「ぼくは大阪生まれで、本屋育ちだ。(いしいしんじさん)」10の応援コメントご紹介
vol. 1 2020-05-03 0
アップデートページでは、プロジェクトページ上では紹介しきれなかったたくさんの応援メッセージを、順次紹介していきます。また、今後参加書店・古書店の紹介ページの公開も予定しています。
いしいしんじさん(作家)
ぼくは大阪生まれで、本屋育ちだ。
京都に住んでいるが、本と住んでいる。
どんな場所にいっても、本屋さんに入りさえすれば安心します。ふらっと、なんの下調べもせず訪れた町で、宿や食事のことを、本屋さんのご主人にうかがう。そうして二、三冊の本を買い、教えてもらった宿の部屋で腹ばいになって読む。
全国すべての書店を、勝手に、親戚の家みたいに感じています。
一軒でも多くの家が、それぞれの町に残り、きょうも明日も、これからもずっと、本のあかりを灯しつづけられますように。きょうも書き、明日も書きます。きょうも読み、明日も読みます。
宮川真紀さん(出版社(タバブックス))
書店に行くこと、その棚を眺めること、気になる本を手に取りめくってみること、それがどんなに貴重な時間なのか、今あらためて思います。書店があるから、出版社は本を作り届けることができます。この文化をこの先も、次の世代にも残していけるよう、連帯します!
佐々木敦さん(HEADZ)
コロナで外出自粛要請が出されるまでの数十年、一瞬でもどこかの書店を覗かない日は殆ど一日もありませんでした。今は覗きたくてもやってない、やれない。小さな本屋はより過酷な状況にあると思います。状況は刻々と変化していくと思いますが、その時々で、今やれることと、継続的に取り組んでいくべきことの両方について、書物と言葉にかかわるひとびとが、皆で智慧を出し合っていければいいなと思います。
川口葉子さん(文筆家、喫茶写真家)
街の本屋さんに育ててもらいました。
学校帰りや会社の昼休み、毎日のように書店に通っていたことが現在の私のベースになっています。
「むこうの棚に面白い本がありそう」
そんな店内散歩を繰り返しているうちに、「あの横道にいい喫茶店がありそう」という嗅覚も磨かれました。
無数の目に見えないものを育み、心躍る出会いが転がっていたりいなかったりするワンダーランド、書店。
明日も街角に本屋さんがあることを切に願って、Bookstore AID基金を応援します。
斜線堂有紀さん(小説家)
本屋さんが世界と繋がる唯一の扉だった時期がありました。大切な場所の力になりたいです。
◎コレクターの方からもたくさんのメッセージをお寄せいただいています。
https://motion-gallery.net/projects/bookstoreaid/c...
本屋さんは街の灯です。街の人々全員のために灯し続けていただけるよう、応援しています。
今までの人生気づけば本屋に助けられてきました。本ももちろん好きですが、本屋がとても好きです。いろいろな本屋がいろんな町にたくさんある国のほうが私は好きです。応援しています。
ささやかですけれど……本屋さんがなければ、私も生きていけません。
本屋さんがない人生なんて考えられません。いつも素敵な心地よい空間を提供していただき本当にありがとうございます。
ネットで本が読めるのはわかってるけど、紙をめくって読みたいのです。そして読む本は触って探したいのです。どうかその場所を末永く続けて欲しい。ほんとに微力ですが応援しています。
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本日900万円を突破しました。たくさんのご支援や賛同のお言葉をいただき、ありがとうございます。
引き続きご応援をどうぞよろしくお願いいたします。
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