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佐賀県唐津市の窯元「赤水窯」の器を届ける挑戦をクラウドファンディングで実現!
佐賀県唐津市の窯元 赤水窯 です。カップ類を中心とした日常の器作りをしています。お客様と出会える機会が狭まってしまった今、この場を借りて当窯の新たな試みや定番品をご紹介させてください。
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はじめまして、赤水窯と申します。佐賀県唐津市にて、熊本千治、象の二代で窯元を営んでいます。1976年に喫茶店『加らつ屋』として開業。手作りの器でお茶を提供し、その器を店内で販売するという形でスタートしました。現在は『赤水窯』として、陶器づくりの専業となっております。当窯の作る器はティーウェアを中心に、日常の器を多く制作しています。
佐賀県唐津市の窯元 赤水窯 です。カップ類を中心とした日常の器作りをしています。お客様と出会える機会が狭まってしまった今、この場を借りて当窯の新たな試みや定番品をご紹介させてください。
(2021/10/01追記)
追加事項がありますのでお知らせいたします。
¥5,000以上のご支援をいただいた方へもれなく『刷毛目小判豆皿 Blue』をプレゼントさせていただきます。
刷毛目小判豆皿 Blue 8㎝×5.5㎝×高さ1.5㎝
サラリとした質感の青色の釉薬を使っています。手のひら大の小さなお皿ですが、お茶請けにちょっとしたお菓子をのせたり、薬味やソースを入れたりとあると便利な器です。
ささやかなプレゼントですが、こちらも踏まえて是非ご検討くださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。
赤水窯 熊本 象
皆様はじめまして、赤水窯(あかみずがま)と申します。
この度は私たちの初めての挑戦となるクラウドファンディングのページにお越しいただき誠にありがとうございます。
佐賀県唐津市にある私たちの工房は、この集落の地名「赤水」の名を冠し、親子二代の陶芸作家として陶器づくりをしています。
赤水窯の外観。一階が展示ギャラリーになっており、小さいながらもこの建物の中で制作/焼成/販売まで全てを行っています。
左から 父・ 熊本 千治、母・熊本 晴美、私・熊本 象、妻・熊本 真由美
グレーの猫がこの赤水窯ギャラリーの猫店長「
そうへい」
※近年はこの“そうへい”のためにわざわざお越しになるお客様も増えました。
陶器づくりにおける全ての工程をこの家族で行っています。
伝統的な唐津焼は、抹茶碗や花入れなどの茶道に使われる道具だったり、小鉢やお皿・酒器など、日本料理の懐石の流れの中で使用される器としてのイメージ。
当窯は16年ほど喫茶店を営業していた時期もあり、建物と店内は洋風の作りとなっています。制作している器も、現代の日常の空間での利用をイメージしたものがほとんどで、唐津焼の伝統技法以外のものも取り入れ、自由にアレンジしながらの制作が赤水窯のスタイルとなっています。
独自の感性でモノづくりをしている、赤水窯はそんな窯元です。
ここ唐津は小さいながらお城があり歴史深い町。日本三大松原のひとつ『虹の松原』も良く知られた景勝地です。
玄界灘と山々に囲まれ温暖な気候は多くの農産物の栽培に適しています。綺麗な水から作られる日本酒があり、呼子のイカに代表される海の幸などの美味しいものもたくさん。また、牛・豚・鶏の畜産も盛んと、豊かな自然の恵みを全て受け取ったような幸運な町です。
福岡空港から在来線を乗り継ぎながらも一直線にたどり着けます。車なら空港から高速に乗り1時間弱。西からの陸路でも、長崎空港から車で2時間程度。このアクセスの良さも人気のポイントではないでしょうか。旅行者の皆様からも「また必ず訪れたい!」という声が多く聞かれます。
しかしこのような恵まれた土地柄にあっても、新型コロナウィルス感染症の影響からは免れることが出来ず、観光などでお越しになるお客様が大きく減少し一年以上が経ちます。
私たちも対面での販売が難しくなり始めた昨年の春からオンラインでの販売にも力を注ぎました。有難いことに既存のお客様を中心に多くの応援をいただきましたが、すべてをカバーするに至ってはおりません。
