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在日朝鮮人2世パク・スナム監督、新作ドキュメンタリー「よみがえる声」の公開をクラウドファンディングで実現!
在日2世パク・スナム監督と娘パク・マイ共同監督の『よみがえる声』。韓国の釜山国際映画祭でドキュメンタリー最優秀賞を受賞しベルリン国際映画祭に招待された本作を戦後80年目の夏、劇場公開するために配給・宣伝費にご支援下さい!
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在日コリアン2世で今年90歳を迎える朴壽南(パク・スナム)監督のドキュメンタリー映画の制作と上映活動を推進してきた「アリランのうた製作委員会」と共に、新作『よみがえる声』朴壽南監督と長女の朴麻衣共同監督が全国上映を広めるためにサポーターと力を合わせて活動していきます。
在日2世パク・スナム監督と娘パク・マイ共同監督の『よみがえる声』。韓国の釜山国際映画祭でドキュメンタリー最優秀賞を受賞しベルリン国際映画祭に招待された本作を戦後80年目の夏、劇場公開するために配給・宣伝費にご支援下さい!
英語タイトル│Voices of the Silenced
韓国語タイトル│되살아나는 목소리
2025年│ドキュメンタリー│148分│color│16:9│5.1│日韓共同制作│日本語 韓国語
監督│朴壽南 朴麻衣
製作│映画社ハルピン│アリランのうた製作委員会 朴壽南
◉作品概要
作家・映画監督の朴壽南(パク・スナム)は、1935年植民地時代に生まれた在日コリアン二世として、植民地と戦争の歴史の闇に葬られた声なき声を聞き取り、生涯をかけ映像に記録してきました。広島の朝鮮人被爆者、沖縄戦に連行された朝鮮人元「軍属」そして、日本軍「慰安婦」。数えきれない証言を掘り起こしてきた彼女の元には、80年代から撮影し未公開のまま劣化してきた膨大な16ミリフィルムが積まれていました。「歴史の真実を埋もれさせるわけにはいかないー」。娘は母と共にフィルムの復元にとりかかります。『よみがえる声』は 娘であり10代の頃から母の上映活動に同行してきた朴麻衣(パク・マイ)が共同監督として参加。母の生涯の旅をたどりながら膨大なフィルムを復元し、歴史の記録に向き合います。
16mmフィルムをビューアーで調査する朴麻衣(左)と朴壽南
日韓合同で制作された『よみがえる声』は、2023年韓国の釜山国際映画祭でワールドプレミアされ、ドキュメンタリー部門で最優秀賞を受賞しました。これまで半世紀、映画祭とは無縁だった朴壽南監督にとって、初めての国際映画祭での受賞です。受賞者の中で最高齢であろう監督は車椅子でありながらも堂々と笑顔でレッドカーペッドを突き進みました。
ドキュメンタリー部門の審査をつとめた原一男監督は記者会見で「私は52年間ドキュメンタリーを製作しプロとして活躍していると自ら認めているが、 この作品を見た瞬間、ある存在を破壊する力を感じた」と力をこめて激賞し、審査員全員一致で最優秀賞を『よみがえる声』に授与することを決めたと述べました。
2023年10月釜山国際映画祭 授賞式で審査員の原一男監督から表彰される朴壽南監督
釜山国際映画祭のあと、世界三大映画祭の一つ第74回ベルリン国際映画祭フォーラム・スペシャル部門から『よみがえる声』招待の朗報が入りました。アジア以外に海外に行ったことがない朴壽南監督は、初めて自作の映画を持ってドイツの地を踏みました。さらに嬉しいことに監督第一作目の『もうひとつのヒロシマ−アリランのうた』もフォーラム部門の主幹で特別上映されました。
2024年2月 ドイツベルリン国際映画祭。質問に答える朴壽南監督(中央)と朴麻衣監督(左)
