禅僧の禅画のデザイン性
vol. 14 2024-11-19 0
もう少しで90%です。大西さんのアイデアを聞くだけで、ワクワクするこのサウナを皆で作り、皆で楽しみたいと思っておりますので、どうかご支援お願いします!
さて、本日は禅僧の禅画についてご紹介させて下さい。5,000円のリターンのうちわは、大泰寺が所蔵する禅僧の水墨画から作りました。手を挙げて、うちわを携えるのは七福神の布袋さんです。ものに執着せず、穏やかな心で世を生きる布袋さんは禅僧の理想とされています。
またうちわと言えば熱波です。「熱波のおかわりいかがですか?」と私には見えましたので、うちわのデザインに取り込んでみました。
禅僧、特に悟りを開いたとされる老師様の絵は、実に自由です。芸術家の岡本太郎さんが、「次世代の芸術を生み出したければ、その時代で最も下手な絵を描きなさい。」と言われていました。それは、私たちが知らず知らずのうちに、これが上手い絵だ。という固定観念にとらわれているからです。
これは大泰寺の第八世の雪潭和尚様の墨蹟です。下手というわけではありませんが、上手い絵を描いてやろうなどという気負いがない、自然体の絵に好感が持てます。鳥獣戯画のデザインが現代でも愛されているように、私は禅僧の禅画がもっと人に知られて、一つのデザインとして普及すれば、うれしいと常々感じています。
サウナが出来て多くの人が訪れるようになれば、こうした墨蹟を使って、もっと色々とグッズを生み出していきたいと思っております。
ちなみに、こうした墨蹟を使ったラインスタンプを作っております。Lineのスタンプショップで、「大泰寺」と検索頂けましたら、購入できます。こうした支援も非常にありがたいです。よろしくお願いします!