2025年、ありがとうございました。
vol. 21 2025-12-30 0
中編映画『あの青い空には神様がすんでいる』(仮)
ご支援者のみなさま
大変長らくご無沙汰でございました。
中編映画『あの青い空には神様がすんでいる』(仮)製作チームです。
さて、SNSで先日告知いたしました通り、本作のポストプロダクション作業が完了し、本作を完成させることができました。
ご支援者の皆様、大変お待たせいたしました。
相次ぐトラブルや延期で、決して順風満帆とは言えない制作体制と進捗でしたが、無事に完成にたどり着くことができ、チーム一同ホッとしております。
2026年は映画祭への出品や支援者限定試写会など、可能な限り露出の機会をお作りできるように準備を進めて参ります。
以下、監督の大森よりご挨拶がございます。
↓ ↓ ↓
皆様、お世話になっております。
大森です。
『あの青い空には神様がすんでいる』(仮)が完成しました。
ほんとうは卒業制作として今年の3月に完成させたかったのですが、諸般の事情でずれまくり、作業も遅延を続けて今頃のご報告となってしまいました。
ご支援者の皆様にお詫び申し上げます。
思い返せば、準備稿を書き始めたのがおととし11月頃でした。
病院の夜勤バイトの最中、業務の合間を縫って受付のデスクでシナリオを書き進めた記憶がはっきりと思い出されます。
その時、自分はまったくの孤独でした。
なので、ほぼ1年後に俳優部もスタッフもきっちり揃って撮影が進められているなんて思いもしなかったでしょう。
以前アップデートで書かせてもらいましたが、大学4年間で何も実績を残せなかったことに強烈な負い目を感じていました。
周囲の映画製作者は映画祭に入選し次々と自分の作品を撮っている中で、自分は何をしているのだろう……と思い悩む日々が続きました。
「映画製作も、これで最後だな」
撮影期間も編集作業の中でも、この決意だけは自分の中で一貫していました。
いざ完成した映像を見ると、撮影中の出来事をどうしても思い出してしまいます。
あのシーンのときに、あんなことがあったな……。もう何カットか撮りたかったな、とか。
満足よりも後悔や自責の念が圧倒的に強かったのです。
自己弁護っぽくなってしまいますが、最近はようやく「完成にたどり着いたことに意味がある」と思えるようになりました。
未熟さや稚拙さも多分にあれど、それが自分の能力の限界であり現状なのだから甘んじて受け入れるしかないことも知りました。
初期のインスタ投稿で、この物語の定義についてこのように書かれていました。
「映画『#あの青い空には神様がすんでいる』は、大人と子供の間を揺れ動く少年少女たちと、かつて少女だった青年たちが「過去」に向き合い、「未来」を紡ぎ始める青春群像劇です。」
この映画の完成によって、自分自身がようやく「過去」に向き合い「未来」を紡ぎ始めることができたのだな、と実感しています。
長々と所感を書き連ねてしまい申し訳ありません。
おそらく春のうちに、支援者の皆様に作品URLをお送りすることができると思います。
皆様とまた、お会いできる日を楽しみにしております。
監督 大森 開登
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