2日間の上映にはベルリン在住の日本人や韓国人、台湾人の方たちもたくさん映画を見にきてくれました。その中でも忘れられない対話がありました。ある日本からの留学生が「映画を観て、どうして私たちは加害の歴史を教えられてこなかったのかと思った。留学して東南アジアの友人と話をして初めて日本が東南アジアを侵略した歴史を知った。友人にとっては大切な歴史の記憶だったのに知らなかったことが悔しかった。それからは積極的に知るために動いています」と映画を観にきた動機や想いを涙ながらに話してくれました。釜山でもベルリンでも上映後に車椅子の朴壽南監督を囲んで、若い人たちが時には涙ぐみながら話し込む姿が印象深く、映画が伝える力を感じました。
次々と海外で8カ国の映画祭の上映が続きました。監督は現地に行くことはできませんでしたが、zoomで上映後の観客との対話に参加。ヨーロッパにおいては在日朝鮮人というマイノリティの存在も歴史も、ましてやアメリカによる原爆投下によって、日本人だけではなく多くの朝鮮人が被爆していることも知られていないということも交流を通して知りました。それだけに、公的な歴史から排除され、闇に埋もれた民衆の声を記録し日本の戦争責任を問いつづけてきた朴壽南監督という一人の女性への注目が高く、そして、復元された映像は「脱植民地的な豊かなアーカイブ」として評価され、国境を超えて多様な観客の心に届いている手応えを感じました。
フランスのジャン・ルーシュ国際映画祭では『よみがえる声』は「リビング・ヘリテイジ」賞を受賞。過去の歴史映像の記録を「生きた遺産」であると評価され「遺産」は自分たちが「生かす」ことで未来に価値ある遺産、歴史の教訓にすることができる。そう励まされた想いでした。
「2024年第43回ジャンルーシュ国際映画祭 « LIVING HERITAGE Prize 生きた遺産賞≫受賞作品でパクスナム、パクマイ二人の監督の『よみがえる声』が選ばれたことを心からお祝い申し上げます。記録フィルムの復元とともに深まる母娘の絆を描いたこの作品は、継承の映画です。映画の序盤に現れる衝突は映画の意味を問いかけ、まさに母と娘の美しく勇敢な同盟となり闘争へと繋がりまます。これは女性たちの闘争であり、日本による植民地下(1910-1945年)を生き抜いた、差別と抑圧に押しつぶされ搾取された在日朝鮮人生存者たちの闘争です。この共同体の知られざる歴史を非常に大胆で繊細な方法で見せてくれるこの作品は、記憶をよみがえらせ、私たちが生きている今の社会をもう一度振り返らせます。愛と闘争の行動である『よみがえる声』は私たちに必要で大切な、しかし隠されていた映画の仕事と監督の眩しい世界を繰り広げます。」
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『よみがえる声』の制作は、在日朝鮮人2世で映画監督の朴壽南監督(90歳)が撮影してきた約10万フィート(50時間分)の16mmフィルムの復元プロジェクトから始まりました。2020年にクラウドファンディング<日韓100人が語る歴史の証言映像 パク・スナム監督フィルム復元プロジェクト>が達成し、目標に掲げた10時間分の映像と音声テープが復元されました。内容調査や翻訳など様々な復元作業へのご協力、ご支援に朴壽南監督は胸を熱くし感謝しております。
長期に渡った復元作業は、日本の植民地支配と戦争で犠牲を強いられた朝鮮人、そして沖縄の人々の声を現代に呼び起こす貴重な作業となりました。
写真:1964年、植民地時代に炭鉱へ連行された朝鮮人一世の体験を記録するため筑豊へ。(右 朴壽南 当時29歳)
写真:2024年2月ベルリンにて朴壽南(88歳)
〜朴壽南監督が日韓の公開に向けて、映画作りへの想いを書きましたので紹介します〜
1945年10歳の夏、天皇を神としてきた私は日本の敗戦と祖国の解放を同時に迎えました。
私のあるべき場所はどこか。それを探して、戦後なお隠蔽されてきた歴史の闇に降りていきました。
