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地域の中で子どもを中心に大人も生き生きと過ごすための取り組み「冒険遊び場づくり」を広めたい。日本冒険遊び場づくり協会20周年記念プロジェクトをクラウドファンディングで実現!

子どもも大人も生き生きと過ごせるまちづくり
「遊び あふれる まちへ」日本の冒険遊び場づくりを全国にもっと広げたい

「遊び あふれる まちへ!」が合言葉。「冒険遊び場づくり」という、地域の中で子どもを中心に大人も生き生きと過ごせるまちづくり・社会づくりの取り組みをもっと全国に広げたい。法人化20周年記念事業をさらなる推進力に!

FUNDED

このプロジェクトは、2023年8月31日23:59に終了しました。

コレクター
290
現在までに集まった金額
2,816,000
残り日数
0

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このプロジェクトは、2023年8月31日23:59に終了しました。

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「遊び あふれる まちへ」を合言葉に、日本全国で500以上あるといわれている冒険遊び場づくり活動の支援を通して、子どもも大人も生き生きと過ごせる社会づくりに取り組んでいる団体です。2003年にNPO法人格を取得して、法人化から丸20年を迎える2023年の今年、初のクラウドファンディングに挑戦しています。

このプロジェクトについて

「遊び あふれる まちへ!」が合言葉。「冒険遊び場づくり」という、地域の中で子どもを中心に大人も生き生きと過ごせるまちづくり・社会づくりの取り組みをもっと全国に広げたい。法人化20周年記念事業をさらなる推進力に!

はじめに

こんにちは、NPO法人日本冒険遊び場づくり協会です。

私たちは「遊び あふれる まちへ」を合言葉に、日本全国で500以上あるといわれている冒険遊び場づくり活動の支援を通して、子どもも大人も生き生きと過ごせる社会づくりに取り組んでいる団体です。2003年にNPO法人格を取得して、法人化から丸20年を迎える2023年の今年、初のクラウドファンディングに挑戦します。その目的はこれまでの当協会の歩みをまとめ、次の20年の冒険遊び場づくり、子どもも大人も生き生きと過ごせる社会づくりにつなげることです。

奇しくも今年はこども基本法が施行され、こども家庭庁が設置された年でもあります。「こどもまんなか社会」の実現に向けて動き出すこのタイミングに、冒険遊び場づくりの可能性をより多くの方に知っていただきたいと考えています。

冒険遊び場ってこんな場所

冒険遊び場はプレーパークとも呼ばれていて、子どもが「遊び」をつくる遊び場です。
そこでは火を使ったり、地面に穴を掘ったり、木に登ったり、何かものをつくったり・・・。
落ち葉やどろんこや自然の素材を使って、遊び場にあるスコップや金づちや大鍋を使って、自分の「やってみたいと思うこと」を実現していく遊び場です。
さまざまな遊びが展開されていくので、変化しつづける遊び場ともいえます。
禁止するのではなく、いっしょに考えてやってみる。
のびのびと思いきり遊べる環境をつくり、子どもが生きる力を育むことを支えようとしている場所です。

実際どんな場所なのかは、写真を見ていただくのがいいと思うので、全国の冒険遊び場の様子をいくつかご紹介します。

月寒公園であそぼうかぁい(北海道札幌市)

気仙沼あそびーばー(宮城県気仙沼市)

片倉うさぎ山プレイパーク(神奈川県横浜市)

おかやまプレーパーク(岡山県岡山市)


すくすくプレーパーク(福岡県朝倉市)

それぞれの地域や開催場所の特性を活かしながら、いろいろな道具や素材を準備して、子どもたちの中から湧き上がってくる「やってみたい」を実現できるようにしています。

全国各地で、それぞれの地域に住んでいる皆さんが、各々の団体の規模や開催場所に合わせて活動をしているので、一つとして同じ冒険遊び場はなく、開催頻度なども様々というのも一つの特徴と言えます。


