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マレーシア文化を発信する情報誌『WAU』リニューアルをクラウドファンディングで実現!
マレーシアには多民族が織りなす独特の文化があります。マレーシア文化通信WAUでは、日本マレーシア外交関係樹立60周年の今年、誌面をリニューアル。色彩豊かな伝統芸能、祖先の味を守り続ける食文化等に迫ります。
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Hati Malaysiaは、上原亜季(マレーシア伝統芸能研究/マレー語通訳・翻訳家)、古川音(マレーシア料理愛好家/ライター)の2人でユニットを組み、マレーシア文化通信フリーペーパー<WAU(ワウ)>の編集発行、マレーシア文化講座(芸能・映画・ごはん)の講師、そのほかイベントや現地ごはんツアー等を企画、開催しています。
マレーシアには多民族が織りなす独特の文化があります。マレーシア文化通信WAUでは、日本マレーシア外交関係樹立60周年の今年、誌面をリニューアル。色彩豊かな伝統芸能、祖先の味を守り続ける食文化等に迫ります。
私たち 「Hati Malaysia」は、マレーシアに縁のある日本人女性プロデューサー3人とマレーシア人デザイナーで結成したチームです。マレーシア文化通信『WAU<ワウ>』の編集発行、マレーシア文化講座の講師、音楽・映画イベントや現地食文化ツアーの企画・開催など、マレーシアと日本を文化でつなぐ活動をしています。
『WAU<ワウ>』とは、極彩色の大型凧「マレー凧」のこと。
私たちの活動の核となっているマレーシア文化通信「WAU」は、このマレー凧のように色鮮やかで、誇り高いマレーシアの伝統文化、食文化、映画の情報を伝えることを目的としています。
2014年7月に発刊したWAU創刊号。マレーシア映画祭で最年少で主演女優賞を獲得し、日本人監督とのコラボレーションもしているマレーシア人女優を表紙で紹介。
マレーシア各地には色彩豊かで、奥深い伝統芸能があります。日本ではまだあまり知られていない伝統文化を師匠らへの取材をもとに紐解いた創刊号。
WAU第10号にて、マレーシアの国民食といえる「ナシレマ」を紹介。様々なナシレマの種類やナシレマを愛するマレーシア人のコメントを掲載し、マレーシアの食文化に迫りました。
さて、みなさんはマレーシアと聞いて、どんなイメージをお持ちですか?南国のジャングル? オランウータン?
マレーシアと日本は、飛行機で約7時間。東南アジアの中央に位置する国で、タイとシンガポールの間にあるマレー半島とインドネシアに接するボルネオ島の2つのエリアから成り立っています。首都はクアラルンプールで、バンコクやシンガポールにひけを取らない成長著しい大都会。一方で、昔ながらの屋台グルメの町ペナン、東西交易の栄華を物語る古都マラッカ、そして、先住民族が自然とともに暮らすボルネオ島など、さまざまな魅力に満ちた国です。また、日本とマレーシアの関係は意外にも深く、1981年、当時の首相が提言したルックイースト政策を通して多くのマレーシア人留学生が日本を訪れ、経済的にも文化的にも様々な交流が続けられています。
さらに最近では、マレーシアは日本人が海外で住みたい国No.1(ロングステイ財団調べ)になって久しく、マレーシアの魅力に目覚める方も年々増えています。ただ、日本で流れているマレーシアの情報は、暮らしやすい国としての面(物価が安い、家賃が安いなど)ばかり。もちろんそれもマレーシアのひとつの魅力ではあるのですが、それだけではもったいない。私たちは、もっと 色鮮やかで美しいマレーシアの文化的な魅力を知って欲しいと思うのです。
© Leonard Selva
マレーシアは、おもに、マレー系、中国系、インド系の人々からなる多民族国家です。そのため、 それぞれの民族が織りなす独特の文化があり、とても一つの国とは思えないくらい。イスラム教徒が集まるレストラン、中国系の人々が集う屋台、インドのカラフルな民族衣装を身につけた人々が笑う店先。国じゅう、どこの街でも似たような風景に慣れている日本人からすれば、驚く光景ばかりです。
そして、それぞれの民族が伝え残す、見えない世界を語り、歌にした伝統芸能。違う民族がともに生き、だからこそ、それぞれ大事に守り続けている祖先の味。それらはマレーシアの日常で、人々の暮らしのなかにあたり前のように存在し、過去と今、そして未来をつないでいるのです。
Hati Malaysiaで発行している マレーシア文化通信WAUは、私たち3人が、それぞれの専門分野の情報を紹介するというコンセプトで始めました。
というのも、私たちはHati Malaysiaとしての活動をスタートする前から、様々な理由でマレーシアと関わっていました。なぜマレーシアとの関係がうまれたのか、なぜ魅力にハマっているのか、まずはその理由をそれぞれお話ししましょう。
●上原亜季(Aki Uehara)・・・ムティアラ・アーツ・プロダクション代表。国際文化会館勤務を経て現職。マレーシアをはじめ東南アジア芸能コーディネーター、イベント企画・制作、記事執筆、マレー語通訳・翻訳など。http://mutiara-arts-production.com
