【応援コメント2】アカデミック・リソース・ガイド代表 岡本さんからのメッセージ
vol. 3 2025-09-04 0
アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)代表の岡本真さんから応援コメントをいただきました。
岡本さんと初めてお会いしたのは日本酒BARあさくらの店主とお客さんとしてでしたが、アカデミック・リソース・ガイドのメイン業務には図書館のプロデュースがあるため、私の前職とはとても深いつながりがありました。共通の知人もいたし、二人とも本が好きということもあってすぐに意気投合。
岡本さんが京都に来ることがほとんどなのですが、時々横浜に行った時には多くの人を紹介していただき、それがきっかけで西日本の蔵元と神奈川の蔵元に来ていただき「西国地酒フェスティバルin横浜」というイベントを2013年、2015年、2017年に開いたこともありました。
お互いに忙しくなって、新たな開催には至っていませんが、できればまたそんなイベントを横浜で開けたらおもしろいのになあ、などと思うこともあります。
今回も応援コメントをお願いしたら二つ返事で引き受けていただき、心から感謝しています。
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私が初めて「日本酒BARあさくら」を訪れたのは、知り合いの京都大学の先生に連れて行っていただいたのがきっかけでした。その後は京都に行くたびに気になるお店として立ち寄るようになり、やがて「あさくらに行くこと」を前提に宿を決めるほどに。いまでは京都に上洛する際に必ず顔を出す、私にとって“還る場所”になっています。
このお店の素晴らしさは、カウンターに漂う独特の空気にあります。知らない者同士が肩を寄せ合い、めちゃくちゃ意気投合しなくても、二言三言くらいは自然に言葉を交わす。孤独に飲むのではなく、朝倉さんやお客さん同士のゆるやかなつながりを介して過ごす夜。その居心地のよさが「あさくら」ならではの魅力だと思います。
実は朝倉さんの前職は、私にとっても縁の深い会社でした。その会社を辞めて起業し、京都で日本酒バーを始めるというのは並大抵の勇気ではなかったと思います。だからこそ、20年間もこの店を守り続けてきたことを心から誇りに思いますし、私自身、一度交流イベントでスピーチをお願いして大好評を博したときの記憶も鮮やかです。その場をきっかけに、京都の友人たちもときどき足を運んでいるのは、とても嬉しいことです。
20周年、本当におめでとうございます。そして、この場所を20年守り続けてくれたことに心から感謝します。これからも「あさくら」が、訪れる人にとって“還る場所”であり続けることを願っています。
いま、20周年を機にクラウドファンディングが行われています。これまで「あさくら」を愛してきた一人として、私も応援しています。もし少しでも共感していただける方がいたら、ぜひ支援というかたちで一緒に未来を支えていただけたら嬉しいです。
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