第8回冒険遊び場づくり活動団体実施実態調査より

各地の冒険遊び場の情報は当協会のホームページで検索できるので、ぜひお近くの冒険遊び場を探して足を運んでみてください(なお、このページは団体から登録申請があったもののみ掲載しているので、全国全ての団体を網羅しているわけではありません。お近くの団体がなかった場合は、検索サイトで「お住まいの自治体名+冒険遊び場(あるいはプレーパーク)」で検索をしてみてください)。


あと、忘れずお伝えしたいことが、子どもの遊び場づくりの活動ではあるのですが、その活動を通して大人たちの人生にもプラスの影響が生まれていることです。我が子や地域の子どもの笑顔が見られることもそうですし、一緒に共通の目標に挑む仲間がいることは、日々の生活に少なからず活力を与えていると思います。活動形態は様々ですが、大人も楽しみながら遊び場づくりに取り組んでいます。

なぜ冒険遊び場が必要なのか

みなさんは子どもの頃、誰とどこでどんな遊びをしていましたか? 泥団子は作りました? 秘密基地はありましたか? 同級生と空き地や学校の校庭で草野球や草サッカーしたりは? 人形やぬいぐるみでおママごとをしたり? ザリガニ釣りはどうでしょう? あるいは、友達と集まって遊んでいたら大人から怒られるから、仕方なく携帯ゲームで遊んでいた方もいるでしょうか。どんな思い出が最初に思い浮かぶでしょうか。

講座などでこのような質問をすると、年齢が低くなるほどにそういった遊びの思い出の種類が少なくなっていく傾向にあります。みなさんも何となく頷いていただけるのではないかと思います。現代は子どもが自由に遊び過ごすことができない社会になってしまっているのです。テレビなどでは「子どもがボール遊びができる場所がない」ということは定期的に話題になりますが、ボール遊びだけでなく、実はすでに1970年代には、子どもが自由に遊べなくなっていると言われています。それから約半世紀経ちますが、その状況はほとんど好転していません。

遊びとは本人が「やってみたい」と思うことを実際にやってみることです。「やってみたい」という気持ちは人間に備わった本能であり、生きる原動力そのものであり、子どもは遊びを通して、自らを育てていきます。それは教育で他者から与えられる力とは違って、自らの人生をつくりあげていくための生きる力です。だから遊びは子どもの成長にとって必要不可欠なものです。

そして、子どもが十分に「やってみたい」ができるには、自然の要素が多く、自由に遊ぶことのできる環境が身近にあるかどうかがとても重要になります。冒険遊び場は現代において、子どもが自ら遊び育つことのできる環境をつくろうという取り組みなのです。

冒険遊び場たごっこパーク(静岡県富士市)

日本冒険遊び場づくり協会について

冒険遊び場について簡単にご紹介してきましたが、では、日本冒険遊び場づくり協会は何をしている団体かというと、日本において40年以上の歴史がある冒険遊び場づくりの理念と実践の普及を通じて、冒険遊び場づくりに取り組んでいる方々がより活動に取り組みやすくなるようにしたり、社会の中で子どもの遊びがもっと大事にされるように「人材育成」「相談・支援」「調査・研究」「普及・啓発」「計画・設計」の5つの柱で事業を展開しています(以下は事業の一例です)。

例えば、人材育成事業では冒険遊び場づくりの専門職であるプレーリーダーについて学ぶオンライン連続講座を開催したり、子どもの遊び環境づくりの先進地であるドイツとの人材交流事業を行ったりしています。


「日独青少年指導者セミナー」で日本からドイツに派遣団を送った際のドイツでの様子(2019年)

相談・支援事業では自治体からの依頼で、地域で冒険遊び場の立ち上げや運営推進の支援などもしています。これまでに、東京都港区、静岡県藤枝市、茨城県龍ヶ崎市、神奈川県開成町、千葉県習志野市、埼玉県小鹿野町などで事業を行ってきました。

また計画・設計事業では、子どもの遊びに関わる政策を学ぶため内閣官房 こども家庭庁設立準備室(当時)の職員の方をゲストに、こども家庭庁の設立に関する学習会を開催しました(2023年3月)


