富田(鈴木)栄里さんメッセージ:子どもたちに残したい5つのこと
vol. 10 2018-05-26 0
「クロスポリネーター」というコンセプトで、日本に古来からある知恵やあり方と、アメリカの主に西海岸で起きているpeople powerや環境や教育の新しくて希望あふれるムーブメントを受粉する活動をし続けている栄里ちゃん。
TUPのパーマカルチャー絵本が出るタイミングで出産を控えています。
この絵本が大切にしている、本質的に子どもに伝えていきたい、いくつかのことについて質問すると「What a good question to think about right now.(まさに今のタイミングで考えるのにぴったりの問いだね)」と、ていねいに答えてくれました^^
頭がめちゃくちゃ切れて「ひとりブラック企業」と自分で笑うほどタスクを詰め込み、おいしいものが大好きできらきらと目を輝かせて、希望の種を日本に大量にばらまいていた栄里ちゃんが、すっかりスローダウンして人が変わったようにまろやかなお母さんモードを色濃くしています。
出産が楽しみでなりません。
栄里ちゃんの変化っぷりも共有できる深い味のある動画です。
Enjoy!
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「子どもたちに残したい5つのこと」
1)You are already loved just a way you are.
この地球に生まれてきたことそれ自体が奇跡で、存在としてすでにこの母なる大地に愛されているってことを忘れないでほしい。
2)Most important thing you need to live is given to you.
この地球で生きていく上で最も大事なものは、すでにこの地球から与えられている。
呼吸を続けるのに必要な酸素、生命を維持するのに必要な水、食べ物を育てるのに必要な土は自然からのギフトで、すでにあるよっていうことを覚えていて。
3) Always remember to feel grateful for all the gift.
与えられているたくさんのギフト: 自然からの恵みであったり、人からの愛、いま自分が生きている奇跡それ自体に常に感謝を忘れないでほしい。
4) We cannot live alone, so ask for support when you need, and always support others.
人間はひとりでは生きていけない存在だから。
必要な時は周りの自然とか人からのサポートを求めて、
そして、自分ができることで周りとか自然をサポートしていける。
そういうふうに生きていけたらいいな。
5) Moved by Love. Be the channel of love.
愛に動かされて、愛から自分の周りに伝えたいことを伝えたり。
自分自身が、受け取っている愛をまた流していく、筒(つつ)みたいなものって感じてほしい。
自分が受けている愛をシェアしていこう。
おいしいご飯も美しい夕陽も好きな人たちと一緒に共有できたら、それだけで豊かさが増えるなって思ってます。
そういう思いを共有しているTUPの仲間たちがつくっている本なので、とってもいいものになると思っています。皆さんも応援よろしくお願いします、ありがとう♡
富田 栄里(旧姓・鈴木)プロフィール
イルカの研究をするためにカリフォルニアへ渡り、生物の教師となる。その後、世界一周旅行中、サティシュ・クマールの概念 「Soil, Soul, Society」と出会い衝撃を受け、それらを軸とした社会の実現を目指し活動を始める。現在カリフォルニア州バークレーを拠点にCross Pollinator として活動中。ミツバチのように、アメリカ西海岸と日本を中心に、新たな社会モデルやアイデア、それを実践しているコミュニティーを発掘し、インスピレーションの花粉を運び回ることで、これまでになかった新しい種を生んでくことをミッションとして活動中。「エディブルシティ」翻訳+配給団体 Edible Media 代表。Cross Pollinator 主宰。Edible Schoolyard Project 公認アドバケーター、Edible Schoolyard Japan Chief Ambassador, Tokyo Urban Permacultureコアメンバー。