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ダンス×ジャグリングカンパニー『頭と口』の 旗揚げ公演とウィーン滞在制作をクラウドファンディングで実現!
ジャグリングカンパニー「頭と口」の、旗揚げ公演『MONOLITH』及び、ウィーン滞在制作へのご支援をお願いするプロジェクトです。
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2015年にジャグラーの山村佑理と渡邉尚によって結成されたカンパニー。ダンスとジャグリングの間に広がる鉱脈を継続的に掘り進めるため発足。身体と物の、ヒエラルキーのない関係を志す。 山村は10歳よりジャグラーとして活動、ジャグリング&音楽集団ながめくらしつのメンバーとしての経歴を経て、現在はフランスのサーカス学校 LIDOに留学中。一方、渡邉は京都に拠点をおき、ジャグラーでありながら、ダンスカンパニーMonochrome Circusのダンサーとして活動している。 2015年12月に旗揚げ公演『MONOLITH』を行い、2016年8月より招聘先のウィーンにて共同創作を開始する。
ジャグリングカンパニー「頭と口」の、旗揚げ公演『MONOLITH』及び、ウィーン滞在制作へのご支援をお願いするプロジェクトです。
「 頭と口」 は、ジャグラーの山村佑理と渡邉尚の2人によって結成されたジャグリングカンパニーです。「ダンスとジャグリングの間に広がる未知の鉱脈を掘り進めること」を指針として掲げ、結成されました。
山村は10歳よりジャグラーとして活動、ジャグリング&音楽集団 ながめくらしつのメンバーとしての経歴を経て、現在はフランスのサーカス学校LIDOに留学中の身。一方、渡邉は京都に拠点をおき、ジャグラーでありながら、ダンスカンパニーMonochrome Circusのダンサーとして第一線で活動しています。
山村佑理 渡邉尚
・2015年12月末 旗揚げ公演MONOLITH
「頭と口」は、2015年12月に東京で行う旗揚げ公演『
MONOLITH』を皮切りに活動を本格化します。この公演では、これまで個別に活動してきた2人の、現時点での成果をそれぞれのソロ作品として発表します。
・2016年8月以降 ウィーン滞在制作
山村がLIDOを卒業する2016年の8月からは、招聘先のオーストリアのウィーンにて、2人での共同創作を開始します。この滞在制作は、ダンスフェスティバル企画団体「
fifoo.program」の支援のもと実現する予定です。日本のジャグリングが海外のダンスの文脈で評価され得る、貴重なチャンスを手にしています。
私たちが目指すのは「ジャグリングの文化的地位の獲得」です。
日本では現在、ジャグリングはエンターテイメントとしての役割が強く、舞台芸術の一分野としては認知されていません。この現状は、演者・観客双方に無意識の方向付けをしており、ジャグリングが芸術として発展する可能性を狭めています。
私たちは、ジャグリングが芸術分野のひとつとして発展することを確信しています。
具体的に掲げる指針は以下の三点です。
1. ダンスとジャグリングを繋ぐこと
2. ジャグリングにおける失敗(ドロップ)についての価値の転換
3. 日本独自のジャグリングの提案
1. ダンスとジャグリングにはたくさんの共通点があります。踊るように身体を駆使するジャグリングも、物を扱ったダンスも、古くから数多く試されてきました。私たちは、そのどちらか片方に寄った関係ではなく、両方の立場を自在に行き来する関係を目指します。「物」と「身体」の双方を高度に操る技術が同時に存在する場合、いかなる発展が起こりえるのでしょうか。私たちはここにこそ、新たな技術体系や思想的な鉱脈が眠っていると確信しています。
2. 長らくエンターテイメントとして発展してきたジャグリングにおいて、ドロップ(ボールを落としてしまうこと)は、観客に見せてはいけないもの、隠すべきものとして、演者と観客、双方に認識されてきました。しかし、人間は完璧ではありません。必ず起こる“失敗”に対して積極的に関わることが重要であると私たちは考えます。むしろ、そのイレギュラー性を受け入れることにより、偶然性さえも味方につければ、新たな視点からの探求が可能となるでしょう。私たちは“ドロップ”についての価値の転換を起こします。
3. 現在行なわれているジャグリングは欧米を中心に発展したものです。そのため、身体的、思考的に、日本人の私たちには適合しない部分が多く見られます。日本独自のジャグリングを生み出すヒントは「床」にあると私たちは考えています。椅子やベッド、土足文化で生活してきた西洋人に対して、畳や座布団、布団などを用い、床に近い生活を送ってきた日本人。床との親密性に関しては、明らかに日本人にアドバンテージがあり、床を使用したジャグリングを発展させることは、私たちの役割であると認識しています。
