【実行委員長紹介】イベント開催を決意するまでの経緯を書きます!
vol. 1 2018-05-27 0
実行委員長の市来です!
↑会場のボランティアを行なっている様子です。
今年も8月11日(山の日)に雲仙温泉で夏フェスを開催します。
なぜ雲仙温泉で夏フェスなのか、どんな夏フェスなのか!?
を説明させていただきます。
私は11年前に福岡より雲仙温泉へIターンして移住してきました。
雲仙には温泉街ならではの共同浴場でのコミュニティが発達しており、
自宅にお風呂がない家庭もあるくらいで、共同浴場が憩いの場として成立しています。身近に温泉があったお陰で、たくさんの出会いがあり、雲仙温泉の「人」「暮らし」に惚れこみました。
そして、私は雲仙への定住を決断しました。
雲仙温泉の歴史は深く、大宝元年(701年)に僧・行基が開山して以来続く温泉地で、霊山としての歴史は高野山や比叡山よりも深い歴史を持っています。
もっとも、ハイカラな文化を発信していたのは明治初期より避暑地として栄えていた頃です!
当時は、川にプールを作って遊んだり、羊を放牧して絹笠山でサンセットを楽しんだり、ゴルフ・アーチェリー・ダンスパーティー・ビリヤードなど自然や温泉を含む雲仙温泉全体を存分に楽しんでいました。
それから、雲仙温泉は発展を続け、全国人気温泉ランキングでは2位という快挙を成し遂げました時代もありました。
しかし、平成2年の普賢岳の噴火以降、観光客は減少の一途をたどり、現在ではピーク時の約半分以下まで観光客数が落ち込んでいます。
しかし、大型観光(マスツーリズム)により沢山の恩恵を受け発展を続けてきた雲仙ですが、
『本来の魅力を忘れてしまってるのではないだろうか?』
そんな事を私たちは思い始めました。
そこで色々な書物を読み始めたのですが、そこで驚愕の事実を知ることとなりました。
それは、滞在日数です。
現在は1.5泊くらいが平均ですが、
明治初期時代の平均滞在日数は、3週間でした!!
全国的に見てもズバ抜けた滞在時間です。
避暑地時代のように雲仙本来の魅力を実際に体感すれば、誰しもが雲仙の虜になることは間違いない!!
「そんな誰しもが楽しんだ雲仙温泉を取り戻したい!!」
そう思い立ち、立ち上がったのが「雲仙青年観光会」です。
今、雲仙温泉で暮らしている私たちが大好きな雲仙を伝えていきたいと思い、UNZEN△FES.を企画しました。
雲仙が一番輝いていた外国人避暑地時代の風景を現代風に遊び尽くしてもらいます!
避暑地時代にあまりに観光客が多かったので夏の期間だけオープンしたのが、今回の会場となる『白雲の池キャンプ場』です。
温泉街から約1kmの場所に位置する白雲の池キャンプ場は、身近に自然を感じられる場所として地元でも親しまれています。温泉街と白雲の池をつなぐのはワクワクする自然の遊歩道です。
白雲の池に到着すると、いい音楽と壮大な自然に囲まれた空間を存分に体感してください。
白雲の池で楽しんだ後は、雲仙の名湯が疲れた身体を癒してくれます。
これまでになかった、贅沢な野外フェス!!
自然・温泉・音楽そして人が織りなす最高の空間をお楽しみください。
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