広島へ、そして沖縄の戦場へー。
存在を奪われてきたコリアン原爆被爆者、戦場へ連行された「慰安婦」、そして日本軍によって自決を強いられた沖縄人。その沈黙を映像に記録し、奪われた存在を回復させる旅は、私自身のアイデンティティをとり戻す旅でありました。
犠牲になった人たちのハン(恨)を歴史の光の中によみがえらせ、再び悲劇を繰り返さないために、私の旅は終わることはありません。
『よみがえる声』は、作家・監督の朴壽南(パク・スナム)自身の人生の旅を娘の視点から紡ぎ掘り下げていきます。朴壽南のその旅は、「私は何者であるのか」と自らに問いつづけてきた旅です。それは日本の皇民化教育によって、天皇を神と信じてきた皇国の少女だった朴壽南が、日本で生きるアイデンティティーを見いだしていく旅です。そのなかで、彼女は多くの同胞の人生に出会います。1962年絞首刑となった「小松川事件」の李珍宇(イ・ジヌ)、広島、長崎の在日朝鮮人被爆者、日本軍「慰安婦」、朝鮮人「軍属」たちです。自らの存在の不条理を問うとき、そこには同じように人生を歴史に翻弄され、しかも存在を抹殺された同胞たちがいたのでした。
歴史の闇の底へ降りる
李珍宇の死刑が執行された後、朴壽南は在日朝鮮人一世の一人一人の体験を聞き取る旅に出ます。それは、祖国の南北分断の狭間で、見捨てられた「存在たちを認知させ、回復させる」闘いの始まりであったと言いいます。
1964年から長崎、筑豊の炭鉱で労働を強いられた同胞や、広島の被爆者たちの個人史の聞き取りをはじめ、ルポを書き証言集を出版。しかし一世たちが次々に亡くなっていく中で、彼らを映像に記録する必要を痛感し、ペンをカメラにかえて、初のドキュメンタリー映画の製作を始めました。
1986年に朝鮮人被爆者の二重の苦難を描く『もうひとつのヒロシマ−アリランのうた』を完成し続いて1989年から沖縄戦へ連行された朝鮮人「軍属」と日本軍「慰安婦」の実相を明らかにするために沖縄で取材を開始。翌1990年には初めて韓国の撮影に入り生存者の証言を集め『アリランのうた−オキナワからの証言』を完成させました。
『よみがえる声』では、その間、1985年から91年にかけ記録した映像と音声の中から未公開の16mmフィルムを厳選して復元し、歴史の生き証人の声をよみがえらせていきます。そして映画は過去から現在へ光をあてていきます。2021年<韓国映画振興委員会>独立長編芸術映画制作支援作品に選定され、日韓のスタッフが力を合わせて新たな取材や撮影も行い完成に至りました。
復元されたフィルム映像から。1985年〜1990年 日本、韓国に暮らす被爆者たち
16mm撮影はフィルムに映像が記録され、音声は別にこのナグラ録音機でオープンリールに収録されている。
『よみがえる声』のワンシーン
日韓合同制作の『よみがえる声』は日本に先駆けて、昨年11月13日に韓国でシネコンを含む59ケ所の映画館で大々的に一般公開されました。韓国語のタイトル #되살아나는 목소리
韓国のポスターとチラシ(配給会社Cinemadal,プルンヨンサン)
一般公開にあたって、ソウルの上映会には、朴壽南監督と朴麻衣監督が連日参加しました。特に観客層の中心が20代〜30代の若い世代だということに驚くと共にとても嬉しく、上映後の交流も盛り上がりました。映画を観た後に涙ながらに感想を伝えにくる人や、「観るのは3回目です」と言って手紙を書いてきてくれた女性もいました。
89歳の監督から、撮影当時はまだ生まれていなかった世代に、歴史の記憶の遺産が伝えられていく感動的な瞬間。歴史の証言映像を未来に伝えることを願ってスタートしたフィルム復元の目標が、実を結んでいく手応えを感じました。
2024年11月明洞(ミョンドン)CGVシネマライブラリー上映後 観客たちと
日本語字幕をつけました。ぜひ韓国の観客の皆さんの声を聞いてください!