10歳よりジャグリングを始める。15歳、Jay Gilligan氏との出会いをきっかけに、ジャグラーとして生きることを志す。活動を通して改めて"ジャグリングを続けること"と向き合い、そのあり方を探求する。2011年より目黒陽介氏主宰のジャグリング&音楽集団 ながめくらしつに参加、またDaggle KOMEI氏が率いるDaggle Crewのメンバーとしても活動。2014年9月より、日本での活動を一時休止し、南仏トゥールーズのサーカス学校Le Lido Centre des Arts du Cirqueへ留学。修行の身。
『 peace2』by Yuri Yamamura
20歳からジャグリングのキャリアを開始し、次第に興味が身体そのものへと移行し、ダンサーへの道を進むこととなる。独学で軟体芸、倒立芸、アクロバットを学び、それらをバックボーンとして踊っている。2013年からはダンスカンパニー Monochrome Circusのダンサーとして、国内外の公演や滞在制作に参加。2015年、文化庁平成26年度次代の文化を想像する新進芸術家育成事業「京都の暑い夏/Dance Scape」における成果公演にてソロ作品『逆さの樹』を発表。
『 hisashi watanabe @Mirror Ball Circus 2015』
「頭と口」の旗揚げとなる公演です。これまで個別に活動してきた山村・渡邉の、現時点での成果をそれぞれのソロ作品として発表します。
【上演作品】
山村佑理 出演・演出『ネタオーレンに捧ぐ』
渡邉尚 出演・演出・音楽『逆さの樹』
【公演日】
2015年12月25〜27日 全5回公演
25日(金)19:30〜
26日(土)13:00〜/17:30〜
27日(日)13:00〜/17:30〜
【会場】
中野テルプシコール
舞台監督・照明:渡川知彦 音響:倉沢英治 撮影・舞台記録:関矢昌宏 大野拓哉
制作:池谷昌美 板津大吾 宣伝美術:青木直哉 大野拓哉 イラスト:渡邉尚
主催:頭と口
企画・広報:書くジャグリングの雑誌 PONTE
プロデューサー:安田尚央
協力:Dance & Environment
協賛:PM Juggling MDF Juggling Shop にぢゅうまる企画
RADFACTOR ジャグリングショップナランハ
●公演情報ページ http://atamatokuchi.com/2015/10/09/monolith/
ジャグリングとダンスをつなぐ存在として、ありがたくも各方面からご期待、ご支援いただいている「頭と口」ですが、カンパニーの旗揚げ段階から国をまたいだプロジェクトとなる上、芸術としてのジャグリングをめぐる日本の環境は非常に厳しく、資金面での課題に直面しています。
年末の「MONOLITH」では、これからのジャグリング文化の地位向上を促すため、多少無理をしてでも、多くのジャグラー、ダンサー、サーカス関係者が集う東京を公演地に選びました。それに伴い、演者2人の渡航費(フランス⇄東京、京都⇄東京)が生じています。また、来年に行うウィーンでの滞在制作においても、渡航費をはじめ多くの費用が必要となり、これから歩み出す「頭と口」にとって、資金面は大きな課題となっています。そこで、カンパニー旗揚げに伴う費用のクラウドファンディングを決断いたしました。
ご支援いただいたお金は、「MONOLITH」のための渡航費、劇場費、スタッフ人件費、稽古場代などの補填、及び、ウィーン滞在制作のための費用として、当てさせていただきます。
目標額を達成できたならば、「MONOLITH」及び、ウィーン滞在制作の実現、その後の活動がより容易になります。皆様のご支援が、さらなる濃密なクリエーションを可能とします。
・MONOLITH 公演終了後にお礼のビデオレター
「頭と口」からのお礼のビデオレターをメールで送らせて頂きます。
・MONOLITH 当日パンフレットにお名前を掲載
当日パンフレットにお名前を掲載させて頂きます。
・書くジャグリングの雑誌 PONTE 2015年秋号(山村・渡邉のサイン入り)
MONOLITHの特集が組まれているジャグリング専門誌を進呈させて頂きます。
(山村・渡邉による寄稿文も掲載)
・「頭と口」オリジナルTシャツ
「頭と口」のオリジナルTシャツを進呈させて頂きます。
・MONOLITH 公演チケット