日本の冒険遊び場づくり事情

20年前は全国で100数十だった冒険遊び場づくりの活動も今では500を超えたと言われています。

しかし、まだまだ多くの子どもにとって身近な場所とは言い難い状況です。
例えば、地域子育て支援拠点(地域の子育て中の親子の交流促進や育児相談等を実施し、子育ての孤立感、負担感の解消を図り、全ての子育て家庭を地域で支える厚生労働省の取組)は全国で約7,800箇所が整備されています。
国の事業でなくとも、冒険遊び場と同じように地域住民の発意で立ち上がり、近年その数が急増しているこども食堂は2022年には全国約7,300箇所で実施されています。箇所数の調査が始まった2016年から6年間で実に約23倍も増えています(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえの調査による)。

自宅や店舗などを使って始められるこども食堂に比べて、冒険遊び場の場合は、一般の市民が公園の使用許可をとること、しかも子どもの遊びがより豊かになるような自由な使い方をするのはさらにハードルが高かったり、遊びを豊かにする素材や道具を揃えるための費用やそれらを保管する場所の確保も課題として上がります。

しかし、近年、特に都心部においては、自治体が新たに地域住民との協働による冒険遊び場づくりに取り組む事例も増えてきています。こども基本法が施行され、こども家庭庁が設置された今年、全国的に子ども政策が動き出すタイミングです。その中で子どもの遊びがもっともっと大切にされる社会につながるように、冒険遊び場づくりの可能性をより多くの方に伝えていきたいと考えています。

本プロジェクトで何を目指すのか

日本冒険遊び場づくり協会では、今年20周年記念事業に取り組んでいます。大きく2つの事業があり、20周年記念誌の制作ならびに法人化20周年記念式典・フォーラム(以下、式典・フォーラム)の開催です。

20周年記念誌は、日本における冒険遊び場づくりの歴史とその中で当協会が何に取り組み、どのような役割を果たしてきたのかについてとりまとめています。現在編集作業が佳境に入っております。下記の記念式典・フォーラムで初お披露目させていただく予定です。

式典・フォーラムでは、基調講演に一般社団法人ジェイス代表理事の武田信子さんをお招きし、子どもの育ちにとって自由な遊びの重要性について学び、続くパネルディスカッションでは「これからの冒険遊び場づくり」について考えます。6月24日の開催を予定しています。

それぞれ今後の活動報告でさらに具体的に紹介をしていきますが、共にこれまでの活動を振り返り、この先の冒険遊び場づくりに引き継いでいくエッセンスを抽出すること、そして20周年を機に、さらに多くの方々に冒険遊び場づくりについて知っていただき、子どもも大人も生き生きと過ごせる社会づくりに取り組む仲間や、応援してくださるファン、実際に冒険遊び場に足を運ぶ人を増やしていくことが目的です。

このサイトを見ていただいている皆さんも、ぜひ冒険遊び場づくりを広げるために力を貸していただけると嬉しいです。


資金の使い道と想定されるリスクについて

今回のクラウドファンディングで集めるのは、主に20周年記念事業にかかる費用です。その中でもA4サイズ約140ページという読み応えのある分量となっている20周年記念誌の制作費用がかなりの割合を占めます。そのため、本プロジェクトは記念誌の予約販売の側面を含んでいます。その他、式典・フォーラムの開催費用と、記念事業全体の事務局経費、そしてリターンにかかる費用・郵送費、プロジェクトの手数料です。目標金額は300万円です。

なお、目標金額未達成の場合でも、記念誌の出版と式典・フォーラムは開催するとともに、各種リターンも履行いたします。逆に目標金額を超えた場合には、当協会の事業推進のための費用に充てさせていただきます。


リターンについて

ご支援いただいた方々へのリターンは、20周年記念事業に関するものと合わせて、クラウドファンディング限定グッズを用意しました。特に限定グッズは再販の予定はありませんので、この機会にぜひ手に入れてください。

