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遠山昇司監督の新作映画「あの子の夢を水に流して」の公開応援をクラウドファンディングで実現!
映画監督、アートプロジェクト・芸術祭ディレクターなど、多彩な才能を発揮する遠山昇司。遠山の故郷熊本の豪雨災害を受けて制作された新作映画を全国で上映することで、球磨川の魅力発信と被災地へ関心を向けるきっかけにしていきます。
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遠山昇司6年ぶりの新作映画『あの子の夢を水に流して』の製作委員会です。2022年12月熊本先行公開、2023年春東京公開予定です。 出演:内田慈 玉置玲央 山崎皓司 加藤笑平 中原丈雄
映画監督、アートプロジェクト・芸術祭ディレクターなど、多彩な才能を発揮する遠山昇司。遠山の故郷熊本の豪雨災害を受けて制作された新作映画を全国で上映することで、球磨川の魅力発信と被災地へ関心を向けるきっかけにしていきます。
撮影:森賢一
2020年7月3日夜、熊本県を中心に九州に線状降水帯が発生し、それまでの豪雨記録を塗り替える未曾有の豪雨災害が起きました。熊本県を流れる球磨川水系は、八代市、芦北町、球磨村、人吉市、相良村の計13か所で氾濫・決壊し、約1,060ヘクタールが浸水。熊本県・八代市出身の映画監督・遠山昇司は、見慣れた故郷の球磨川が暴れるその風景を、地元の友人・知人たちの無事を祈りながら、東京からテレビやインターネット等のメディアを通じて見つめることしかできませんでした。
後日、その被害を現地で目の当たりにした遠山監督は、6年ぶりの新作映画への挑戦を決意します。そしてこのたび完成したのが、本作『あの子の夢を水に流して』です。
遠山監督は、これまでにも熊本を舞台に 『NOT LONG, AT NIGHT-夜はながくない-』(2012年)、『マジックユートピア』(15年)、『冬の蝶』(16年)を監督し、第25回東京国際映画祭〈日本映画・ある視点部門〉正式出品、第33回テヘラン国際短編映画祭アジア・コンペティション部門グランプリなど、国内外の映画祭において高い評価を得てきました。
これらの遠山監督の作品群で、一貫して描かれてきたのは「喪失と再生」です。本作も、豪雨災害による傷跡が残る実際の場所で撮影を行い、主人公たちは物語の中でこの川沿いを巡り、我が子を失った女性の姿と人々を包み込む熊本・球磨川の「生命」そのものが描かれています。
映画監督・遠山作品の特徴は、日常に潜む魔術的、幻想的な瞬間を、私たち見る者と共有することです。私たちが目に見えていないもの、あるいは見えているのだけれども気づかないもの、それらを感じ取る人間の力を、映像表現を通して回復させてくれるのです。本作でも、それを静かに、深く、味わっていただけることでしょう。
かけがえのない命が毎日生まれ、そして消えていく世界で、ある一人の女性が自然と対峙しながらどう再生できるのか。そこには、私たち一人ひとりが未来に向けて、「生命」とどう向き合って生きていくのかを考えるヒントがあるかもしれません。
この映画が描くのは、球磨川という河の流れと我が子を失った女性の姿です。きっかけは、八代に住む友人のSNSでの投稿でした。熊本県を中心に発生した令和2年7月豪雨、2020年7月4日の午後、水位が下がってきた球磨川の河口付近でのことです。その投稿には人吉・球磨地方の郷土玩具である“きじ馬”を拾い上げる老人と出くわしたという話が綴られていました。流れ着いた泥だらけの“きじ馬”が、ひとつ、ふたつ、みっつと拾い上げた人物の腕の中で増えていく。失ったものを数えるのは辛いことですが、いつしか誰かが残ったものを数え始めます。その数を数え、その風景を想像しながら僕は今回の脚本を書き、映画を撮ることにしました。
<遠山昇司プロフィール>
