読書猿さん・木下眞穂さん、20人の方からの応援コメントをご紹介
vol. 4 2020-05-06 0
アップデートページでは、プロジェクトページ上では紹介しきれなかったたくさんの応援メッセージを、順次紹介していきます。また、今後参加書店・古書店の紹介ページの公開も予定しています。
読書猿さん(著述家)
書物は歴史の越えて手渡されるバトン、書店は読み手という最終ランナーにそのバトンを渡す存在だと思います。私も多くのバトンを受け取り、幸運にも自分の著作を持つようになりました。今、出版の世界のどこにも強い逆風が吹き付けていますが、一方で今ほど人が書物というバトンを求める時代もあまりないと思います。この風の吹き去った後、再び書店でバトンを人々が受け取れるよう、微力ながら書店を支えるこの試みに賛同いたします。
木下眞穂さん(翻訳者)
いま切実に行きたいところは「本屋さん」です。大きい書店でも、小さい書店でも。ずらりと本が並ぶ棚をゆらゆらと歩き回り、声をかけてきてくれる本たちの声が聞きたい。たくさんの参加、賛同、基金が集まりますよう心から願っています。
藤谷治さん(小説家)
本屋がなければ僕は存在していません。そういう人が、今も世界中にいるでしょう。本屋の存続は人間の存在に直接つながっています。
安在美佐緒さん(雷鳥社)
本が気持ちよく呼吸を始めるのは、書店に並んだとき。
いつもそんな気がしています。
正直、書店員さんに喜んでもらいたくて本を作っている面がかなりありますし、そして何より、著者等作り手の思いや熱情が渦巻いている書店という場が好きです。
微力ながらお役に立ちたいと思っています。
磯上竜也さん( toi books 店主)
本屋があること、その意味を考え、感じながら toi booksをはじめて一年が経ちました。こんなにコンパクトなお店で大変なのだから、更に苦境に立っている本屋はたくさんあるはずです。少しでも多くの本屋が残ってほしい、その方法を考えるための時間を生み出すために、今ひとりでも多くの助けが必要なのだと思います。
本屋がある日常が、これから先もあることを願って。
シゲタサヤカさん(絵本作家)
子どもたちに絵本を届けてくださる書店さんがなくなってしまったら、絵本の仕事は成り立ちません。子どもたちの未来のためにも応援させてください。
長谷川真澄さん(デザイナー)
幼少期から本屋通いをして、色々な本から沢山のことを学ばせてもらったため「本屋」は自分にとって学校であったり、第二の自分部屋のような存在です。
地元の本屋が経営難でほとんど無くなってしまい、とても悲しかった経験があるため、全国の本屋を大切に思う人達が同じような思いをしてしまうきっかけにしたくありません。
微力ながら、応援しています。
羽佐田瑶子さん(ライター)
本屋さんに寄ることが日課で、日々の楽しみです。どうか、街から本屋さんが消えてしまいませんように。できる範囲で支援金も払いたいですし、少しでもお力になれることあればと、素晴らしいプロジェクトに力強く挙手できたらと思っております。
山内朋樹さん(大学教員)
町の小さな書店で思いがけず出会った本がいくつもあります。そんな偶然の出会いを広げるために。
加藤 優さん(散策舎 代表)
これからの長い冬を過ごしていくときの心のよりどころとなる本屋が、各地域で少しでも多く存続できるように、いち本屋として賛同します。
ティン・グレイスさん(早稲田大学文学学術院、日本学術振興会特別研究員)
日本文学を研究している者として、日本の書店を応援しています。
◎コレクターの方からもたくさんのメッセージをお寄せいただいています。
https://motion-gallery.net/projects/bookstoreaid/c...
「冒険も恋も戦いも、本屋さんから始まりました。本棚を介して、いつも新しい世界に出会わせてくれる。本屋さんには感謝してもしきれません。応援しています。」
「晴れの日も雨の日も本屋さんは必要ですが、嵐の日こそ必要なんだと改めて思いました。ささやかですが、応援の気持ちをこめて。」
「書店さん、古本屋さんは家族でお世話になっています。 知識の宝庫、文化そのものです。 応援してます。」
「この困難な状況を克服したいがため、日常を取り戻したいがためにみんな我慢してる。やがてその日常を取り戻した時にいつも通ってた、それこそ日常のなかに在った本屋がなくなってるなんてあんまりだと思う。どうか元のままであってほしい。ただそれだけ。」
「参加書店リストには見覚えがあったり、足しげく通っていたお店の名前がいくつもありました。とても1店を選べないので、ほんの気持ちですが応援させてください。本好きとして、街から本屋さんが消えてしまうのは悲しすぎます。少しでもお役に立ちますように。」
「本屋さんは、人が住む街にはなくてはならないものです。 身近にあって、いつも開かれていること、好きな本や雑誌はもちろん、 知らない本、あまり親しみのない分野の本、子どもの本、 難しいけれどいつか読めるかもしれない本、 何百年も昔や、知らない国の人や考え方、風景について教えてくれる本・・・ 誰かが並べておいてくれて、近くにあることが大事なのです。」
「本屋さんは私の癒しであり,楽しみであり,希望です.普通に外出できるようになって,本を物色できる日を待っています.」
「近所の本屋さん、たまたま行った駅前にあった本屋さんがなかったら今の僕はいないんで、どうか生き残れますように。」
「高校生の時から読書は生活の一部です。 身近に新書、古書が買える書店があることに感謝します。」
「本屋さんのおかげで今があります。これかも生きてゆくために必要です!いつでも本屋さんに行ける日が一日でも早く来ますように。その時に、全ての本屋さんがありますように!!」
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たくさんのご支援や賛同のお言葉をいただき、ありがとうございます。
引き続きご応援をどうぞよろしくお願いいたします。