韓国の上映には思いもかけず在日コリアンの若者も映画を観にきてくれました。感想文を書いていただいたのでご紹介します。
◉ソウル在住2年目・在日女性Hさん(35歳)の感想
・・・「映画、衝撃でした。胸が張り裂ける、目と耳を覆いたい、痛い、苦しい、いやだ...混沌とした感情を抱きつつ、まだまだ頭と心の整理ができずにいます。長崎被爆者、徴用工問題、慰安婦問題、等々、その一つ一つが大変難しい問題で、見て見ぬ振りをしていた、あるいはどうしたらいいのか分からなかった自分がいたことを痛感させられました。それらの問題を、直接被害者の声を通して描くこの映画。時には目をつぶり、時には涙をしながら、鑑賞させていただきました。大変つらく、大変豊かで、本当に有意義な時間でした。また、それらの問題のみならず、朴壽南さんの生き様、母と娘の物語、という部分に対しても、考えること感じることがたくさんありました。そのようなことを映画を通して伝えてくださった、勇気、忍耐、信念、覚悟、そして愛ーそのすべてに感謝します。映画のタイトル、『よみがえる声』。最初見た時は、記録をしてきた被害者たちの声のことだと思いました。映画を見て今思うことは、失われていた、見て見ぬ振りをしていた、自分の中にある本当の声を蘇らせよというメッセージであったのかもしれないということです。蘇る、という言葉は、死んでいた、という意味を含みます。社会や人々から黙殺されてきた、自分自身も押し殺してきた、在日韓国人としての、私の中にある声。その声がある、その声と向き合うことはできる、その声を忘れてはならない。そんなメッセージを、叱責としてではなく温かい励ましとして受け取ったように思います。自身の在日韓国人としてのアイデンティティ探求の旅路を支えてくれるドキュメンタリー映画と出会えたこと、ただただ感謝です。」
写真:上映後、朴壽南監督に話しかける観客
“スナム監督は、長い間、被害者の辛い体験を記録し続けてこられた原動力は何だったのでしょうか、どのように乗り越えてきたのですか?”
朴壽南監督:“それは、被害者のハンです。彼らの怒りや悲しみを聞くたんびに、私はもっと仕事をしなくちゃ、と思ってやってきたんですね…”
ーーーーーーーーーーー
*このように日本でも映画を観て心の底の思いを言葉にして対話ができるような、そんな上映を広げていければ嬉しいです。
そのためにも全国で劇場公開を広げたいです!
『よみがえる声』はこれまでの海外8カ国、20ヶ所の映画祭,
学会等で上映されてきました。今年もパリやニュージーランドでの上映が企画されています
第28回釜山国際映画祭「ワイドアングル:ドキュメンタリー競争部門」(最優秀賞ビーフメセナ賞)
第49回ソウル独立映画祭「長編映画競争部門」(「独不将軍賞」韓国独立映画協会選定賞)
第74回ベルリン国際映画祭「フォーラム・スペシャル」
2024 アメリカ AAS(Association for Asian Studies) Film Expo
第12回韓国ディアスポラ映画祭「ディアスポラ長編」部門
2024 韓国映像資料院企画展
第12回韓国茂朱山里(ムジュサンゴル)映画祭 (最優秀賞ニュービジョン賞、観客賞ダブル受賞)
第43回フランス ジャンルーシュ国際映画祭「国際コンペティション部門」(生きた遺産賞)
第3回オーストリア レッドロータスアジア映画祭
第2回戦争と女性映画祭(韓国)
イギリス Korea London Korean Film Nights 2024
2024 西江大トランスナショナル人文学研究所・DMZ国際ドキュメンタリー映画祭共同企画映画祭<暴力の地層>
2024 日本サバルタン映画祭(韓国外国語大学日本研究所)
第31回台湾国際女性映画祭 *朴壽南監督『もうひとつのヒロシマ−アリランのうた』も招待
第26回ソウル国際女性映画祭
第25回済州女性映画祭
2024 韓国トランスアジア映像文化研究所 国際シンポジウム
第22回ポルトガル リスボン国際ドキュメンタリー映画祭
第19回パリ韓国映画祭
第15回光州女性映画祭
*韓国映画専門誌CINE21「2024今年の映画」ベスト6位
*2024「韓国独立映画賞」受賞(韓国独立映画協会)
2025年2月7日、『よみがえる声』が第16回座高円寺ドキュメンタリーフェスティバルのコンペティション部門に選出され、日本国内で初めて上映されました。そして栄誉ある<大賞>を受賞しました!
