感じること、繋がること
vol. 5 2022-06-10 0
今回は、先日白井崇陽さんのチャンネルで配信された
「白井崇陽×ポランの会 スペシャルトークセッション」
より抜粋した動画をお届けします。
今回の公演の一番のテーマとは…。
【感じること】そして【繋がること】!
トークセッションでは、出演者それぞれが稽古で表現のやりとりをする中で感じたことについて意見が交わされています。
(フルバージョンはこちら)
その中で特に印象的だった発言をご紹介します。
(白井)
よくステージ上でも本番の空気感とかって表現しますけど…。
あれは本当にやっている人にしかわからない瞬間だと思うんですけど、確かにそこに何かはあるんですよね。あのステージ上に立っている何メートルなのか何十センチなのか…そこの空間の中に離れて立っているだけな筈なのに、そこの空間を埋める何かが…触れられる何かがあるんですよね。
(中略)
そういうゾーンみたいなところに入れてる瞬間というのが間違いなくあって。だから僕もやってみて突き詰めていく中で、お互いにお互いの最善を尽くして、そしてお互いのことを感じよう!という気持ちがあれば、僕と河合さんも何かを掴んで…二人の言葉にならない、手話でも音でもない何かのコミュニケーションがきっとステージの上で取れるんじゃないかと期待しています。
(彩木)
今回やりたいことってそこで…例えば今色々な技術も進歩していて、そういう物に頼ればきちんとしたステージを作ることって可能だと思うんですね。
でも今回はそこじゃなくって、それぞれが何かを伝え、受け取って、一つの作品を表現するっていうことに本当にチャレンジしたいなっていう思いがあります。
稽古場で机を並べて意見を交わす白井さんと彩木さん
真剣な眼差しで稽古の様子を見つめる河合さん
現代のテクノロジー、とりわけコミュニケーションに使えるデバイスは非常に発達してきており、舞台公演でも有効に活用されています。
しかし今回私たちはそういったものではなく、人が持つ「相手に伝えたい」「相手のことを感じよう」という気持ちから生まれる繋がりを大事にしました。
それは、異国の言葉を使う人とコミュニケーションをする時のように、相手に集中し、相手から何かを汲み取ろうとする時に似ています。
私たちは白井さんと、河合さんと同じ作品に取り組む中で、それぞれの確かな存在感と、作品を通じて繋がることができるという実感を得ました。
それぞれがプロフェッショナルとして作品に向き合うことで、そしてお互いのことを感じようと集中していくことで、お互いの中に言葉でも、音でも、手話でもないコミュニケーションが取れる。
この繋がりを深く、強くしていくことで、作品の表現へ繋ぎたい。
そんな挑戦に、一丸となって取り組んでいます。
この挑戦を共に乗り切ることができる仲間と、宮澤賢治の作品を届け、より多くの人とも繋がりたい…。
そんな意志の元に、今回のクラウドファンディングの企画は立ち上がりました。
500円のお気持ち応援プランは皆さんと一緒にこの公演をつくりたいという思いで設定しました。「企画に一口のる」というような気持ちでご支援してくださると嬉しいです。
これを読んでくださった皆様のお力もお借りして、この企画を盛り上げていきたいと思っています。SNS等でクラファンのページや、公演のページの拡散を是非よろしくお願い致します。
公演まであと19日。
ポランの会は走り続けます!
【公演案内】
日時:2022年6月29日(水)【昼公演】13時30分開演 【夜公演】19時00分開演
会場:ルーテル市ヶ谷ホール料金:一般 前売 4,500円 当日 5,000円
U25 前売 2,500円 (前売オンライン販売のみ・要身分証明書)
その他公演に関する詳細はこちらから!!
公演のチケット発売もカンフェティで受け付けております!!
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=6643
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