【推薦コメントNo,5】女優 松下恵さんより推薦コメントをいただきました。
vol. 14 2020-09-25 0
<コメント>
一昨年の夏、ロサンゼルス日本映画祭で十数年ぶりに、大石さんに再会した。
アメリカで会うなんて、なんて不思議なご縁だろう。
その映画祭に出品された監督作「RICE BALL」を鑑賞してから、二年。
世界は、とてつもなく変わってしまった。
今、あらためてこの作品を観ると、まったく違う想いがこみ上げてきた。
大切な人を亡くした父と息子。母が握る、おにぎりの味。もう戻ってこない時間。
大石さんは、悲しみの中にいる人々が、少しでも前を向いて生きていけるよう、そっと背中を押したいのだと思う。
たった15分に「日本人独特の空気感」が、美しく描写されている。この作品が、国境を越えて評価されつづける理由だろう。
次回作も、世界に羽ばたいていくに違いない。
女優:松下恵
1981年1月16日、東京生まれ
1993年、TBS『課長さんの厄年』でドラマデビュー。『3年B組金八先生』(伊丸岡ルミ役)などに出演。
映画『秋桜 COSMOS』映画初出演で初主役、アイディルワイルド国際映画祭グランプリ受賞。
その他、映画『さくらん』『ちょんまげぷりん』ドラマ『暴れん坊将軍』『相棒』『ウロボロス』などに出演。
2018年ドキュメンタリー主演映画『アラフォーの挑戦アメリカへ』が、ロサンゼルス日本映画祭特別賞を受賞。
東映マネージメント (TOEI Management)
http://toei-management.com/megumi_matsushita.html
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松下さんと初めてお会いしたのが、東京芸術大学大学院映像研究所科が横浜にできて1年目、その第1期生が授業以外で自主制作で映画を撮ろうとして集まった現場でした。
もちろんその時はお互い役者としての参加。
僕は、「プロの女優さんや…」と、あわあわしていました。
残念ながら作品は完成せず、打ち上げや上映会もないままでしたが、まさかそこから10年以上経って、お互いが自分の作品を持ってロサンゼルスで再会する事になるとは思いませんでした。
本当に「不思議なご縁」としか言いようがないです。
『アラフォーの挑戦アメリカへ』では、主演を務めるだけではなく、制作面でも関わることがあり、映画ができていく過程をずっと目にするなど、プロデュース的なご経験もされたとか。
僕も、「作る」と「演じる」の二足の草鞋を履く者として、松下さんが今後どのように作品と関わられていくのか、とても楽しみです。
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