2月7日 審査委員長の佐藤信さんから表彰状を授与される朴壽南監督
審査員の足立正生監督からはトロフィーが授与された
◉審査委員長を務めた劇作家の佐藤信さんは授賞式で「歴史を記録する、そして伝えていくというドキュメンタリーの最も本質的な捉え方、そして記録を後世に伝える形でまとめあげた努力、通りいっぺんではない、私たちの歴史が背負わなければならない真実の記録として、高い評価を得た」と講評を語りました。朴壽南監督からは受賞の喜びと感謝の言葉が伝えられました。
初上映には長い間、製作を支援してきたサポーター、スタッフも一同に会して感想が飛び交い、温かいエールが交わされました。 受賞を励みに全国の劇場公開に向けて一歩を踏み出します!
世界中で戦争が起き、暴力の連鎖に歯止めがきかない現在、日本は戦後80年、朝鮮半島は南北分断の緊張を抱えたまま日本の植民地支配から解放後80年目を迎えます。
植民地と戦争の被害者たちの大半が他界し、過去の歴史が忘却の彼方に追いやられようとしている今、映画を通して歴史の真実を記憶し、過去の責任と真正面から向き合うとはどういうことなのか、世代や属性を超えて共に考え、対話をしていくことが何よりの願いです。
戦後80年目の夏、多くの方へ『よみがえる声』を届けるためにご支援をお願いいたします。
配給と宣伝にかかる経費は少なくても500万円が必要です。クラウドファンディングではそのうちの400万円を目標金額としてご支援をお願いし「達成」を目指したいと思います。具体的に必要な経費の内訳は下記のとおりです。
・日本上映用DCP(デジタルシネマパッケージ)、予告制作費など 70万円
・宣材物(試写状・ポスター・フライヤー・前売券)デザイン・印刷費用 90万円
・マスコミ試写会 30万円
・映画パンフレット制作費 30万円
・ホームページ制作と管理費 30万円
・宣伝委託費 100万円
・特典準備・発送費 10万円
・モーションギャラリーへ運営手数料(達成の場合10%) 40万円
*目標金額に達成できなかった場合には、モーションギャラリーへ運営手数料として集まった資金の20%を支払います。
視覚障害のあるかたのための<音声ガイド版>制作費、その他の宣伝素材作成費に活用させていただきます。
モーションンギャラリーでご支援をいただく際、会員登録が必要となりますが、操作方法がわからない方には手続きを代行しクラウドファンディングに反映する代理決済を承ります。必要事項を申込先までメールにてお知らせ下さい。
①お名前②メールアドレス③ご住所④お電話番号⑤ご支援金額⑥ご希望のリターン
【お問合せ・申込み先】「よみがえる声」上映委員会
メールアドレス= yomigaeru2025@gmail.com
振込先をメールにて返信いたします。お手数ですがよろしくお願いいたします。
ご支援金額に応じて御礼の特典(リターン)を贈呈します
【監督から御礼のメール】
感謝の気持ちをこめてご支援いただいた皆さまにお送り致します。
【コレクター限定メールマガジン配信】
『よみがえる声』の海外上映の様子や感想、制作に至るまでのエピソードなどコレクター限定で配信致します。
【試写会にご招待】
開催時期
・2025年5月中旬頃~6月初旬にかけて1回
開催場所
・神奈川県内または東京都内で会場を調整します。 (朴壽南監督、朴麻衣監督参加予定)
・試写会の日程上、クラウドファンデイングの開催中の4月25日までに締め切らせていただきます。
・日時、会場が決まり次第、アップデートでお知らせし致します。チケットのお届けはなく、ご予約を承った方のみご入場いただけます。試写会は平日の可能性があり、一日でありますことをご了承ください。詳細をアップデートでお知らせしますのでお確かめください。
【復元映像鑑賞権】
よみがえった貴重な16ミリフィルム映像を視聴できるリンクを送付します!
