藤野可織さん・仲俣暁生さん他、20人の方からの応援コメントをご紹介
vol. 2 2020-05-04 0
アップデートページでは、プロジェクトページ上では紹介しきれなかったたくさんの応援メッセージを、順次紹介していきます。また、今後参加書店・古書店の紹介ページの公開も予定しています。
藤野可織さん(小説家)
「子どもの頃から本屋さんで棚を眺め、立ち読みをし、買って帰るのが日常で、私にとってそれが当たり前のことでした。これからもそれが当たり前のことでありますように。どこに住む誰にとっても当たり前のことでありますように。」
仲俣暁生さん(文筆家、「マガジン航」編集発行人)
「新刊書店はいわば出版における最新の「興行」が行われる場であり、ここが痩せ細ると出版という営みそのものが力を失います。そして古書店はこれまでに出版された膨大な本の「アーカイブ」が露出するかけがえのない場です。本屋の危機は出版業という業種を超えた社会全体の危機であり、いまはこの問題について多くの人が知恵をしぼり力を合わせる力があると感じます。微力ながらこの基金への賛同を表明いたします。」
惣田紗希さん(グラフィックデザイナー)
「世界中で等しく脅威となっている感染症を起因とする店舗の経営危機は、その店主の生活にダイレクトに影響するもので、自助・共助だけでなく、本来であれば国が迅速に補償すべきです。それについて声をあげるのを前提として、いくつもの時間と言葉が綴られた多様な本と出会う機会をくれた本屋という空間が、なるべく多く長く存続することを願います。」
和田真文さん(編集者)
「コロナ禍で近所の本屋さんがすべて休業してしまい、いつでもふらふらできる本屋さんがあるたのしさ、安心感を噛みしめる日々です。」
栂井理恵さん(作家エージェント)
「これからも新しい作家や素晴らしい作品に出逢いたい。そのためには書店のみなさんの力が欠かせません。これまでの感謝の気持ちも込めて、一読者としても作家のエージェントとしても、本プロジェクトを心から応援していますし、協力できることがありましたらお手伝いできたらと思います。」
相川英輔さん(小説家)
「小さな本屋さんも、大きな本屋さんも大好きです。目的もなく書店内をぶらつき、気になった装画の本を買う。そんな「不要不急」の、素晴らしい時間が戻ってくる日を楽しみに待っています。それまでみんなで頑張りましょう!」
山縣彩さん(フリー絵本編集者)
「日常が戻ってきたとき
町の本屋さんがそこにあってくれることを
心から願っています。」
米山菜津子さん(YYY PRESS)
「書店は灯台のようなものです。
なくてはならないものです。」
川本直さん(文芸評論家)
「書店での本との偶然の出会いは最高の贅沢です。贅沢なくして文明は成り立ちません。「贅沢は敵だ」などと言うようになったらその国はおしまいです。」
川添愛さん(言語学者、作家)
「ずっとお世話になっている全国の書店さんへの感謝をこめて、このプロジェクトに賛同させていただきます。多くの方に広まりますように。」
涌上昌輝さん(恵文社 一乗寺店 スタッフ)
「何かを変えたいとか違う世界を見たいとか、明確に思う以前の曖昧さを抱えながら本屋に入ると、そこにはいつも違う誰かの見た世界や経験や考えが折り込まれ綴じられた本が具体的なかたちとして存在し、それは手に持ち、開き、そのページに目を落とし、黙読するだけでここに流れ出し、立ちあがる。ぎっしりと棚に詰まったそれらに日々触れ、開き、読むことを繰り返しているあいだにいつの間にかここは同じなのに違う場所になっている、気づけばたまには鳥や水にもなっていたような気がする。書いたり描いたり撮ったり作ったりする人の数だけ違う世界があり、その多様性を目に見えるかたちで表すのが本屋で、だから本屋には多様な人たちが訪れるし、本屋は多様な生き方を肯定するし許容するし促進する。多様な本と多様な人々の橋渡しをする場所だからこそ、立場や役割を超えて、いつまでも本屋には多様に存在していてほしい、そうあれるようにそれぞれがそれぞれの持ち場でともに考え続けられるこの先を願っています。」
◎コレクターの方からもたくさんのメッセージをお寄せいただいています。
https://motion-gallery.net/projects/bookstoreaid/collectors
「こどもの頃、お小遣いを握りしめて近所の本屋さんに行くのが何よりの楽しみでした。 全国の本屋さんが、少しでも安心して営業を続けられることを心から祈っています。」
「本屋さんのない街では生きていけません。どうかのりきってください。 NO BOOK,NO LIFE !」
「小さな、ボロ〜い古本屋さん。ストーブの上でヤカンがしゅんしゅん音を立ててる。お爺さん店主と二人きりの空間で、あ、こんな本あったんだと文庫本を手に取る。冬の夕暮れの、何気ない幸せ」
「応援しています。 本が好きです。 本屋さんが好きです。 本屋のある未来を私は生きていたいです。」
「ふらっと立ち寄れて、知らない本に偶然出会える本屋を応援しています!」
「こどものため,おとなのため,素敵な本屋さんが街にあってほしいです.応援しています.」
「本屋に行けなくなって改めて街の本屋の存在の大きさに気づきました。早く本屋に行ける日が来ますように。ささやかながら、応援しています。」
「本も、本屋に行くことも大好きです。これからも、本屋さんを訪ね歩いていける希望をもって応援します。」
「日頃から本屋に立ち寄って本を買うのが大好きです。本屋を何となく歩いている時こそ、不思議と心の一冊と出会えたりします。その環境を微力ながら支えられればと思います。」
「本屋さんで過ごす時間に助けられてきました。なるべく実店舗で本を買うようにしてきましたが、最近地元駅前の本屋さんがなくなって本当に不便になってしまいました。本屋さんは素敵な出会いのある場所ですよね。ぜひこれからもそんな機会がたくさんの人にありますように。」
-------
目標金額の20%にあたる1200万円を突破しました。たくさんのご支援や賛同のお言葉をいただき、ありがとうございます。
引き続きご応援をどうぞよろしくお願いいたします。