【気軽に応援(お礼メール)】
ご支援いただいた皆様にお礼メールをお送りします。合わせて寄せていただいたメッセージをお名前(ニックネーム可)と共にホームページにて紹介させていただきます(任意)。


【式典・フォーラム報告書】
2023年6月24日(土)午後に東京都千代田区で開催を予定している式典・フォーラムの報告書(紙面)をお送りいたします。
なお、式典・フォーラムへのお申し込みはこちらで受け付けておりますので、別途申し込みをご検討ください。


【クラウドファンディング限定オリジナル手ぬぐい】

当協会のロゴである「遊印」をあしらった限定の一品です。
※画像はサンプルイメージです。実物のデザインは多少異なる場合があります。


【クラウドファンディング限定オリジナルトートバック】
イギリスで冒険遊び場を広めたアレン・オブ・ハートウッド卿夫人(造園家/「都市の遊び場」著者)が残された「Better a broken bone, than a broken spirit.」(和訳:心が折れるくらいなら、骨が折れる方がましだ)という言葉をレイアウトした限定の一品です。
サイズ:W36×H37×D11(cm)/容量:10リットル/素材:綿100%(予定)
※画像はサンプルイメージです。実物のデザインは異なる場合があります。


【20周年記念誌】
冒険遊び場づくりの歴史と当協会の歩み、そして全国の冒険遊び場づくりの活動について取りまとめた記念誌です。A4版約140ページ、無線綴じ、見返し、カバー付、白黒刷り。


【協賛(お名前)】
式典・フォーラム報告書にお名前を記載します(個人でも団体・法人でも可)。
なお、6月20日(火)までにお申し込みいただいた場合は、式典・フォーラムにおいてもご紹介させていただきます。


【協賛枠(お名前+ロゴ等)】
式典・フォーラム報告書にお名前とご指定のロゴ等を記載します(団体・法人のみ)。
なお、6月20日(火)までにお申し込みいただいた場合は、式典・フォーラムにおいてもご紹介させていただきます。


【代表 関戸博樹をオンラインで呼べる権利】
当協会代表の関戸博樹が講座・研修など、みなさんの希望に応じてお話しします(2時間まで。日時(2024年3月31日まで)・内容等詳細は個別に相談)。
関戸のプロフィールや講演のテーマ例などは、こちらのページをご確認ください。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。最後に記念誌に掲載予定の代表の挨拶文の一部を特別に掲載します。

==============
 子どもは自由に遊ぶことを通して、自分が何者であるかを知り、その後の人生を手作りする力を得ていきます。そして、大人である私たちも「冒険遊び場」という場づくりを通して、地域で子どもたちが遊ぶ環境を自らの手で支えている実感を得ています。だからこそ、私たちは「日本冒険遊び場協会」ではなく、「日本冒険遊び場づくり協会」という団体名で活動し、全国の活動者の方々が地域で遊びの場づくりをすることを支援し続けてきました。
 これからの社会の変化の中で、人の育ちのベースとなる豊かな遊び環境や、地域の人間関係を再構築する参画の仕組みなど、冒険遊び場の持つ可能性は益々重要となってきます。しかし、一方で岐路に立たされている状況でもあると感じています。
 日本の冒険遊び場づくりの活動は更なるチャレンジが必要です。豊かな遊び環境づくりや、関わる大人の人材育成、参画を促す遊び場づくりなどのノウハウを更にブラッシュアップさせ、より大きな影響を社会に与えられる取り組みにしていきたいと当会は考えます。そのためにはまだまだ道半ば。多くの方々とともに「遊び あふれる まちへ!」のミッションのもとに協力し合い、活動を進めて行きます。
==============

子どもが遊び育つ豊かな地域社会の実現に向けて、皆さんの応援ほどよろしくお願いいたします。



日本冒険遊び場づくり協会の理事と全国で冒険遊び場づくりに取り組む仲間の皆さんです。
「遊び あふれる まちへ!」

クラウドファンディング統括者:高橋 利道(特定非営利活動法人 日本冒険遊び場づくり協会 理事)

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