되살아난 귀중한 16밀리 필름 영상을 시청할 수 있는 링크를 보내드립니다!
韓国の観客の皆さんから、残りの復元映像を見る方法はないのか?という問い合わせを多くいただきました。今回映画の中に盛りきれず、再び未公開となってしまうかもしれない貴重な復元映像(一巻400feet=約11分)を厳選し、日本語字幕をつけ、Vimeoのリンクにアップロードしてお送り致します。内容は、在韓被爆者や、韓国の元徴用被害者の証言などです。*お届けする時期:2025年10月から1回目、2回目を、11月に3回目、4回目の視聴リンクをお届けする予定です。
注:視聴リンク配信日は映画公開時期によって流動する可能性があることと、視聴期間を2週間に限らせていただきますことをご了承ください。
【映画公式HPにお名前を掲載】
『よみがえる声』映画公式HPに感謝の気持ちをこめてお名前(1名)を掲載致します。掲載をご希望されない場合は、<希望なし>とお書きください。またニックネームなどの掲載も可能ですのでご希望の<掲載名>をご記入ください。
【『よみがえる声』映画パンフレット・フライヤー】
映画の内容がより深く理解できる『よみがえる声』の映画パンフレットをフライヤーとセットで郵送致します。
【『よみがえる声』自主上映権】
自主上映会を開催するための上映用Blu-rayディスクを貸出し致します。自主上映権での上映は1日一回、150名までの規模で可能です。会場費等の経費はご負担ください。ぜひ皆様の地域で自主上映会の企画をご検討ください。自主上映会は、基本的に開催希望の地域の映画館上映が終了した後に随時開催していただけます。会員のみのクローズ上映会等、例外的に日程調整し実施できる場合もありますのでご相談下さい。
【韓国公開・『よみがえる声』オリジナルグッズ】
『よみがえる声』韓国公開を記念してオリジナルグッズが作られました。韓国の若いデザイナーが映画のシーンをイラストにして便箋や封筒に描いたこの世に一つしかない『よみがえる声』レターセット。韓国では上映会で監督に質問した観客の方のみに贈呈されました。
【朴壽南著書『もうひとつのヒロシマ』(絶版)】
1983年に出版され現在絶版となっている朴壽南監督の著書『もうひとつのヒロシマ 朝鮮人韓国人被爆者の証言』(舎廊房出版)。1964年から長崎、筑豊の炭鉱で労働を強いられた同胞や、広島の被爆者ら在日朝鮮人一世の個人史を聞き取り集めた証言集で『よみがえる声』をより深く理解できる一冊です。数少ない未使用の新品の書籍に著者のサインを入れてお届けします。『よみがえる声』オリジナルグッズと一緒に郵送します。
2025年
5月初旬頃: ポスター・フライヤー宣材物完成及び公式ホームページ開設
5月中旬頃~6月初旬:試写会1回(クラウドファンディングのコレクター様ご招待)
5月〜6月:マスコミ試写会2〜3回
7月初旬:映画パンフレット完成
7月下旬〜8月:東京都内のミニシアターを皮切りに全国のミニシアターで順次公開予定
劇場公開は、今年2025年の夏(7月下旬〜8月)を目指しています。映画館は未定ですが、東京を皮切りに全国のミニシアターで順次公開を目指します。今回はプロダクションファンディング(All in)での挑戦になるため、目標金額に達成しない場合でも、不足する資金は制作側で補填し、集った資金で宣伝を広げ、1ケ所でも多くの映画館で上映していただけるよう頑張りたいと思います。
なお、全国のなるべく多くの劇場で上映できるよう活動する予定ですが、お住まいの地域で上映されることは確約できかねますことをご了承ください。もし、劇場公開が実現しなかった場合は、貸館で上映する、もしくはカフェなどで自主上映会を少なくとも15回は開催いたします。自主上映会が開催される場合、その地域については事前情報をアップデート記事でお知らせ致します。
やむを得ない事情によりプロジェクトに遅延等が発生した場合は、メールやアップデート記事にて速やかに進捗をご報告いたします。
目標金額に達した場合、達成金額の10%、達成しなかった場合、20%をモーションギャラリーに運営費として支払います。達成しなかった場合でも皆様へのリターンは実施致します!
