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ニューヨークで暮らす日本人仏教徒の生活を見つめるドキュメンタリー映画の劇場公開をクラウドファンディングで実現!
2017年より制作中のドキュメンタリー映画『ピュアランド』は、ニューヨークに移住した91歳の日本人女性と日本人僧侶の生活を描いたドキュメンタリー映画です。この作品を完成させるための編集費用と配給支援にご協力ください!
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京都出身の映像作家。 ドキュメンタリー映画の他、短編映画やコマーシャルなど手掛ける。 デビュー作の「18 Seconds」(ハーレム国際映画祭受賞)や、盲目写真家の苦悩を追った「星を見たことがない男 -What's Invisible-」(門真国際映画祭受賞)を監督。その他、多くの海外作品でカメラや製作スタッフとして関わる。現在は、南米コロンビアのボゴタで活動を続けている。
2017年より制作中のドキュメンタリー映画『ピュアランド』は、ニューヨークに移住した91歳の日本人女性と日本人僧侶の生活を描いたドキュメンタリー映画です。この作品を完成させるための編集費用と配給支援にご協力ください!
鈴木大拙著、"Shin Buddhism" より意訳The Japanese may not have offered very many original ideas to world thought or world culture, but in Shin we find a major contribution the Japanese can make to the outside world and all the other Buddhist schools. (original quote)
浄土真宗東本願寺僧侶、名倉幹( みき)は、ニューヨーク近郊で暮らす日本人移民女性、カッツ恒(つね)と彼女の夫バーニーとの三人で生活している。この映画は、みきとつねの聞法生活を記録するとともに、彼らのこれまでの人生を振り返る。
つねは今年で92歳になる。みきに出会ったのはおよそ5年前のこと。ニューヨークに住む日本人の集まりで、離れて亡くなった母に通じる「真宗のお坊さん」が来ていると聞き、すかさず声をかけた。
戦後。 つねは、北海道で一人のアメリカ兵と出会い、恋に落ちる。二人は大恋愛の末、結婚。生まれたばかりの娘を連れて海を渡り、遠い街ニューヨークで新生活を始めた。しかし、当時は敗戦国からやってきた日本人女性を見る目は冷たかった。「私は肩ひじ張って、妻として、二人の娘の母として、必死に生きてきました。」と振り返る。
一方、二十代の みきの人生も、思い通りに進まなかった。大学卒業前に訪れた父親の癌と死。夢の就職先だったある鉄鋼メーカーから内定をもらいながら、傷心の母親のため上京を断念。父親の友人の紹介で入社した大手銀行でエリートの道は約束されたものの、何年も仕事に対する懊悩は絶えなかった。悩んだ末、38歳のときに銀行を退社。その後、様々な職を経てから出家。「どん底まで落ちたから良かった。」みきは、一大決心の末、仏の道を歩き出すようになったまでの自身のヒストリーを語る。
みきとつねは、それぞれ人生の紆余曲折をへて、いま生活を共にする。二人に共通するのは、己の非力さや自我に対して深く悩み苦しんだ経験を経て「安心」を得たということ。この映画は、仏教だけを扱った特別なものではなく、誰もが人生で通過する苦しみにどう向き合い、受け取っていくべきかをテーマにしています。
監督の水上です。私が東本願寺僧侶の名倉さんと最初に出会ったのは、名倉さんがニューヨークで主催する日本式瞑想法「静坐」と真宗の法話会でした。
映画の製作を思い立ったのは、その後しばらく経ってから。名倉さんが寝泊まりするカッツ夫妻のお宅にお招きいただき、真宗門徒の生活を肌で感じた瞬間でした。ドキュメンタリー作家として、90歳を越えてもなお、ハツラツと生きるつねさんの魅力に惹かれたのはもちろんのこと、名倉さんとつねさんが道場として作り上げる空間をドキュメンタリー映画として残したいと直感的に感じました。
撮影を開始したのは2017年の春。アメリカ人の友人と二人で撮影を始め、その翌年にはクルーを組んで二ヶ月間の撮影を敢行。そして、2018年6月に無事、撮影を終えました。その後、南米コロンビアのボゴタという街で編集チームを結成し現在に至ります。
昨年の撮影を実現でき、そして編集段階にいたるのは、前回のクラウドファンディングを通してご支援くださった方々のご理解とご協力を頂いたからです。本当に、ありがとうございました。
仏教に関する本はたくさん出版されています。しかし、朝のお勤めを体験したり、肉声と通して教えを聴くことには、活字で表すことのできない不思議な感覚があると思います。私自身、仏教の教えを言葉で表したり、言葉で受け取ったりすると分かったような気になってしまうのですが、行間に潜んでいる感覚を映像で表現したいと考えるようになったのです。
