\阿武町との出逢い/
vol. 2 2019-06-20 0
たくさんのご支援をいただきまして誠にありがとうございます!
順調に金額も伸びており、いただいたメッセージがとても励みになっております!
さて今日は、本文中ではあまり触れることができなかった阿武町との出逢いについて書こうかなと思います○
■みんなの移住ドラフト会議
ゲストハウスを始める土地を探していたわたしたちが出逢ったイベントが、2017年11月に開催された「みんなの移住ドラフト会議 ALL STAR GAME」でした。
※移住ドラフト会議とは、野球のドラフト会議のように
・移住希望者=選手
・移住者を募る地域=球団
と見立て、選手のパフォーマンス(プレゼン)を見て球団が選手を指名する移住マッチングイベントです。
実はこの時点で宿の名前やコンセプトまで決定しており、どこかご縁があった場所で宿を始めよう!と思っていたのでした。
プレゼンをしている様子。すでにロゴもほぼ出来ていました
その中で、お話を聞いていて最も印象に残ったのが阿武町でした。
もともと阿武町のお隣萩市にあるゲストハウスrucoにはよく遊びに行っていたのですが、この日まで阿武町のことは知りませんでした。
なので移住うんぬん関係なしに、ただ純粋に一度遊びに行ってみますと約束をしたことを覚えています。
実はイベントでは阿武町からは直接指名を受けなかったわたしたち。
いわゆる【逆指名】する形で、わたしたちと阿武町は出逢ったのでした。
人生はどこでどう転がるか、今思えば本当に不思議なものです。
■下請酒場BARフジヤマ
わたしたちよりも前に阿武町に移住した鍋倉さんという方が、今まさにえのんに生まれ変わろうとしている物件で始められたバーです。
フジヤマ時代の写真。今とは内装の色がすこし違います
約束から半年後、阿武町に初めて遊びに行ったその初日に鍋倉さんは
「よかったらこの物件使いますか?」という提案をしてくださいました。
「え!本当ですか!!??」
実は他の土地での物件探しが中々うまくいかず、どうしようかと悩んでいたこの頃。
そこに【バー付きの古民家】という突然の魅力的すぎる申し出に、何か裏があるのでは?と若干勘ぐったのも事実ですが(笑
「自分でプレイヤーになることも大切だが、次は新たなプレイヤーを呼んでくることも自分の役割」
そう言ってわたしたちの想いに寄り添って、自分が時間もお金も費やしてきた物件を引き継いでくれた鍋倉さん。
その粋な計らいに感動し、わたしたちはこの物件で宿を始めることを即決したのでした。
こんな風にすべてご縁とタイミングが重なった結果であり、縁もゆかりもないわたしたちが阿武町のあの物件にたどり着いたのです。
-----
移住者も分け隔てなく迎えてくれるまちの人々、とても豊かで手付かずに残っている自然、小さなまちだからこそのスピード感と可能性。
すでに萩を中心に信頼できる大切な友人関係ができていたことも、移住の心理的ハードルを大きく下げてくれました。
「ここでなら豊かに暮らしていける気がする」
そして実際に暮らしてみて感じる阿武町の魅力は、本文中にも書いた通りです。
移住してから出逢う人々もとても魅力的な人が多く、山口県て今かなりアツいのでは?と感じています。
だから是非、実際に足を運んでみてほしいです。
ここには書ききれない魅力もまだまだたくさんあります。
阿武町のあの物件で、また新たなご縁が生まれることを期待して、いつでもお待ちしております◎