写真:2023年釜山国際映画祭閉幕式で 朴壽南と朴麻衣
朴壽南(パク・スナム)1935年三重県生まれ。在日朝鮮人2世。「小松川事件」(1958年)の在日朝鮮人2世の少年死刑囚、李珍宇との往復書簡『罪と死と愛と』で注目を集める。1965年より広島と長崎の朝鮮人被爆者や徴用工ら朝鮮人犠牲者の実相を掘り起こし、証言集を出版。1986年、コリアン被爆者を描いたドキュメンタリー映画『もうひとつのヒロシマ』を制作、初監督。1991年、沖縄戦の朝鮮人軍夫と「慰安婦」の実相を追った『アリランのうた−オキナワからの証言』を発表。その後、2012年、沖縄戦の集団自決を生き残った住民と朝鮮人「慰安婦」と軍属を描いた『ぬちがふぅ(命果報)−玉砕場からの証言』を、2017年に韓国「慰安婦」当事者の闘いの記録『沈黙−立ち上がる慰安婦』を制作。新作『よみがえる声』は、娘朴麻衣と初の共同監督で完成させた。
朴麻衣(パク・マイ)1968年神奈川県生まれ。在日朝鮮人3世。朴壽南監督の長女で10代の頃から母親の自主上映活動の一端を担う。2006年から沖縄の撮影に同行し『ぬちがふぅ(命果報)-玉砕場からの証言』に助監督として参加した。2016年には『沈黙-立ち上がる慰安婦』編集及びプロデューサーとして参加。朴壽南監督が記録した16mmフィルムのほか各種撮影素材の復元、編集、保存管理を継続している。
海外からの映画レビュー
★★★★★
第74回ベルリン国際映画祭プログラムノート
映画のフッテージは代替歴史を記録し、そのコミュニティの記憶を保存する。 フィルムの復元は生命と身体に傷を負った人々の言葉と、身体の表現力に焦点を合わせる
★★★★★
第28回釜山国際映画祭 審査評
50年以上の間、在日朝鮮人監督のパク・スナムはカメラとともに忘却に立ち向かって闘ってきました。パク・スナム監督は彼女の娘と一緒に自分のフィルムをデジタル化し、次の世代のために日本軍強制徴用者と慰安婦たちの話を保存しようとします。母娘が一緒に作業する過程で互いの視線はつながり、抑圧された歴史が蘇ります。彼女達の会話がもう一つの声になって聞こえる過程を見守るのはとても感動的でした
★★★★★
第12回ディアスポラ映画祭プログラムノート
一貫してディアスポラとして大地に追い出された人々を記憶し証言する。 そして、パク・スナムは直接映画となって証言する段階に達した
★★★★★
第31回台湾国際女性映画祭プログラムノート
第二次世界大戦中に強制労働と原爆投下を受けた韓国人の見過ごされてきた体験、日韓の「慰安婦」に対する歴史の不正義、さまざまな移民体験、そして複数の世代の在日コリアンが直面しているアイデンティティの葛藤を取り上げている。この映画は、国境を越えた視点から、第二次世界大戦中の戦争と植民地化の経験を深く考察する
★★★★★
第25回済州女性映画祭プログラムノート
歪曲と偽りが幅を利かす世の中で貴重で大切な記録であり、歴史の真実を明らかにする上で大切な道しるべになっている
★★★★★
第15回光州女性映画祭プログラムノート
恨(ハン)が溢れる被害者たちが、 遺族たちにもどうしても言えなかった言葉を記録し、次の世代に伝えるという意志と責任を自らに与えた強靭で傑出した一人の女性についての記録である
★★★★★
京日日報 ユ・ヘヨン記者
生涯にわたって歴史の傷あとを追跡してきたパク・スナム監督の人生、 そして彼女が不断に記録した疎外された民衆の証言は、むしろ連帯の価値が薄れた今日を振り返らせる
