熊本・球磨川に流れる「生命」と向き合う、遠山昇司監督の新作映画『あの子の夢を水に流して』を、多くの人に届けたい！

本作に「良太役」で出演している山崎皓司さんより応援メッセージをいただきました！

最近、中村哲さんのドキュメンタリー『荒野に希望の灯をともす』を見ました。映画館でずっと涙を流していました。どう生きてどう死ぬのか、自分には何ができるのか。

「あの子の夢を水に流して」に関わるまで、球磨川が氾濫したことは僕の意識の外にありました。行ってみると復興真っ只中。海外のことに意識がいっている間に、身近な日本のことを忘れていました。そしてアフガニスタンや熊本のことを考えているうちに、もっと身近な人が認知症になっていました。もう何をどうしたらいいのかわからない。実際に現地に行ってボランティア活動をするのか、寄付をするのか、想いを寄せるのか、身近にいる人を大切にするのか、全部やってもいいしやらなくてもいいし、俺は一人だし！なんて思いながら、結局変わらずやっていることは俳優です。なんだかんだ僕にできることは、表現を続けること、この映画をたくさんの方に見て頂くことです。応援よろしくお願いいたします。

山崎皓司［やまざき・こうじ］
1982年静岡県掛川市生まれ。俳優。劇団「快快-FAIFAI-」所属。2019年から活動拠点を東京から静岡県掛川市に移し、現在は“百の姓を持つ、百の屋号を持つ、百の仕事を持つという意味での百姓”を志し、俳優、狩猟、農業、養蜂、人の仕事の手伝い等をしながら、世界平和への道を模索している。自らの百姓生活を記録したドキュメンタリー作品「Koji Return」をYouTubeで公開中。