個展などの催事も、たびたび中止を余儀なくされました。
たとえ作品発表の機会を設けられたとしても、実際ご来場いただけるお客様にも限りがあります。新しいお客様との出会いも極めて少なく、作品を知っていただく機会に恵まれにくい状況です。
私(熊本 象)が従来のスタイルであった磁器作品の制作に一区切りをつけ、2019年から進めてきた地元唐津の土で作品を手掛けるという試みがいまここへ来て整いつつあります。(以下でご紹介する“掛分けマグ”もその一部です。)
2年ほどかけて現在のスタイルに辿り着き、この初夏の個展にて少しお目に掛け大変好評をいただきましたが、まだ多くの皆様へ直接伝えきれておりません。今回のクラウドファンディングでもぜひ手に取っていただけると嬉しいです。
長年のファンの皆様、いつか赤水窯へ行ってみたいと思って下さっている皆様、そして今回のチャレンジをきっかけに新たに当窯のことを知り、興味を持ってくださった皆様にも応援いただければ…と願っております。
そしてまた安心して遠出ができるようになれば、ぜひ唐津へお越しいただけましたら嬉しく思います。
1976年に開業した当時は、陶器づくりだけではなく喫茶店 加らつ屋 の営業もしていました。カップやお皿などの手作りの器でお茶・軽食をご提供し、そういった器を店内で販売していました。
<1988年当時の店内>
それから16年後に喫茶店を閉じ、陶器制作を専業とする「窯元」となり現在に至ります。
現在、店内は喫茶店時代のカウンターなどをそのまま展示台として活用し、当時の雰囲気を残しています。当窯の商品にカップ類などのティーウェアが多いのも、こういった理由からです。
今回あらためてこの窯の成り立ちを思い返していたときふと頭に浮かんだのが、「ウチは茶店もしよったけんね(していたからね)」という父の言葉。
<赤水窯の裏庭に佇む二本の石柱>
この古びた石柱は私が子供のころから立っており、何なのだろう?と特に疑問に思ったこともありませんでした。
しかし今回赤水窯のなりたちを両親へ確認していくなかで、これは私の祖父の叔父にあたる人が寄贈したものだとわかりました。この先の石段を登って行った先には、今はすっかり廃屋となってしまっている 赤水観音堂があります。(観音像は町内のお寺へ移動されています)
聞けばこの赤水窯の場所は江戸時代に整備された街道付近に位置していて、当窯の前を通る道は唐津を横切る旅人にとってメインストリートでした。上記の石柱は街道を歩く人々が、観音堂に気づき参拝してもらいやすいようにと立てられたものだったのです。
今は他に幾つもの便利な道路がありますが、当時の旅人たちの長い旅路の苦労が想像できます。
そういった旅人達を相手に、当時の熊本家は農業の傍らに茶店を営んでいたらしいのです。今は亡き大正生まれの祖父はその当時のことを覚えており「店で売っている飴をくすねて食べた」「 けえらん(唐津 浜玉町の名菓)も売っていた」「お茶や菓子だけでなく、鯉料理なんかも出していた」と語っていたそうです。
祖父はそんな茶店だった当時の熊本家の建物を、亡くなる少し前に厚紙で工作し残していました。(小学校教員を経て退職後画家になった祖父は、手仕事全般が得意でした)
軒下にお菓子をディスプレイしたショウケースがみえるのがわかりますね。茶店の雰囲気を感じとれます。
もうひとつ資料が見つかりました。明治中期、唐津の人々のささやかなレジャーだった 鏡山登山を撮影したもの。
松浦文化連盟編 -ふるさとの思い出 写真集 明治 大正 昭和 唐津- 国書刊行会 より
赤い矢印の家が熊本家。
茶店自体の写真ではありませんが、登山者が下った先がひと息つける茶店であってもおかしくはなさそうな雰囲気です。
今回あらためて我が家の歴史を調べたことで、色々なことがわかり感慨深い思いです。
曽祖父の代に茶店をしていた熊本家が、父の代の喫茶店を経て、今は日常にお茶を楽しむカップなどの陶器づくりを生業にしているということは、一本のつながりがあるようです。
現代の日常で頻繁に活躍する「マグカップ」は当窯の得意とするアイテム。
左側が「唐津彩泥マグ」
