製作日記4 『ロケーションハンティング2』
vol. 4 2018-09-13 0
こんにちは。プロデューサーの小澤です。
いつも読んでいただきありがとうございます。
撮影まで2ヶ月を切りまして、非常に忙しい毎日です。昨日(9/11)も四時間にわたるロケーションミーティングをみっちり行いました。また先ほど週一回の全体ミーティングを終えたところです。
明日、明後日には、キャスティングオーディションを行い、主役の2人を選ぶ予定になっています。そちらも決まり次第皆様にお知らせできると思います。楽しみです。
本日は前回の記事の続きです。実際のロケーションハンティングの様子をご覧いただきたいと思います。
あまりストーリーのネタバレにもなってはいけないのですが、主人公のセバスティアンが彼女のシェイと暮らす家のロケハンをしてきました。
今回訪れたハウスは、丘の上にある非常に景色のよい場所で、監督、撮影監督も非常に気に入ったようです。
動画に写っている赤い帽子を被っているロン毛が監督のウィリアム、同じく赤い帽子でリュックを背負っているのがロケーションマネージャーのスコット、背の高いのが撮影監督のクレイトン、撮影しているのがプロデューサーの私です。今週末にはキークルーの紹介動画を製作予定なので、スタッフ陣の紹介まで、もう少々お待ちください。
ロケハンでは主に、駐車場のスペース、周りの騒音レベル、キャストやクルーが待機できる場所があるか、ランチをどこに用意するかなど、様々な確認事項があります。当日の撮影をスムースに進めるためにも非常に大切な事です。またロケーションの管理者とも会えるので、お互いの不安を直接話し合えることも非常に大きいです。まだこの家に決まったわけでは無いですが、とても良い場所だったと思います。
また昨日の深夜に行われたロケーションミーティングの様子もちょっとだけお見せしましょう。
監督のウィリアム、ロケーションマネージャーのスコット、UPMのてっぺい、プロデューサーの私で四時間以上にわたりロケーションについて大激論を交わしました。カメラの置く場所が悪くて、私が写っておりませんが、右端にいます笑
UPMのてっぺいは、私と同じ時期にチャップマン大学映画学部に編入してきた日本からの留学生です。それ以来一緒に困難を乗り越えて来た、いわば戦友とでも言うべき仲です。チャップマン大学は留学生が本当に少なく、まして日本人など全然いないので、同じ時期に日本人がこの映画学部に入ったのはほとんど奇跡。留学生として同じ苦しみを共有できるので、私にとって非常に大きな存在です。
今回はこれくらいで。次回はオーディションについての記事を更新する予定です。
小澤 隼