映画「少女邂逅」ができてから
vol. 27 2017-09-16 0
ご無沙汰しております
皆様如何お過ごしでしょうか
夏、終わりましたね
今年の夏はよく分からず終わったなあ
蝉が道路にひっくり返ったのをみて
夏の終わりを感じていました
そんなこんなで、昨晩
MOOSICLAB2017の授賞式でした
そういえばこの映画、MOOSICなんだった
みたいな空気が若干流れましたが(汗)
結果をいうと
観客賞でした!!!!!!!
嬉しい。
終わった後に主催の直井さんから
様々な総評を頂きましたが、
トータル的に観客からの評価が異常に高得点で、とても、ジワジワきています
いや
観た人はわかる通り、全員満足して共感して涙して最高ってなるような映画じゃないからです。
それにあの人のパクリだとか、色々言いたくなってしまうのもわかります。
ムージックじゃねえ!!とか。
それでも誰かがこの映画を愛してくださったという事実が滲んで、こうやって結果になったのかなあと思うと少しだけ、調子に乗りたくなりました。渋谷までの帰り道1人で5分だけ調子に乗りました。
安心してください。今はいつも通りネガティヴに戻りましたので。
日々、ツイッターやインスタグラムなどで見かけるつぶやきを読んでは、ドキドキしていました。
ブログとかさ、すごいんだもの。
何度もこの映画を見て考察してくれてる人が何人もいて。
よくわかったなあと。
じつは意外とスルメ映画なので、何度も観るとどんどん違って観える構成にしてます。こちら的には「わかったらすごいけどなんかまあわかんなくてもいいよね」みたいな映画論を自己満で敷き詰めてましたが、見事に噛み砕いてる方々がいて、勝手にグッときてました。
ムージックじゃねえ問題は、転校生が好きな人にはわかるように作ってます。
水本さんの曲を一曲一曲解体してピアノにして劇中に敷き詰めています。
大切に壊さないように。
興味を持っていただけたら是非とも聴いてほしい。
とてもとても繊細で素敵だから。
一点だけ悔しいことは、保紫萌香並びにモトーラ世理奈が女優賞を逃したこと。
周りからなんと言われようと私が責任を持って200人の中から選んだ才能だと思っています。
彼女たちの初長編主演映画が、この映画でよかったと噛み締められるような、そんな作品にしたかったっていうのも。。
廊下の隅、モニターの横、トイレの中
誰もいない場所で静かに人知れず悩んで涙していた2人を知っています。
もともと人付き合いが得意ではない2人が、2週間役と向き合って、真剣にボロボロになるまで戦った姿を私は見ています。
過程など客からしたら関係ないですが、間違いなく私の中では君らが主演女優賞だよ〜とここで伝えます。
今後もたくさんの人に愛される作品に育ってくれることを信じて。
信じるだけでなく、どうやってこの映画を沢山の方々に見ていただける機会をつくるか
スタッフ一同試行錯誤しております。
そしてファンディングしてくださった皆様。
リターンですが、ゆっくりとお待ちください。
現在準備中でございます。
ゆっくりゆっくりですがどうか。
よろしくお願い致します。
えだ