熊本 千治が長年手がけてきた技法“彩泥”(さいでい)で波模様を表現したマグカップ。このシリーズは30年以上制作を続けており「松浦灘の海の景色のよう」と愛され続けているものです。
そして右側が、熊本 象が新作として制作した「掛分けマグ Blue」。上半分と下半分に違ったトーン・質感の釉薬をかけ、海と青空の境を表現しました。下地にうっすらと入った刷毛模様が海風や潮の流れをイメージさせます。(この初夏の個展にて少しお目に掛けましたが、大変好評をいただきました)
同じ風景を表現しても親子でこれだけの違いがありますが、生命の源である海の景色は、地元出身の皆様だけでなく多くの方々に共感していただけるのではないかと思います。
赤水窯ファンの皆様にとっては、上記のカップはすでにご覧になられた品かもしれません。せっかくの機会ですから、季節限定カラーとして準備していた他の様々な色のマグカップもお選びいただけるようにいたしました。
それでは以下、リターン品の一覧となります
※システムの都合上、下記リターン品の金額は送料を含めた表示となっております。
※小さな商品であっても、
破損時の補償が付いた発送方法をとらせていただきます。
↑上記のお箸置きの詳しい仕様はこちら(当窯のウェブストア)にてご確認できます。
↑上記のお皿の詳しい仕様はこちら(当窯のウェブストア)にてご確認できます。
↑上記の湯呑の詳しい仕様はこちら(当窯のウェブストア)にてご確認できます。
↑上記のマグカップの詳しい仕様はこちら(当窯のウェブストア)にてご確認できます。
↑上記のセットの詳しい仕様はこちら(当窯のウェブストア)にてご確認できます。
↑上記のセットの詳しい仕様はこちら(当窯のウェブストア)にてご確認できます。
↑上記のセットの詳しい仕様はこちら(当窯のウェブストア)にてご確認できます。
↑上記のセットの詳しい仕様はこちら(当窯のウェブストア)にてご確認できます。
↑上記のティーポットの詳しい仕様はこちら(当窯のウェブストア)にてご確認できます。
↑上記のティーポットの詳しい仕様はこちら(当窯のウェブストア)にてご確認できます。
↑上記のセットの詳しい仕様はこちら(当窯のウェブストア)にてご確認できます。
↑上記のセットの詳しい仕様はこちら(当窯のウェブストア)にてご確認できます。
↑上記のセットの詳しい仕様はこちら(当窯のウェブストア)にてご確認できます。
↑上記のセットの詳しい仕様はこちら(当窯のウェブストア)にてご確認できます。
今回のプロジェクトと並行し、当窯ウェブストアにて熊本 象のオンライン個展を開催しております。こちらでは上記のリターン品とはまた異なった様々な品をご紹介しております。下記リンクよりご覧ください。
熊本 象 陶展(Online) 会場 10/1 (金) 9:00 → 10/10 (日) 21:00
2021年11月 プロジェクト終了からリターン品の制作を開始します。プロジェクトの進捗状況としまして、制作の進行状況をご報告して参ります。
2021年12月~2月 リターン品を、焼きあがったものから随時発送してまいります。
長い読み物になってしまいましたが、お客様との会話や、SNS・ウェブストアで書き記すことのなかった部分をお伝えすることができました。また、この度初めて動画を制作し、こちらからも普段お目にかけることのない当窯の日常風景をお伝え出来たかと思います。
時代の変化に伴い私たちも変わり続けてきましたが、今のこの苦境を乗り越え、日常を豊かにする陶器をこれからも多くの皆様にご提案し続けていきたいです。
今回のクラウドファンディングを通して多くのご縁をいただけましたら、今後の私たちにとってさらなる意欲につながる喜びとなります。そしてこの混迷の時期を乗り越えたときには、ぜひ唐津へ、赤水窯へお越しいただきたい。そのように思っております。
集合写真のNGショットより
スタッフ一同、皆様にお会いできる日を心より願っています。
最後までご覧いただきありがとうございました!
熊本 象
500 円
2500 円
4500 円
5000 円
7000 円
8500 円
8500 円
10000 円
10000 円
18500 円
18500 円
32500 円
32500 円
35500 円
35500 円