、主体的に自らが生きる環境を変えていこうとする大人が増える活動だと感じているからです。自分の子ども、あるいは社会の中で子どもたちがもっと子ども時代を子どもらしく、ありのままに生きられることが大切だと考え、そのための環境をつくっていく人たちが集まっている。それはつまり、自分たちが大切だと考える社会のために、自ら環境に働きかける人たち=主体的市民です。そういう主体的な大人が増えることが結果として社会を変えていくと思っています。
あと、単純に子どもが何かやってみたいことを見つけて、走り出していく時の顔が好きだし、単純にここに集っている人たちとあーだーこーだ言いながら場をつくったり、遊んだりすることが楽しいのです。自ら環境に働きかけるって大変なこともあるけど、とても刺激的で楽しいのです。
もっともっと冒険遊び場づくりの楽しさや魅力を多くの人に知ってほしいです。
「遊び あふれる まち!」をみんなでつくっていきましょう!
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冒険遊び場づくりの魅力が少しでも伝わったら嬉しいです。
そして、この魅力がもっと多くの人に伝わってほしいです。
引き続き応援をよろしくお願いします。
特定非営利活動法人 日本冒険遊び場づくり協会 理事
クラウドファンディング統括 高橋 利道