1984年 熊本県八代市生まれ。映画監督・プロデューサー・アートディレクター。早稲田大学大学院国際情報通信研究科修士課程修了。2012年、熊本・天草を舞台にした初の劇映画『NOT LONG, AT NIGHT −夜はながくない−』が第25回東京国際映画祭〈日本映画・ある視点部門〉に正式出品され高い評価を得る。劇映画2作目となる『マジックユートピア』(共同監督:丹修一)は第49回ヒューストン国際映画祭にて審査員特別賞を受賞。短編映画『冬の蝶』 は第33回テヘラン国際短編映画祭にてグランプリを受賞するなど海外でも高い評価を得ている。2013年6月にスタートしたアートプロジェクト『赤崎水曜日郵便局』では、局長・ディレクターを務め、熊本県津奈木町にある海に浮かぶ旧赤崎小学校を再利用したプロジェクトは全国で話題となる(2014年度グッドデザイン賞を受賞)。精力的に映画制作を行いつつ、アートプロジェクトや舞台作品などの演出を手がけながら現在に至る。国内で開催される国際展では有数の規模を誇る『さいたま国際芸術祭2020』のディレクターを務めた。
本作には、魅力的で実力のある俳優のみなさまに出演していただきました。本作の主演を務めるのは、舞台・映画・TVの話題作への出演が続く内田慈。映画『レディ・トゥ・レディ』主演(大塚千弘とW主演)も記憶に新しく、今まさに脂ののる彼女が、球磨川と対峙し「生命」と向き合いました。共演には、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』での記者役などで注目の俳優・玉置玲央が助演、そして熊本出身のベテラン俳優・中原丈雄、劇団「快快-FAIFAI-」の俳優・山崎皓司、アーティストでもありながら遠山作品の常連となった加藤笑平と、超個性派かつ実力を備えた出演者陣が揃いました。本作には、彼らの俳優としての実力はもちろんのこと、彼らの人間性が映像の中に凝縮されています。公開された暁には、ぜひ注目してご覧いただければと思います。
内田慈さん(主演)よりメッセージ
初めて『あの子の夢を水に流して』の台本を手にした時、ページ数の少なさに驚きました。多くはない厳選された詩的で雄弁な言葉たちと、言葉や人物の表情と同じように雄弁さを担う前提で書かれたであろう自然の描写たち。これはちょっと、普通の映画ではない、不思議な作品になるだろうと思いました。
私は「瑞波」という、幼い子どもを亡くした母親の役を演じました。2020年7月の豪雨災害の被害の様子がまだ生々しく残る球磨川を眺めながら、川の流れのように瑞波の時間や気持ちが流れていくのを静かに見つめる、そんな撮影でした。失ったものと向き合う時間。
恐らく、観てくださる方にとって「鑑賞」ではなく「体験」のような作品に仕上がったと思います。
熊本県八代でオールロケを行い、八代の自然の美しさが思い切り詰まっています。
是非応援していただけたら嬉しいです。
内田慈(瑞波役)
<内田慈プロフィール>
1983年生まれ。神奈川県横浜市出身。日本大学芸術学部文系学科中退後、新進気鋭の作家・演出家の作品にいち早く出演しキャリアを積む。近年の主な出演作に、映画『レディ・トゥ・レディ』(W主演)、『ホテルローヤル』『護られなかった者たちへ』、『決戦は日曜日』、舞台『散歩する侵略者』『糸井版摂州合邦辻』、『海王星』、『紙屋町さくらホテル』、TVドラマ『半沢直樹』(TBS)、声の出演『みいつけた!』(NHK)など。
玉置玲央(恵介役)
<玉置玲央プロフィール>
1985 年生まれ、東京都出身。劇団柿喰う客所属。初出演の映画『教誨師』(監督:佐向大)で第 73 回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞受賞。22年5月には再び佐向大監督の映画『夜を走る』に出演し好評を博す。ほか近年の出演作にドラマ『ちょこっと京都に住んでみた』(テレビ大阪)、連続テレビ小説『おかえりモネ』、『ひきこもり先生』(NHK)、舞台『MUDLARKS』、『パンドラの鐘』、『空鉄砲』『Birdland』などがある。
山崎皓司(良太役)
<山崎皓司プロフィール>
1982年静岡県掛川市生まれ。俳優。劇団「快快-FAIFAI-」所属。2019年から活動拠点を東京から静岡県掛川市に移し、SPAC-静岡県舞台芸術センター等の作品に出演。現在は“百の姓を持つ、百の屋号を持つ、百の仕事を持つという意味での百姓”を志し、俳優、狩猟、農業、養蜂、人の仕事の手伝い等をしながら、世界平和への道を模索している。自らの百姓生活を記録したドキュメンタリー作品「Koji Return」をYouTubeで公開中。
