広がる建築センターの世界
vol. 3 2026-07-23 0
京都建築センターのプログラムディレクターを務める川勝です。支援の伸び悩み期のアップデート記事のつもりが、先に100%達成してしまいました。ご支援いただいた多くの皆様、本当にありがとうございます。建築祭などの取り組みが築いてきた、建築文化の盛り上がりを実感しました。
わたしは2024年に、京都の下鴨・北山エリアに「けんちくセンターCoAK(Centre for Co-Architecture Kyoto)」という名の建築センターを設立し、現在も運営をおこなっています。建築文化の総合案内所というコンセプトで、展示やトークイベントを通した魅力的な建築や建築アイデアの紹介、居場所作りや建築に関する相談室の開設、ささやかながら北山エリアの現代建築ツアーも実施しています。
CoAK(コークと読みます)を立ち上げて3年目にして、早くも新しい建築センターが京都の街中にできることになりました。それが今回の「京都建築センター」です。しかも、わたし自身も一度はここに建築センターをと夢みたTIME’S(その際は家賃の高さに断念しました)に。この思い切った決断をした合同会社まいまいの以倉さんにお声がけいただき、京都の街のど真ん中に建築センターをつくる、そして続けていくというチャレンジに加わることになりました。
左:CoAK外観 右:京都建築センター内観(工事中)
場所が変われば、建築センターのあるべき形や中身も変わる。下鴨・北山にあるCoAKとは全く異なる、三条木屋町のTIME’Sという空間において、主軸となる建築ツアーと連携を図りながら、どのような展示やライブラリー、イベント等の魅力的なプログラムをつくっていけるか。設立に向けた準備に追われつつ考え続けています。
京都芸術センターに代表されるようなアートセンターは、今では日本各地に点在し、アートと市民の距離を近づけるためさまざまな活動を展開しています。建築センターもまた、建築と人、まち、そして社会をつなぐためのインフラとして、京都だけでなく、それぞれの地域の特性や状況に合わせて、広がっていって欲しい。今回の京都建築センターを立ち上げる試みは、そのための一つの試金石だと言えます。
引き続き、皆様の温かいご支援をよろしくお願いします。
京都建築センター/プログラムディレクター 川勝真一
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