ベトナムの手仕事が到着しました!
vol. 1 2021-04-26 0
ベトナムの絵本『ぼくは ひとりで』と共に応援する
東南アジアの手仕事 ーベトナム編ー
EcoOfficeの商品が到着しました
ホーチミン市に拠点を置く EcoOffice(エコ・オフィス)さんの商品が、本日到着しました!
今回のプロジェクトでは、ベトナムの絵本に加えて、良質で魅力的な東南アジアの手仕事をリターンに取り入れてご紹介し、職人さんたちを応援することも目標のひとつにしています。
EcoOfficeさんは、「自然との調和・素朴な美しさ・ベトナムからの思い」を大切な価値として提唱するブランドで、自然と人間のつながりから生まれる素朴なライフスタイルを目指していらっしゃいます。
ホテイアオイのコースター/竹のカトラリーセット
上の写真は、5,000円のリターンに含まれる【ホテイアオイのコースター】と、10,000円のリターンに含まれる【竹のカトラリーセット】です。
ベトナムで購入したお皿やガラス製品と一緒にテーブルに並べてみました。
素朴な手触りが心地よく涼しげで、これからの季節にぴったりです。
このコースターの材料であるホテイアオイという植物は、日本では金魚を飼うときによく水槽に入れるものです。もとは南アメリカ原産ですが、繁殖力が非常に高く、いまは世界各地で見られるそうです。
絵本『ぼくはひとりで』の舞台、メコンデルタのアンザン省で収穫するホテイアオイ(写真提供 Eco Office)
ホテイアオイは生態系を壊す、水の流れを滞らせる、漁業に悪影響を与える、などの理由で「侵略的な外来種」「青い悪魔」(花の色から)などと嫌われがちですが、近年の研究では水質浄化の効果があることもわかってきたようです。
Eco Officeさんは、このホテイアオイという素材にこだわり、研究を重ねています。
周辺の環境を守りながら、この植物ならではの特性を活かし、素朴で美しい商品づくりを目指しています。
よく乾燥させた茎を編み込み、コースターやバスケットに仕上げる(写真提供 Eco Office)
また、軽くて丈夫な竹を材料にした商品も数多く手がけています。
カトラリーセット(スプーン、フォーク、ナイフ)とペンのほかに、竹のストロー、竹の水筒、竹のコップなどが商品化されています。
竹のボールペン
こちらは、7,000円のリターンに含まれる【竹のボールペン】です。
ベトナム語で 「Live Green from Today(地球にやさしい生活を今日からはじめよう)」という意味のメッセージを彫り込んだ特別オーダー品です。
Eco Officeさんでは、大切な方へのプレゼントや会社の記念品などに、名前やロゴマークの印刻サービスもおこなっています。
手作りのため、1本1本、わずかに風合いが違うところがますます愛おしく、実際に使ってみると、本体とキャップがぴったり合うように作るのはとても難しいのではないかと想像しました。
竹のさらりとした感触が気持ちよく、軽いので手に負担がかからずにスラスラとペンが進みます。
青字のインクがセットされていて、市販のインクに付け替えが可能です。
いつかは伝統工芸で家族を養いたい
いつかは自分が作った製品を世界中のお客様に届けたい
絵本の舞台 ベトナム・アンザン省より Eco Officeのスタッフのみなさん (写真提供 Eco Office)
Eco Officeの商品はひとつひとつ職人たちの手で丁寧に作られています。
素朴な素材からできた商品には、職人たちの熱く揺るぎない想いが込められています。
「いつかは伝統工芸で家族を養いたい。いつかは自分がつくった製品で世界中のお客様にご満足いただきたい。そして何より、自分の仕事にプライドを持てるようになりたい。」
そうした希望を持って商品作りに励んでいらっしゃいます。
今回は、ベトナムの絵本と共にベトナムの職人さんたちが心を込めて仕上げた品物を皆様にお届けできることを大変ありがたく感じています。
引き続きプロジェクトへの応援をどうぞよろしくお願いいたします。
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