https://youtu.be/iBRIq2PMrEU
加藤笑平(偉一郎役)
<加藤笑平プロフィール>
1983年東京生まれ。2005年に熊本県天草へ移住。自ら農耕・塩づくりを行い生活している。自作の、あるいは身の回りの素材を用いて絵画やインスタレーション、パフォーマンス作品を同時に展開し、相反するものが共存している日常の状態を形にする。天草では「天草在郷美術館」を運営。2020年より長崎県野母崎に拠点を移し、
野母崎樺島製塩所を立ち上げる。新たなスペースの開設を準備中。主な展覧会に「段々降りてゆく」(熊本市現代美術館、2021年)、「VOCA展2022」(上野の森美術館、2022年)。katoshowhey.com
中原丈雄(出水〈喫茶店のマスター〉役)
<中原丈雄プロフィール>
熊本県・人吉市出身。劇団未来劇場にて数多くの舞台を踏んだ後、映画・テレビ等の映像世界に移る。中島丈博監督作品『おこげ』(1992)にて映画デビュー。妻を持つ同性愛の中年サラリーマンを演じて、多くの批評家により絶賛される。以降、映画・ドラマに多数出演。現代劇、時代劇問わず幅広い活動を行っている。近年の出演作に、NHK 総合大河ドラマ『真田丸』、終戦ドラマ『しかたなかったと言うてはいかんのです』など多数。山崎製パン「ゴールドシリーズ」の CM にも出演中。球磨焼酎大使、ふるさとやまが大使も務める。
2022年12月熊本先行公開/2023年より全国順次公開予定
70分(予定)|カラー|アメリカンビスタ
<出演>
内田慈|玉置玲央|山崎皓司|加藤笑平|中原丈雄
<スタッフ>
脚本・監督:遠山昇司|撮影監督:森賢一|照明:高木英貴|録音:尾方航|ヘアメイク:池上ゆき|スタイリスト:キクチハナカ、まなべかずこ|美術協力:北澤岳雄、加賀谷静|制作:小森あや|音楽:志娥慶香|編集:加藤信介|タイトルデザイン:吉本清隆|短歌:池田翼|主題歌:玉井夕海|プロデューサー:小山真一、武田知也
Webサイト:
http://www.anoko-no-yume.com
Twitter:https://twitter.com/anokono_yumewo
この映画制作は、豊富な資金やスポンサーを前提として始まったわけではなく、地元の災害を目の当たりにした遠山昇司監督と九州のクリエイター・スタッフが集い、始まりました。映画を通じて、災害を受けた球磨川ともう一度向き合うために始まったこのプロジェクトは、想いに共感してくださった八代市を中心とした地元の方たちより、撮影の段階から多くの支援をいただきました。そうして急ピッチに実施された撮影を乗り越え、ようやく完成を迎えることができました。しかし、それでも、これから迎える公開と宣伝に向けた資金が十分ではなく、今回のクラウドファンディングに挑戦することになりました。
この映画は、今年12月に、地元熊本で先行公開を実施し、年明け以降には東京を皮切りに一つでも多く、全国の地域での上映の機会を作っていくことを目指しています。また地元・熊本では、球磨川の源流から河口まで、球磨川沿いの町を巡るような上映会も計画中です。
皆様からいただいた資金は以下の通り活用させていただく予定です。
<主な使い道>
配給宣伝費/各劇場舞台挨拶費用(ゲスト移動費等を含む)/公式HP制作/ビジュアル制作(劇場版ポスター・チラシ等)/海外映画祭出品費/クラウドファンディング手数料
<主なスケジュール>
2022年11月 熊本特別試写会
12月 熊本先行公開
23年2月~3月 東京公開(予定)
4月~ 全国公開(予定)
2022年4月に開催されたイタリアの「第24回ウディネ・ファーイースト映画祭」での遠山監督。
本作は、FOCUS ASIA 2022 - Far East in Progress部門に選ばれました。
◆遠山監督、内田慈さん(主演)から届くお礼の葉書
本作の脚本・監督を務めた遠山昇司と主演の内田慈によるメッセージと、本作撮影監督・写真家の森賢一撮影の球磨川風景写真の入った葉書を被災地から投函し、お送りします。