作家の五木寛之さんは『他力』という本の中で、「面授(めんじゅ)」の本質を指摘されています。人と人が向き合って、肉声や顔の表情、身振りを通して初めて伝わる情報があるとおっしゃっています。 私は、記録映像は聞法に一番近いメディアだと考えます。もちろん、映像や音声によって、その場にいる感覚を全て汲み取ることはできないでしょうが、観た人が仏教を肌で掴んでもらえる映画の完成を目指しています。そして、この映画を真宗のみならず、仏教を真剣に聞いていきたいと熱望される世界中の多くの方々に観ていただき、色々なことを考えるきっかけにして頂ければ幸いです。
私は、学生時代にたくさん法話を聞きましたが、何のために聴くのか深く考えたことはありませんでした。社会のことを何も知らない学生でしたので、問題意識が欠けていたように思います。生き方に疑問を感じたニューヨーク時代に仏教に再開したことは私にとってとても重要なことでした。個人的に今も仏教の勉強をしていますが、問題意識があるからこそ真剣に聴いているんだと思います。
深く仏教を知ると、真剣に生きることを教わります。「いまの自分」をじっくり見つめること(内観)が基本概念だからです。また、仏教は様々な人生苦との付き合い方を説きます。苦しみや悩みの対処法は人それぞれですが、仏教を聴くことに苦の在り方を理解しようとした私は、名倉さんと恒さんの幸せに満ちた姿を国境や文化を越え多くの方々に届けたいと考えるようになりました。
現代社会をますます生きづらいと感じる人は多いのかもしれません。この映画には、どん詰まりの世の中を、すすーっと生きるヒントが詰まっています。どうぞ、映画ピュアランドをご支援ください。
ファンドレイジングという言葉を聞いたことがある方も多いかもしれません。欧米を中心に発達してきた、プロジェクトの賛同者から資金を集める総称です。
今回で二度目の資金集めに挑戦している映画「Pure Land」。前回は、撮影にかかる製作資金、150万円のご支援をお願いしました。そして今回は、編集費用と配給費用を集めています。目標額は日本語と英語の両キャンペーンを合わせて446万円を想定しました。自分でも、なんと金がかかる芸術かと思いますが、これでも南米で作業をしているため人件費や諸々の諸経費を抑えられていると思います。必要最低限の経費だと考えていただきたいです。
2018年7月より開始しました素材の翻訳及び、編集作業は南米コロンビアのボゴタで粛々と進んでおります。予定している全七章のうち、映画の第一章と第二章が完成間近です。
一本の映画を完成させるには途方もない時間と労力と、そしてお金がかかります。オンライン編集を終えた後も、色補正やサウンドデザインなど、それぞれのプロにしかできない多くの作業が残されています。この映画の完成のため、どうか皆さまの力をお貸しください。
一人でも多くの方にこの映画のことを知って頂きたいです。金銭的なご支援の難しい方も、 フェイスブック、インスタグラムなどのソーシャルメディアでリンクを拡散してくださいませ。ソーシャルメディアには「ハッシュタグ」と呼ばれる仕掛けがあります。ソーシャルメディアでご友人やお知り合いの方に拡散いただける際はぜひ、#purelandoc と こちらのリンク< https://motion-gallery.net/projects/PURELANDOC>をお使いください。
下に編集費用の内訳をグラフで載せましたが、ご不明点などございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。詳細をお送りいたします。
合計 446万円 (うち300万円をこちらのモーションギャラリーで集めています)
* 目標額は米国と日本、両方のファンドレイジングの合算です。
* 実際の費用は米ドルで計算しています。現在のレートと多少の差はありますが、ここでは1ドル=100円として表示しています。
前回のキャンペーンを行なった撮影前の段階では、編集チームメンバーやスケジュールは決まっておりませんでした。ニューヨークで活動する映画人仲間たちに広く声をかけて集まったメンバーで撮影を敢行しました。そして、撮影終了後に私自身の移住や労働環境の変化がありました。こういった事情のため、支援者の方々には作品はいつ完成するのか、ご心配をおかけした方もいらっしゃったたと存じます。現在のボゴタチームで編集を継続した場合に要する時間や作業行程などこれまで何度も話しあった上、以下のスケジュールを予定しております。
2020. 3月 ー 7月
オフライン編集(第3章〜第7章)
2020. 7月 ー 9月
アニメーション作成や作曲作業、カラーコレクションと言われる色味調整や映画を聴きやすくするサウンドデザインなどの作業をへて、ファイナルカット完成!
