茅葺ワークショップの様子をご紹介します!(第8回)
vol. 8 2018-09-24 0
9月23日(日)、全8回ある「Bake&Restore パンを焼いて、茅葺屋根を直そう」のワークショップのクライマックスである、第8回ワークショップ『茅葺屋根をなおそう!』を行いました。
3連休の中日で、前後が少しお天気が心配でしたが、本日はすごく(珍しく)晴れました!
全体を通してお天気に振り回されていた一連のワークショップでしたが、終わりよければすべてよし、といった感じで晴れてくれて、すごくホッとしました(^^)
本日の講師は、茅葺屋の塩澤実さん、くさかんむりの相良育弥さんです。
そして、屋根を葺くという大きな作業ですので、くさかんむりの皆様を始め、複数の茅葺き職人さんにお世話になりました。
作業内容は、班に分かれて、
・男むすび(縄の結び方)の練習
・下地づくり(竹を垂木にくくりつける)
・古茅の片づけ、再利用化
・小麦藁の葺き替え
を行いました!
今回は最終回ということもあってか、みなさん気合も入られ、地下足袋にヘルメット姿で、笑顔で作業される姿がとても素敵でした!
男結びを練習するときは、どの班の方も一生懸命で、休憩時間になっても練習に没頭されていてびっくりでした!
お昼もみなさんとおいしい手づくりのカレー、プリン、ふぁーむ&がーでんヒフミさんの甘いメロンをいただき、和気あいあいと楽しく過ごしました♪
そのランチの時間をお借りし、塩澤さんの茅葺についてのレクチャーもおうかがいできました。
1日のワークショップなのでどうしても屋根に上る時間は限られてきますが、午後には、みなさんに屋根に上っていただき、自分たちでつくった小麦の藁を古民家の屋根に葺く、ということをしていただくことができてとてもいい体験になったのでは、と感慨深くなりました…
古茅も再利用し、畑でとれた小麦を住宅の屋根にしてその下で日々を営む、といった、昔の人の知恵で生まれた暮らしの循環が、少しでも実感することができ、大変いい経験になったとともに、
こんな風に一緒に楽しんでいただける参加者の方と約1年一緒に活動ができてとても良かったです!!
これで一旦今回のワークショップは終わりになりますが、また今後の活動については改めてお伝えさせていただければと思います!
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!!
約1年間、どうもありがとうございました(*^^*)