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楮を守り育てている人々のへぐりの暮らしを伝えるドキュメンタリー映画『明日をへぐる 』制作プロジェクト をクラウドファンディングで実現!
『明日をへぐる』は、高知県いの町吾北地区で土佐和紙の原料となる楮の栽培から、和紙の原料に加工し、そして様々な用途を持った和紙に製品化するところまでを、地域の人々の暮らしに密着しながら記録するドキュメンタリー映画です。
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1979年岐阜県生まれ。日本映画学校(現・日本映画大学)卒。2004年に民族文化映像研究所に入所し、所長・姫田忠義に師事。2010年に同研究所を退社。2014年に劇場公開初作品・長編記録映画『鳥の道を越えて』を発表。2015年に株式会社「工房ギャレット」を設立。2020年冬、新作記録映画を公開予定。 工房ギャレットHP→ https://studio-garret.com
『明日をへぐる』は、高知県いの町吾北地区で土佐和紙の原料となる楮の栽培から、和紙の原料に加工し、そして様々な用途を持った和紙に製品化するところまでを、地域の人々の暮らしに密着しながら記録するドキュメンタリー映画です。
チラシPDFのURLはこちら↓↓
https://drive.google.com/file/d/1KNffILvDKjDb9A4yqOsqJbnJw0eMmk6m/view?usp=sharing
*和紙の原料のひとつ土佐楮
「へぐる」という言葉は高知の方言です。特殊な包丁で土佐楮(こうぞ )の皮から表皮部分を削ぎ取る作業のことを指します。冬に収穫した土佐楮を蒸して皮をはぎ、その皮の繊維が土佐和紙の原料になります。
『明日をへぐる』監督/今井友樹
いの町で楮をへぐる90歳の女性たちに出会いました。その手わざや佇まいからは、世代を越えて受け継がれきた山村の生活技術や文化が見え隠れします。そして手を動かしながら口を動かすことも忘れない彼女たちの体験談は、私たちを魅了します。まるで自分が遠い昔にタイムスリップしてしまったかのように。しかし、そこに現代社会の物差しを当ててみると・・・、自分を含めた“現代人の存在理由”が問われているようでなりません。どう記録し、伝えるか。この作品は、監督として大きな挑戦です。
1979年岐阜県出身。2004年から民族文化映像研究所の姫田忠義に師事。以来、農山村漁村の生活文化の映像記録に携わる。2014年、鳥と人との関わり合いを描いた『鳥の道を越えて』で監督デビュー。文化庁映画賞優秀賞、キネマ旬報ベストテ文化映画部門第一位などを受賞。2018年、明治大正期の精神障害者が座敷牢に幽閉されていた実態を呉秀三医師の足跡から描いた『夜明け前』、人間の野性と自然が対峙する伝統猟を描いた『坂網猟』などを手がける。
*蒸した楮を剥ぐ様子
ドキュメンタリー映画『明日をへぐる』を応援する会/田岡重雄
「へぐる」は高知の超ローカルな方言で、和紙原料の楮を加工する作業のことです。呼び名は違っても全国の産地で行われていますが百年以上前から続く私の住む山里の方法は、他には類がないかも知れません。真冬、囲炉裏を囲む家族の夜なべ仕事は貴重な換金手段でした。今90歳を超す先輩の、ていねいにへぐる姿は、ひ孫世代や未来への宝物。同時に、繊細な手仕事の積み重ねで生まれる土佐和紙の、その豊かな時間を映画の中に記録してほしいと思っています。
*へぐる(特殊な包丁で土佐楮の皮から表皮部分を削り取る)様子
私たちの暮らしの変化とともに、昔ながらの技術が失われていくという危機感をよく耳にします。土佐和紙の原料である楮の栽培から和紙の原料への加工作業も、継承者がいないという現実があり、いずれなくなっていくのではないかと言われています。
しかし振り返ってみれば、「記録されたものが歴史である」と言われるように古くは紙に記録されたものが、長い間私たちの歴史を語る重要な文化財でありました。
映像をはじめとして今私たちを取り巻く記録媒体は、果たしてどのくらい保存可能なのでしょうか。スマホやパソコンに記録された文章や写真は、いつまで残すことができるのでしょうか。
私たちの普通の感覚(この普通の感覚がとても大事です!)で、少なくとも100年後に確実に残っているであろうと思えるのは、紙に書かれたもの、とりわけ和紙に記録されたものではないでしょうか。
私たちの歴史は一直線に発展してきたものではありません。様々な曲折や遠回りをしながら、しかしそれゆえにより豊かさを持った歴史になってきたのではないかと思います。
楮を育てへぐりの技術を守ってきた人々の暮らしは、たとえ幾度途絶えようとまた未来の歴史の中で、それを必要と気づいた人たちによって復活を遂げていくものと確信しています。
実のところ、今回私たちが製作する映画より土佐和紙のほうがはるかに長い歴史に耐えていくことでしょう。
私たちにできるのは、せいぜい土佐和紙をその原料から支えてきた人々の柔らかで強靭な生き方を、映画で伝えることくらいではないかと思っています。
表面をへぐることで見えてくる真実がある。90歳を超えた人たちが、吾北(ごほく)地区の急斜面の山の畑で楮の世話を続けています。私たちと同じこの時間を生きている、楮を守り育てている人々のへぐりの暮らしを伝えることができればと願っています
『明日をへぐる』プロデューサー/山上徹二郎
*土佐和紙
*和紙の原料のひとつ 三俣(みつまた)の花
本プロジェクトのリスクとして、目標達成額に達しなかった場合に、クラウドファンデングによる調達資金が不足する場合があります。この場合は、自己資金を充てることにより映画を完成させます。
また、本プロジェクトにより完成した作品は、バリアフリー字幕・音声ガイドに対応し、さらには英語字幕版も制作いたします。国内のみならず世界に向けて、一人でも多くの人の興味・関心を喚起できるように努めます。
周りはこんな山奥ではありますが・・・気を抜くことなかれ!です。(2020年4月9日撮影)
いま楮は芽生えの時期、50年以上と言われる古株からひこばえがたくさん出始めています。その旺盛な新芽の成長を微速度撮影で追っています。
この時期を逃すわけには行かず、コロナの時期ではありますが、ひと月半に亘って東京と高知を4往復しながら撮影を続けています。
何十年も繰り返されてきた、ひと株の楮からの力強い芽吹きを間近で見ていると、驚きとともにまさに希望という言葉しか思いつきません。
樹を枯らすことなく、何十年も同じ株から土佐和紙の原料を採り続けてきた山の人びとがいることを伝えるのも、『明日をへぐる』の大事なテーマです。
「へぐる」とは、特殊な包丁で楮の皮から表皮部分を削ぎ取る作業をいいます。簡単そうにみえますが、柔らかい指先と包丁の刃先の加減が素人では難しいです。クラウドファンディングへのご協力をよろしくお願いします。
蒸し上がった楮の皮を剥ぎ取る作業。簡単そうに見えますが、実はとても難しいんです。下手に剥ぐと、次の工程「へぐり」作業に支障がでます。クラウドファンディングへのご協力をよろしくお願いします。
楮はは切って束にし、さらにひと丸にまとめる。そのひと丸の楮を、甑(こしき)で被せる。そして下で湯沸かしし、その蒸気によって楮を蒸します。クラウドファンディングへのご協力をよろしくお願いします。
本プロジェクトの撮影は既に始まっております。今回は、急峻な斜面で育つ楮の切りとりの様子を一部ご紹介します。クラウドファンディングへのご協力をよろしくお願いします。
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