定期購入というコーヒーとの関わり方
vol. 84 2020-12-01 0
ヤマノバコーヒーでは、2年前のクラウドファンディング創業以来、多くの方に定期購入でネパール産のコーヒーを楽しんでいただいています。
オンラインショッピングでトレンドのいわゆるサブスクリプション(以下サブスク)とは違って、同じコーヒー豆を定期的に毎月お届けする販売方法です。
サブスクのコーヒーだと、お店が厳選したコーヒー豆が毎月定額で届くのが多いようですが、ヤマノバコーヒーは、現在ネパールのナマステヒマラヤというコーヒー豆を毎月毎月お届けしています。
メインの取り扱いがネパールのみということも理由のひとつですが、以下のような考えがあって、定期購入をオススメしています。
1、ネパールの女性雇用につながる
ナマステヒマラヤを栽培しているコーヒー農園では、周辺の村に住む女性たちを雇用してコーヒーを栽培、精製しています。低カーストで仕事がなかったり、社会問題でもある人身売買や誘拐から救い出された女性を雇うことで経済的な自立支援につながります。
みなさんが定期的にこのコーヒーをご購入いただくことで、安定した雇用につなげることができるのです。
約100名(111名くらい)のお客様が毎月150gのコーヒー豆を定期購入していただくと約1名分の雇用につながる計算です。
2、貴重で美味しいコーヒー豆をお客様にご提供できる
1箇所の農園でとれたコーヒー豆で、大きなプランテーション農園のほうに大量のコーヒーを供給すること現在できません。毎月定期購入していただければ、この貴重で美味しいコーヒーを毎月楽しんでいただけます。
また、定期購入のお客様が増えることでより安定供給ができるようになります。
3、食品ロスの軽減
大量にコーヒーの生豆をネパールから輸入し、在庫する方が、コスト的には低くなるのですが、ヤマノバコーヒーでは、お客様に必要とされている分を計算しつつ定期的に輸入して在庫を最小限にしています。
焙煎も毎月受注生産で行なっており、大切なコーヒー豆が廃棄されることを最小限にするように努力しています。
そのため、定期購入の割合が増えると、このある意味非効率な生産方法の精度もあがるんです。
(単品のご購入も、もちろんウエルカムです)
現在、個人の定期購入のお客様が33名。
当面は100名を目指し1人のネパール女性の雇用につながることを目標にしています。希望はヤマノバコーヒーで10名の女性を支えたい。
個人の他に、オフィスコーヒーとして法人のお客様も募集中です。
環境保全と女性雇用につながる社会貢献性の高いコーヒーをオフィスコーヒーとして社員のみなさまや来客用にぜひご検討ください。
また、近々、個人のお客様向けに、ご近所さんとの共同定期購入も募集します。生協みたいに、一人のお客様がご近所さんのオーダーを取りまとめていただく形です。5名以上の共同購入で送料無料です。
ご近所さん同士のコミュニケーションツールにもなりそうです。
現在世界中で愛飲されている安くて手軽なコーヒーやスペシャリティーコーヒーも2050年にはこのままいくと環境問題で飲めなくなるとも言われています。自然と人に優しいコーヒー(そして美味しい)をみなさんで楽しみながら広めていきませんか?
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