ご希望日時の公演チケットをご用意させて頂きます。リターンのチケットは各回十分な数をご用意しておりますが、万が一売り切れの回が発生した場合は、当ファンディング内の「アップデート」にてご連絡させて頂きます。
・渡邉尚『逆さの樹』初演映像 + 山村佑理『ながめくらしつ番外編』ソロ映像 DVD(非売品)
2015年2月に「京都の暑い夏/Dance Scape」にて上演された渡邉尚作品『逆さの樹』の初演バージョン + 2013年3月『ながめくらしつ 番外編』にて上演された山村佑理の20分のソロ作品、2作品の映像をDVDにして進呈させて頂きます。
※注(『逆さの樹』初演は15分バージョン、本公演「MONOLITH」では30分バージョンになります。)
・MONOLITH 公演DVD(非売品)
公演の全編を収録したDVDを進呈させて頂きます。公演後に行われるアフタートークおよびインプロセッションの映像も含まれます。
・山村佑理サイン入りボール1個
作品『ネタオーレンに捧ぐ』で実際に使用したボール1個を進呈させて頂きます。
・渡邉尚サイン入りボール1個
作品『逆さの樹』で実際に使用したボール1個を進呈させて頂きます。
・「頭と口」ウィーン 滞在制作 作品 DVD(非売品)
2016年8月以降に予定されている「頭と口」ウィーン滞在制作での成果発表公演の映像をDVDにして進呈させて頂きます。DVDは滞在制作終了後に制作し、発送致します。
*DVDは個人での視聴を目的としたものであり、コピー等の行為はご遠慮ください。
「頭と口」のこれからどんどん広がっていくであろう活動の場における出発点として、オーストリアのウィーンで開催される、fifoo.programが手を挙げました。
fifoo.programとは、アーティストと観客の新たな交流の場を作ることを目的に立ち上げ、主にヨーロッパやオーストリアを拠点にするアーティストと、アジアを拠点にするアーティストの作品発表、滞在制作、ワークショップなどの活動支援を行ってきた企画です。これまで日本からも多くのアーティストが参加し、様々な形の交流を実現させて来ました。
「頭と口」の主催の一人である渡邉氏は過去、このfifoo.programにダンサーとして参加しており、その類い稀なる身体能力と彼自身のアーティストとしてのポテンシャルの高さに、ウィーン現地のスタッフやアーティストの間でも話題となっていました。今回彼が、遂にその才能を刺激し合える相手に出会い、運命共同体として、共に大きな鉱脈へ挑戦すると聞き、これから始まるその計画を是非支援したく、予定立てが始まりました。
お互いのやりたいこと、進むべき道は同じものが見えているという二人。ジャグリングとダンスの間に在る表現とは、いわゆるサーカス×アートのことなのでしょうか。ヨーロッパでは既にダンス作品として扱われることも少なくありません。しかし日本人である彼ら独特の心体表現とその感性の高さから生まれる視点、現在彼らのいる日本のジャグリング界とダンス界の環境から反射するように生まれる大胆さが、これまでに無い作品を生む可能性を秘めている気がしてなりません。
来年、山村氏がフランスでの修学が終わるのを待ち、ウィーン市内のスタジオにて作品制作を始め、そのまま現地の舞台会場で発表するというプランが現時点での構成です。
皆さまも是非、共にご支援よろしくお願いいたします。
ジャグリングの起源はどこにあるのか。それは現在も解明されていません。しかし、古代エジプトの壁画にさえジャグリングをする人々の姿が描かれている事実や、日本の古事記にもお手玉の記述があること等を鑑みれば、ジャグリング的な「何か」が人類の営みとして、その遺伝子に組み込まれていることは想像に難くありません。
しかし、その「何か」は現在冷遇されているように感じます。同じく人類の営みである歌や、踊り、絵画などが発展し、文化として確固たる地位を築いている現状に比べ、その「何か」は未だ、真価を発揮していません。
そこにもう一度光を当て、太古から人類と共にあった「人と物との原初の関係」を探求するべく、私たちは活動を開始します。この活動を通じて、ジャグリングが他の芸術分野と地続きの実りある行為であることを示し、将来のジャグリング文化、引いては他分野の発展の一助となることを目指します。
「人間がジャグリングをやるのだから、人間のあらゆる営みはジャグリングと無関係ではない。」このような途方も無い拡大解釈と、それに向かう情熱、うぬぼれにも近い使命感を持って、私たちは計画実行へと踏み出します。
ジャグリングという旗印を背負って大海に漕ぎ出す2人に、力を貸してください。
何卒、ご支援のほどよろしくお願い致します。
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