2020. 10月以降
自主上映開始と配給会社へのコンタクト。また、北アメリカと南アメリカと中心にした海外の映画祭への出品。
二月九日にクラウドファンディングの方式を「コンセプト・ファンディング」から「プロダクション・ファンディング」に変更いたしました。
変更により、ご寄付を頂く際のお支払い方法が ①カード払いの他に、②銀行払いと ③コンビニ払いを選択いただけるようになりました。クレジットカードをお持ちになられない方々にはご迷惑をおかけしました。大変申し訳ありませんでした。
こちらのクラウドファンディング終了後、アメリカの支援者の方向けに英語のクラウドファンディングを予定しています。今回の目標額に不足が生じた場合、そちらのキャンペーンで補填努力することになります。また、ご寄付いただいたお金は目標達成か否かにかかわらず返金は致しません。
いずれにしましても、映画を完成させるため、目標額を集めることが必要です。
方式の詳しい説明はこちらをご覧ください。本作は自主映画ですが、リターンとしてできるだけのことをしたいと考えております。ご寄付後からお送りするお礼と上映などの最新情報のほか、下記おかえしを準備しております。他にご希望などございましたら、ぜひお問い合わせください。また、大変失礼ではありますが、ファンドレイジングの仕組みに則り、リターンの内容は投資金額で異なります。
【特別自主上映会への招待状(場所と日程は確定しておりません)】
完成した映画をできるだけ多くのご支援をいただいた方々の街にお届けしたいと考えています。劇場や映画祭での上映に加え、支援者の方々にむけた自主上映会を予定しております。場所などの上映詳細は未定ですが、ニューヨークと京都は確実に企画いたします。
【監督のサイン入りポストカード】
作品のオリジナルポストカードに監督のサインを添えて郵送いたします。
【公式サイトにお名前を記載(匿名可能)】
まだ存在しませんが、映画の配給前に公式サイトを立ち上げます。同意を頂いた方のお名前を作品支援者として記載いたします。名前を公表したくない方がいらっしゃるかもしれませんので、こちらは改めて確認させて頂きます。
【映画のエンドロールにお名前を表記(匿名可能)】
映画の最後に流れるエンドロールにお名前を英語表記いたします。こちらに関しましても、同意を頂いた方に限ります。映画が完成してしまえば、作品は製作者の手を離れて世界中の様々な場所に届けられます。エンドロール表記をぜひ、ご検討ください。
【映画祭などに提供するポスターにお名前を記載(匿名可能)】
海外の映画祭などに出展する際にポスターを提出することが多いのですが、こちらのポスターにも同意を得た方のお名前を表記したく考えております。ご検討ください。
【監督の前作「What’s Invisible – 星を見たことがない男」DVDもしくはダウンロード権】
ニューヨークで撮影、編集された監督の前作「What's Invisible」(日本語字幕あり)のDVDもしくはダウンロード権をお送りいたします。こちらの作品は、ニューヨークで暮らす盲目の写真家たちを追いかけた二年間の記録です。視力を失いながら、作品を生み出し続けるアーティストの生き様をご覧ください。
【自主上映会を開催する権利(上映設備などお手伝いします)】
前述の通り、作品を多くの方に届けるための特別上映会を予定しております。こちらの権利は、あなたの暮らす街や、ご希望される場所での上映会主催権利です。もちろん、上映設備や技術面でのサポートは予算が許す限りサポートさせて頂きます。
* 前回のキャンペーンにご協力頂いた方の特典は別途有効です。また重なる特典がないよう、調整させて頂きます。
編集チームは水上に加え、コロンビアに住む三人。この作品のために結成された編集チームです。
監督:水上雅裕
京都出身の映像作家。ドキュメンタリー映画の他、短編映画やコマーシャルなどを手掛ける。
デビュー作の「18 Seconds」(ハーレム国際映画祭受賞)や、盲目写真家の苦悩を追った「星を見たことがない男 -What's Invisible-」(門真国際映画祭受賞)を監督。その他、多くの海外作品でカメラや製作スタッフとして関わる。現在は、南米コロンビアのボゴタで活動を続けている。
