【アンチ感動ポルノ】障害と健常のあいだを描く
ドキュメンタリー『ラプソディオブ colors』完成・公開をご支援ください。

皆さん、こんちゃー。

カントク佐藤です。
東京は今日は雨。
秋も深まってきて（私は秋が一番好きです）きていますが、停電の続く房総方面が気になるところです。
皆さんはそれぞれいかがお過ごしでしょうか。

私はといえば先日タクシー乗務のノルマをこなし、これからの約10日間は編集に集中します。
先週書いた【パラダイムシフト】はタクシーの乗務の間にも常に頭の中でゆっくりと渦巻いていて、それがどこに落ち着くのかまだ見えていません。
今までの経験から言うと、これから僕はだんだん無口になっていくようです。
そういえば、16日に新colorsでやった田島先生との対談配信も今考えれば無愛想で無口だったのではないかな？見てくれた人に悪印象だったかな？などと思ってもいます。
元より口下手で自分の考えを上手く表現できない性質で、若い頃から困っています。
だから言葉以外のもので何かを伝えたいと思うのかもしれません。
もっとも「何を伝えたいか」自体がハッキリしていないのかもしれません。いや、ハッキリしていません。
「何を伝えたいんですか？」「どうしてですか？」と訊かれると、ほとほと困ります。
なにかそれらしいことを記憶や知識の断片を組み合わせて言い繕うことはできても、言った途端にそれを嘘っぽく感じてしまうのです。
だから真面目な時ほど上手く喋れません。
立て板に水のごとく理路整然と話せる人が羨ましいと同時に「口の上手い奴は信用できない」などと逆恨みしたり。
これではあまりちゃんとした大人とは言えないですね。
でも、人には人それぞれの持ち味というものがあるはずなので、僕にもどこかにそれがあるはずだろうと。
だから僕が目指すのは「僕にしか作れない映画」です。
そして願うのは、出来上がったものが見た人にわかりやすく、見た人の心に残り、その心を微かにでも動かしたい、ということ。
まあ、虫がいいというか贅沢な話かもしれません。
その上、クラウドファンディングなぞ立ち上げてご寄付を募っているのだから、ほとんど悪人ですね。でも、詐欺行為だけにはしたくはありません。

あれ、なんだか文章まで何を書いているのかわからなくなってきました。
もう半日の時間も惜しい今日この頃ですが、今夜からオフクロが独りで住む滋賀の実家に行くことになりました。

ところで、肝心のクラウドファンディングは残りあと13日だそうです。
「目標達成できなくてもしょうがないんじゃないの？」などとうそぶいているワテクシですが、昨日も今日もご寄付くださった方がいらっしゃいます。
本当にありがとうございます。
これでも密かに感謝しております。

残り13日間、よろしくお願いいたします。