★★★★★
ドキュメンタリー映画『あなた、その川を渡らないで』
チン・モヨン監督(写真左)
진모영 감독 <님아, 그 강을 건너지 마오>
2016年の映画祭でパク・スナム監督に会った。 審査委員として参加した私は彼女に<勇敢な雁賞>を授与した。彼女の作品「沈黙」は、およそ50年間沈黙していた慰安婦たちの震える声、震える体をカメラに収め、その力は実に衝撃だった。敬意を払うとはこういう時に使う表現ではないかと思う。当時も高齢だったのに10年近くになる今、 再び新しい映画を作って世に出すとは、 彼女の執念と真心に胸が熱くなった。
2016년 영화제에서 박수남 감독을 만났습니다. 심사위원으로 참여한 저는 그이에게 <용감한 기러기상>을 수여했습니다. 그의 작품 <침묵>은 50여년간 침묵했던 종군위안부들의 떨리는 목소리 떨리는 몸짓을 카메라에 담았고 그 힘은 실로 충격이었습니다. 경의를 바친다는 이럴때 쓰는 표현이 아닌가 싶었습니다. 당시에도 연로한 모습이었는데 10년이 다되어가는 지금 다시 새 영화를 만들어 세상에 내놓다니 그녀의 집념과 정성에 울컥했답니다.
*チン・モヨン監督は光州劇場『よみがえる声』上映の広報大使を務められました。
★★★★★
ドキュメンタリー映画『ナヌムの家』
ピョン・ヨンジュ映画監督
변영주 감독
『よみがえる声』はこの10年間、アジアドキュメンタリーが忘れていた「私たちはなぜこの仕事をするのか?」という質問に明白に答えてくれる映画だ。一般観客だけでなくドキュメンタリー映画を作ろうとする又は作っている人々が必ず見なければならない「態度に関する映画」だ
<되살아나는 목소리>는 지난 10여 년간 아시아 다큐멘터리가 잊고 있었던 “우리는 왜 이 일을 하는가?”라는 질문에 명백하게 대답해 주는 영화다. 일반 관객뿐만 아니라 다큐멘터리 영화를 만들고자 하는, 또는 만들고 있는 사람들이 반드시 봐야 하는 ‘태도에 관한 영화’다.
*ピョン・ヨンジュ監督は2023年12月<ソウル独立映画祭>で『よみがえる声』トークショーの司会を務められました。
★★★★★
〜2025年1月、韓国独立映画協会より授与されました〜
歴史を記録し記憶する主体的態度、人間と世界を絶えず探求する情熱、創作者の悩みと誇りが全てに引き立つこの作品に同僚映画人として感謝と支持を送る
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한국독립영화협회는 2024년 '올해의 독립영화'
"역사를 기록하고 기억하는 주체적 태도, 인간과 세계를 끊임없이 탐구하는 열정, 창작자의 고민과 긍지가 두루 돋보이는 이 작품에 동료 영화인으로서 감사와 지지를 보낸다"
最後まで読んでいただきありがとうございました!韓国では、韓国映画振興委員会の「配給支援制度」の対象作品として選定されたおかげで、配給と宣伝費用のバックアップを受け、59ケ所の映画館で公開することができました。しかし、日本国内で全国劇場公開を成し遂げるためには、必要な配給・宣伝費を集めなくてはなりません。クラウドファンディングで目標を達成し一人でも多くの方に映画を届けたいと思います。何卒ご支援をお願いいたします。
1000 円
3000 円
5000 円
10000 円
20000 円
30000 円
50000 円
70000 円
100000 円