編集:ジセル (Giselle)
コロンビア国立大学出身の映像作家、エディター。本作では編集作業に加え、ポストプロダクションのスケジュール、予算、契約書など製作管理も行う。ジセルが手がけるその他の作品は、海外の映画祭で受賞している『3feet』やメキシコで撮影された『Ramón』 (Natalia Bernal監督)、スポーツで少女たちの活動を支えるドキュメンタリーシリーズ(ハッシュタグは#powerfulgirls)など。
編集コンサル:イヴァン (Iván)
I
コロンビア国立大学卒。現在は、ラサバナ大学の映画研究科で教鞭をとりつつ、映像クリエイターとして活動している。これまで長編ドキュメンタリー映画を編集した経験をいかし、本作では編集コンサルタントとしてチームを支える。イヴァンがこれまで手掛けた作品は『Dreams and Silence』、『The Siberia』、 『The Last Craftsmen of Light』、 『Broken Pieces of Sun』、 『The Red Tree』など。現在は、ドキュメンタリー映画 『They’re saying we are crazy』 やアニメーション映画 『Green』を監督中。
翻訳:ガボ(Gabriel)
母国語のスペイン語に加え、日本語と英語を巧みに使いこなす大学生のガボ。メデジンというコロンビア二番目の都市で宇宙飛行士になる勉強をしている。京都に数年間住み、日本語を習得した。ビデオゲームなどの翻訳を専門にする。代表作は、『ニノ国II レヴァナントキングダム』など。
ニューヨークで編集とクラウドファンディングに関わってくれているクリエイターたちです。
作曲:合屋正虎
マレーシア生まれ、神戸育ち。ラグビーボールを追いかけ社会学を学んだ後、NYに移住して作曲家に転身。ACFより「文化的交差点に佇む作曲家」と評された独特の音楽性で一風変わった編成の室内楽アンサンブルや映像作家から注目を集め、各賞を受賞している。水上監督の前作『What’s Invisible – 星を見たことがない男』の音楽を担当。京都大学卒業、NJCUで音楽修士号、Five Towns Collegeで音楽博士号を取得。
製作:Ma Luyao
ニューヨーク大学 Tischシネマスタディーズ卒。新進気鋭の映像プロデューサー。中国国営放送局CCTVのテレビドキュメンタリーシリーズ『传家』(Chuan Jia) や、ファッション誌 Harper's Bazaar、ファッションブランドのWebコマーシャルなどで、ロケーションマネージャー、編集、プロダクションアシスタントとして活動。自身デビュー作のドキュメンタリー短編映画『Morning』(2015)は Chinese Documentary Festival の他、台湾のNew Narratives Film Festivalで上映。本作ではNY撮影中のユニットプロデュサーとして奔走し、編集ではニューヨークチームの代表として製作を支えている。
ご覧のように国際色豊かなチームで製作しています。言葉の面など苦労することもありますが、お互いの立場や考え方を尊重する雰囲気が自然に作れています。
この映画には、名倉さんとつねさんの内側に息づく静寂があります。それは様々な人生苦を抱えながらも、それに邪魔されない心構えです。仏教映画というと、山にこもる修行僧を想像する方が海外には多くいらっしゃいますが、この映画は日本真宗が教える「聞法」生活を取り上げます。つまり、私たちのように普通(娑婆)の生活を営みながら、浄土(ピュアランド)の教えに安心を見つける人たちがこの映画の主人公です。
深い内観を実践して生きるお二人の喜びは、宗教や人種に関係なく多くの方々の心に届いてくれると信じています。完成した映画は日本語、英語、スペイン語、ポルトガル語に翻訳し、アメリカ全土と世界中の多くの方々にお届けします。
映画作りには膨大なお金がかかりますが、人の心を動かす芸術です。皆さんに素晴らしいと言っていただける作品を作っておりますので、どうぞご支援ご協力のほど宜しくお願い致します。最後まで読んで頂きありがとうございました。
映像作家
水上雅裕
3000 円
5000 円
10000 円
25000 円
50000 円
100000 円