ハンバーグを支える人々。
vol. 8 2024-08-16 0
再び巡ってきまして槌谷です。
今回はTOKYOハンバーグの「子どもと大人と食堂と。」の作品を支えてくださった主なるスタッフの皆さんをご紹介したいと思います。どうぞお付き合いください。
◆音楽 清見雄高
何を隠そう、ハンバーグの曲は清見さんのオリジナルの曲なのです!!(今回は「朧月夜」のみ別の方のアレンジのものですが、いつもは全曲オリジナルです!)
清見さんの音楽は、大西作品の世界観を具現化してくれる貴重な存在だと思います。とても繊細で、聴いていてちょっと切なくなるような、胸をつく郷愁、と言いましょうか。心の琴線に触れてくるような音楽です。
実は私は音源をもらって、スマホにkiyomusic(キヨミュージック)というプレイリストを作って入れてるほどでして。はい、ただのファンです。
◆照明 吉嗣敬介
大西さんとはかなり昔からの付き合いだそうで。大西さんのアニキ的存在の吉嗣さんです。
明かりが美しいのはもちろんなんですが、私、こんなに一緒にお芝居してくれる照明さんってなかなかいないと思っています。照明のキーを叩くときに、俳優と一緒に芝居してくれています。姿は見えてなくても、その叩く姿を想像して嬉しくてニヤニヤしてしまいます。
だから、あかりが着いたり消えたりする瞬間が、舞台上にいてもとっても気持ち良いのです。本当にお芝居大好きなんだな〜と感じさせてくれるお芝居愛に溢れている照明さんです。
◆舞台監督 松嵜耕治
俳優がお芝居しやすいように、いつも寄り添ってくれる舞台監督さんです。
稽古場用の装置を仮で組んでくれるのですが、それが日々進化していくんです。そして稽古見ながら「あ、これこっちの方がやりやすいよね」ってより本番に近い形で、より使いやすいようにどんどん直してくれて。
稽古中も誰よりも新鮮に観客として楽しんでくれていて(笑)松嵜さんの笑い声に救われます。
今回の東京公演は劇場の袖が狭かったので、邪魔にならないようにと大きな体を丸めて暗がりで小さくなってる(けどやっぱり大きい)姿は、その気遣いが溢れ出てて、可愛くて仕方なかったです。
◆舞台美術 小池れい
ハンバーグ初参加のれいさん。いつも場当たり(劇場で全セクションでテクニカルな合わせをする時間)のときに、自分が出てないシーンなんかは客席から眺めて、こんな舞台美術なのね、こんな明かりなのね、俳優が立つとこんな感じに見えるのか〜なんて確認するんですが、今回はとにかく出たり入ったり、着替え、転換手伝いなんかが多くて、一回も客席から見られなかったんです。
だから舞台美術の完成形を見たのは、映像と舞台写真でなんですが…「これぞ総合芸術!」と思わず感動。舞台は総合芸術とよく言われますが、全てが合わさった時の威力たるや。パーツパーツはとってもシンプルなんですが、そこに明かりが入って、俳優が立ってみると、立体感と言いましょうか、とってもいろんなことを想像させてくれる素敵な舞台美術です。これが、長野公演では、舞台の作りが違うので、変化します!お楽しみに。
◆音響 香田泉
ハンバーグ歴が長く、今までのハンバーグの歴史のあれやこれやを静かに見つめていた男ですね。泉さんも俳優のお芝居とか、息づかいを本当によく見ています。
そしていつも大西さんの無茶振りを顔色ひとつ変えないで静かにこなしていきます。職人!!
今回なんかは特に、悠太と千沙がLINEを送りあうシーンなんかがありますからね。きっと俳優も泉さんもドキドキだったと思います(笑)私も山本啓介との二人芝居でこのLINEを送り合うシーンをやりましたが…緊張しました。
◆宣伝美術 martrie
はい、チラシをいつも作ってくれているmartrieこと、齋藤夫妻(正和さんとりえさんなのでmartrie(マーとリエ)なんでしょうか?真相はいかに。。。)も大西作品の世界観を具現化するには欠かせない存在です。
いつもチラシ案があがってきたのを見る瞬間のワクワクがたまらないので、私は毎回楽しみで仕方ないのです。
今回は影絵をやるということが決まっていたので、それを元に作成してもらいました。といっても、まだ台本が出来上がる前のことですからね、大西さんの頭の中の構想だけでこれを作ってしまうってすごいです。
◆舞台写真 ありせさくら
この方もハンバーグ歴がとっても長いです。ありせさんは「みんなのいい瞬間を少しも逃したくないから」とゲネプロだけでなく、稽古場にも来てくれるんです。
多いときなんかは、稽古場で通しを観て、さらに稽古を撮影しにきてくれて、場当たり、ゲネプロ…と撮影してくれることもあります。普通そんなに来てくれないです(笑)サービスがすごいです。
で、必ず毎回感想をね、ときには涙ぐみながら、伝えてくれるんです。その姿が、ハンバーグの作品を本当に愛してくれているんだなぁと感じます。
◆制作 J-Stage Navi &祖父江桂子
毎度お世話になってる方達です。毎回担当で現場に入ってくれる方は違ったりするのですが、どの方も演劇愛に満ち溢れてて、仕事ができる!チケット管理はもちろんなんですが、劇場でみんなが、お客様が、過ごしやすいようにさりげなく色んな気遣いをしてくれています。
東京公演は現場には祖父江さんが参加してくれましたが、お芝居の細かいところまで観てくれていて、もっとたくさんのお客さんにこの作品観てもらいたいねー、クラファンのリターン何がいいんだろうねーなんて、初めましてだったのに、一緒になってハンバーグのことを考えてくれてて、感激でした。
はい、長くなってしまいましたが、他にもたくさんの方に支えてもらいながらTOKYOハンバーグは活動しております。
そして、作品を観に来て応援してくださるお客様がいて、成り立っております。
…と書いてて、あぁ、こんなにも演劇愛に溢れた方達に囲まれて日々過ごせているんだなぁと、ちょっとウルウルしております(笑)本当にありがとうございます!!
はてさて、お次は誰でしょうか?大西さんの気分でご指名が入ると思います。乞うご期待!!