ユカクロアップデイト #62
vol. 62 2015-05-17 0
皆さま、こんばんは。
今日は土曜日で、お休みの方も多かったのではないでしょうか?
お仕事の方は大変お疲れ様でした。
本日のユカクロアップデイトは前回に引き続き、“Crescendo Festival 2014”のステージを2回にわたってご紹介いたします。
【お詫びと訂正】
前回#61で掲載したライブで『ストレンジ・デイズ』180号に掲載されたライブ・レポート(文:Shiori Albert)の中で、『バラクーダ名義で出演したフラワー・キングスの・・・』は、正しくは『TRIO OF HOPE名義で出演したフラワー・キングスの・・』でしたので、訂正のうえお詫び申し上げます。大変失礼をいたしました。
<ライブレポより>
2014年8月22日、クレシェンド・フェスティバル2日目。
壮大な大西洋を望む特設ステージに置かれたキーボード、ギター、ドラム、ベースは、その日、会場に詰めかけた多くのオーディエンスと共に、メンバーの登場を待ちわびていた。定刻の20時を迎え、リラックスした面持ちでメンバー4人がステージに現れた。いよいよ開演だ。
Yuka & Chronoshipにとって2回目となる海外公演は、フランス大西洋岸で毎年開催されているプログレッシブ・ロックフェス「クレシェンド・フェスティバル」のステージだった。オープニング曲“White Squall, Black Squall”のエレドラのサウンドが打ち鳴らされた瞬間から、オーディエンスはYuka & Chronoshipの世界に魅せられた。その後、バンドサウンド全開の“Chronoship”が続き、オーディエンスの誰もが期待に胸を震わせずにはいられなかった。
Yukaの短いMCを挟み、セカンドアルバム『DINO ROCKET OXYGEN』を中心に、ライブを信条とする彼らのサウンドが次々と繰り広げられた。
「ウは宇宙船のウ組曲」から、“Cutting Gravity”“Skygazer”“Beyond The Fence”
「恐竜組曲」から、“Dance With Dinosaurs”“Ruler Of The Earth”
「O組曲」から、“O” “O2” “O3”
開演時は日中のように明るかった空が、ようやく薄暗くなりはじめた。
「O組曲」の演奏中、フェス会場があるサンパレシュルメールは、ちょうどサンセットを迎えた。大西洋に沈みゆく太陽。そこに流れる“O2”。まるで時空を超えて、どこまでも広がっていくようだった。そんな彼らの粋な計らいに、ライブの醍醐味を感じたのは私一人ではないだろう。その後、ファーストアルバムから“Water Reincarnation”、“KIRIBATI”が披露された。もはや多くを語らなくても、オーディエンスの興奮を抑えきれない様子は容易に想像できるであろう。To be continued.
~ オープニング曲 “White Squall, Black Squall” ~