※本写真はイメージです
<森賢一プロフィール>
Graphes inc. ( 合同会社グラフ ) 代表。航空写真専門のフォトグラファーとして航空会社に勤務し西日本中を撮影後、地上の広告写真へ転向。国内から海外まで広く撮影。2012年、映画『NOT LONG, AT NIGHT −夜はながくない−』で初の撮影監督を担当。現在も広告写真、映画製作から、世界的ピアニスト、ジョヴァンニ・アレヴィの熊本招致プロデュースなど多岐にわたる活動をしている。
◆映画ロケ地となった「珈琲店ミック オリジナルブレンド(コーヒー豆)」
ロケに使用された熊本県八代駅前の名物珈琲店「ミック」のオリジナルブレンド(コーヒー豆・250g)をお送りします。
<珈琲店ミックよりメッセージ>
創業55年(1967年8月4日開店)を迎えた、八代駅前の老舗珈琲店ミックのオリジナルブレンドコーヒーです。ここは、映画の中でも唯一のフルキャストシーンとなる、重要な場面でロケ地となったお店です。マスターこだわりのコーヒーを、是非味わってみてください。
◆映画ロケ地となった林酒造場の球磨焼酎「極楽」
ロケに使用された熊本県湯前町の林酒造場の球磨焼酎「極楽」(常圧蒸留 長期貯蔵 alc25% 容量720ml)をお送りします。
◆サウンドトラックデータ
本作で音楽を務めた志娥慶香のオリジナルサウンドトラックデータをご送付します。
<志娥慶香プロフィール>
作曲家・ピアニスト。アメリカのバークリー音楽大学で映画音楽作曲法を学び、ジョルジュ・ドルリュー賞を受賞し2008年に首席卒業。熊本を拠点に、様々なジャンルの演奏家への楽曲提供や、広告音楽・劇伴音楽を手がける。2016年よりフィンランドにて、音楽やアートを通じた文化交流を行うなど国内外で活躍中。
◆オリジナルパンフレット
遠山作品のデザインを手がけてきた吉本清隆による本作品のパンフレットをお送りします。パンフレット編集はアートマネジャー・編集者の米津いつかが担当します。
前作・長編映画『マジック・ユートピア』のオリジナルパンフレット
◆監督・出演者直筆サイン入り台本
監督・出演者(遠山昇司、内田慈、玉置玲央、山崎皓司、中原丈雄)の直筆サイン入り台本をお送りします。
◆球磨川・八代特産品詰め合わせ
映画の舞台である、八代地域、球磨川流域の特産品をスペシャルセレクトしてお送りします。
※イラストはイメージです。実際のリターン品とは内容が異なる場合があります。※インターネット販売に資格が必要なものを含む場合は、その製造販売元にご協力いただいて発送いたします。
◆遠山監督と巡るロケ地ツアー
熊本・八代出身の遠山監督と一緒に、本作品のロケ地である球磨川流域・八代地域を巡ります(日帰り)。
※日程や集合場所などの詳細は後日調整させていただきます。
※現地集合、現地解散となり、現地への交通費等はコレクター負担となります。
◆本作ティザーサイトのビジュアルを担当した美術家・民佐穂さん の絵画作品1点
本作のティザーサイトは、遠山監督が 民佐穂さんの一枚の絵と出会ったことで生まれました。本作の世界観とも通じる民さんの絵画1点をお送りします。
※ティザーサイトで使用された民佐穂さんの絵画
本作品は、撮影・編集を完了しており、もし本ファンディングが目標未達成でも、公開は必ずいたします。ですが、新型コロナウイルスの影響により、劇場公開日程がずれたりする可能性が考えられます。また、本プロジェクトは実行確約型のため、目標額に達成しない場合は、時期の見直しなど細かい調整が必要となる可能性はありますが、自己負担で補填するなどして、配給・宣伝活動を行います。
なお、リターン品の送付は必ず実施いたします。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。皆さんからの支援を元に、映画を多くの人へ届け、そして球磨川の魅力の発信と被災地へ関心を向けるきっかけにできればと考えています。何卒ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします!!
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