「子供のころから、本屋さんは自分にとって特別な場所でした(村田沙耶香さん)」
vol. 11 2020-05-13 0
アップデートページでは、プロジェクトページ上では紹介しきれなかったたくさんの応援メッセージを、順次紹介していきます。また、今後参加書店・古書店の紹介ページの公開も予定しています。
村田沙耶香さん(作家)
子供のころから、本屋さんは自分にとって特別な場所でした。たくさんの偶然が起きて手にとった本がたくさんありました。
またたくさん外に出て、本と直接出会えるようになるよう、その場所が守られるよう、強く願っています。
柳下恭平さん(かもめブックス)
みんな困っているこのタイミングで、この基金が誰かを必ず救うと思います。
正解がない世界で、スピードは確率を上げる。長い目で見ると、みんながエッセンシャル・ワーカーでもあるからです。
「群すれど党せず」が出版の矜恃。サバイブの果てに、多様性の世界で再び皆さんとお会いできることを願っています。
では、また!
再開の挨拶の日まで、ご機嫌よう!
鳥居貴彦さん(開風社 待賢ブックセンター)
「声をあげる人々が増えることが体制を動かし得る」という言葉に賛同します。
田中里彩さん(ライスフィールドブックス)
プロジェクトの活動に賛同し、応援しています。自身は実店舗を持たない本屋ではありますが、どんな形でも本屋さんが続いて欲しいと感じます。そのために応援できる手立てがあればと思いながらも、有効な方法を見つけることが出来ず、また実行する時間も足りずにいました。全国の本屋さんがこの苦しい時期を何とか乗り越え、安全に、安心して本を届けられる日が来ますように。それまで力を貸してくれるこの基金のことをとても嬉しく、頼もしく思います。
鶴原早恵子さん(ライター)
子供の頃、天神さんの縁日で出てきた古書(古本)の露店は私にとって大切な本との出会いの場のひとつでした。おとなになってライターになったあとは、古書店で資料を探すのも大切な仕事のひとつになりました。書店も、古書店も、街に残り続けてほしいもののひとつです。どうかこれからも、本との出会いの場としての古書店が続いていくように願っています。
田波有希さん(小学館週刊スピリッツ占いコラム連載 占い師で古本屋、漫画監修者)
夫と二人で古本ト占JUNGLE BOOKSを経営しつつ、占いという仕事がきっかけで漫画監修から占いコラムや雑誌の企画をして来ました。本に関わる仕事なら何でもやりたかったし、今でも本にまつわる仕事とその流通に関わり続けたい。店を辞めなければならないか考えてショックで眠れませんでした。出版も流通もホントに元気になって欲しい!切望し、応援します!
松岡理絵さん(ライター(ビッグイシュー日本版編集部))
本に幾度も助けられました。本屋さんがあることで安心できました。本を私たちに繋いでくれる店主さんや書店員さんがいるからこそ、明日を考えられます。一緒に乗り越えたい!
春錵かつらさん(フリーライター)
本を読みながら、喫茶店。至福の時。
雨降りの外を眺めては、めくるページ。癒やしの時。
続きが気になって夜ふかし。密やかな高揚。
小さな頃から本は私の翼でした。
本屋さんが少なくなりつつある中、素敵な空間を提供してくれる本屋さんがなくなっては困ります。
吉川祥一郎さん(blackbird books 店主)
本屋を救うことはその街の文化を救うこと。文化はその街に住む人たち、子どもたちを見えるところから見えないところまで支えている。その支える手に僕の手を重ねることで少しでも協力して行きたい。
山田容子さん(出版社GB、編集者)
私にとって、町の本屋さんは昔から「あって当然」の場所でした。
お小遣いをもらった日は真っ先に本屋さんに向かいましたし、
誕生日プレゼントには、絵本や漫画を買ってもらっていました。
家族や友だちとの待ち合わせ場所も、駅前の本屋さんでした。
思い返せば、「おままごと」も本屋さんでした。
勉強机の下を本屋さんに見立てて、足置き場に本を並べ、
自分で月刊雑誌を作って家族に無理やり売りつけていました。
今、本に携わる仕事をしているのも、身近に本屋さんがあったからこそです。
勉強も趣味も、小さい頃から何をやっても続けることができなかった私が、
唯一続けられているのは、この仕事だけです。
私のようにどうしても行き場を失いがちで、
世間から置いてけぼりになってしまう人間でも、当然のように受け入れてくれる。
そんな場所が、突然このような形でなくなっていいはずがありません。
とはいえ、個人で支援ができるわけでもなく、情けなさや葛藤が募っていました。
これだけモノの価値観が問われ、私たちが編集した本を売っていただくことに危険を伴う今、
「編集の仕事」に限って今すぐできることと言えば、
自分が編集している・これから編集しようと考えている本の存在意義・出版する意義を今一度、よく考えること、
必要であればしっかりと軌道修正をすること、としか今は言えません。
このようなプロジェクトに参加する機会をいただき、賛同というよりもとても感謝しております。
◎コレクターの方からもたくさんのメッセージをお寄せいただいています。
https://motion-gallery.net/projects/bookstoreaid/collectors
「本屋さんに癒しや発見を頂いています。この状況下では大変かとは存じますが、どうかよろしくお願いします。」
「子供の頃から本屋さんと図書館が大好きでした。本屋さん閉店のニュースを見るたびに悲しい気持ちになります。プロジェクト応援しています。」
「応援しています。がんばってください! いつか、ここに登録された全国の本屋さんに旅することを楽しみにしています!」
「数々のすばらしい本と本屋さんに育てられたといっても過言ではない僕の人生。少しでも恩返し。」
「今までも、そして今後も書店は必要不可欠です。 微力ながら応援させていただきますので、本に出会える場を保ってください! また本屋でゆっくり過ごせる時間を楽しみにしています。」
「新しい本に出会う喜びが未来に繋がりますように。」
「吸い込まれたくなる沢山の素敵な本屋さんとの出会いがこれからも続くよう、祈ります。」
「「本」が自分を創ってくれていると思っています。」
「本は、読むだけでなく、買う行為そのものも楽しみのひとつだと思っています。ネット書店だとポチッとあっけないですが、リアルな書店さんなら、どんな本に出会えるだろう(また衝動買いしてしまうかもと思いつつ)と、足を運ぶ前からワクワク感があり、気になる本があったら、実際に手にとって装丁や紙質や重さやフォントを確かめ、その場で少し読んでみて、さらに本を裏っ返して定価を確認して(思ったり安いとか、思ったより高いとか)買おうか買わないか迷いつつ、それをレジまで持っていってお金を払って………というドキドキがたくさんあります。そんな書店での本の購入体験が大好きなので、微力ながら応援させていただきます。」
「本に、読書に、書店の存在を頼りにここまで生きてきました。私にとって本を捨てることは命を捨てることです。応援しています。」
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ブックストア・エイド基金をNHKのニュースでご紹介いただきました。これをきっかけにたくさんの人に知ってもらえるとよいなと思います。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200512/1000...
たくさんのご支援や賛同のお言葉をいただき、ありがとうございます。
引き続きご応援をどうぞよろしくお願いいたします。