マレーシアの家族の結婚式にて。右端が上原。
「16歳の頃、何もわからず始まったマレーシアのムスリム家庭でのホームステイ。言葉も分からないまま始まった現地の学校生活。1年間の滞在でマレーの生活様式にどっぷり浸かり、マレー語を学び、宗教についてもたくさん考えました。
この時のホストファミリーは両親と3男、3女の6人兄弟。7人目の子どもとして、20年経った今もこの家族との交流は続いています。日本の大学を卒業後、再度、渡馬。マレーシアの大学で5年間にわたり現地の伝統芸能の研究をしました。影絵芝居や歌舞劇、マレーの武術シラットなど、日本では、あまり知られていない芸能の調査のため小さな村にも足繁く通いました。
幼い頃から習っていたバイオリンがマレー民謡でも使われていることを知り、演奏にも参加。西洋楽器とマレーの楽器が混ざった楽器編成が面白く、すっかり虜に。
帰国後は、マレーシアの伝統芸能を日本で紹介するため、伝統音楽家や語り部、舞踊家の招聘や、イベントを企画制作。マレーシア文化に関する記事の執筆、マレー語通訳、翻訳家としても仕事をしています。
マレー系以外にも、中華系、インド系、先住民族、それぞれに独自の音楽、芸能、文化を持つこの国の魅力は掘り下げても掘り下げても尽きる事がなく、まだまだ私の研究活動も続きます」(上原亜季)
●高塚利恵(Rie Takatsuka)・・・映像・映画プロダクション、株式会社オッドピクチャーズ代表。インディペンデント映画プロデューサー。プランナー。http://odd-pictures.asia/
マレーシアでの映画撮影の現場にて。
「私にとって、マレーシアはいろいろな“初めて”を経験させてくれた国です。
初めての長編映画製作、初めての国際共同製作、初めての海外での仕事。監督と主役以外、すべてマレーシア人というプロダクションで撮った映画が『クアラルンプールの夜明け』という自主映画です。これまでにマレーシア関連の映画祭などで上映されました。
マレーシアでの撮影で力になってくれたのが、マレーシアの映画人、スタッフ達です。その頃、マレーシアのインディーズ映画人たちは、「マレーシアニューウェーブ」と呼ばれ、国際映画祭で注目を集めていました。彼らに、映画作りの心を教えてもらったように思います。また、彼らは、私たちにマレーシアを楽しんでもらおうと、撮影準備の忙しい合間にも、いろいろな場所に連れて行ってくれたり、おいしいご飯を振舞ってくれたりしました。
マレー系、中国系、インド系、いろいろな民族のマレーシア人はいろんな言葉を操ります。そして、言葉が完璧に通じなくてもコミュニケーションをとる、いわばコミュニケーション達人のおかげで、英語が苦手な私たちもマレーシアで映画を撮る事が出来たのです。
それ以来、私はマレーシアの人々、ロケーション、ご飯が大好きになりました。そして文化や歴史にも興味を持つようになりました。今では、それを多くの日本人のみなさんと共有したいと思い、Hati Malaysiaの活動を行っています」(高塚利恵)
● 古川音(Oto Furukawa)・・・編集ライター、マレーシアごはんの会主催。首都クアラルンプールに4年滞在した経験を活かし、マレーシア情報の取材・執筆。食に関するイベントを企画・運営。http://www.malaysiafoodnet.com
マラッカでの取材の様子。パームオイル工場の社長に話を伺った。
「4年間のマレーシア滞在で、驚くほどバラエティに富んだマレーシアの食文化を体験しました。
マレーシアは、マレー系、中国系、インド系のおもに3つの民族がともに暮らす国で、それぞれ民族の味を提供する店がわかれています。その雰囲気にどっぷり包まれていると、ときに“ここはインドなの?ここは中国かも?”という錯覚さえ覚えるほど。
暮らしているときは、その状況があたり前で、単にそれらの料理を楽しむだけだったのですが、帰国してあらためて考えてみると、その多彩な味こそが、多民族がともに生きるということなんだ、と感じました。
マレーシアでは、食の流行や食の統一化はほとんどありません。民族の料理を大切にするのと同じように、昔ながらの伝統食、地方のご当地料理もごくごく普通に大事にされています。融合した料理もありますが、それは共通化していくことを目的としたものはなく、ましてや他の誰かの味覚に合わせたものでもありません。マレーシア人は、じぶんの味、じぶんの味覚を何よりも大事にします。
この多様な価値観が共存する世界を日本の方にも伝えたい。その思いで、帰国後に「マレーシアごはんの会」を立ち上げ。食文化を体験するイベントや料理教室を企画・運営しています。食をとおしてマレーシアの多彩さ、その多様性のなかにある“誰もが違っていてあたりまえ”というマレーシアらしさを伝えていきたいです」(古川 音)
このように私たちは、それぞれにマレーシアに魅了され、個々に活動していました。
あるきっかけで私たち3人は出会い、「マレーシアの魅力を伝えたい」という同じ目的で活動していることを知りました。そこで、3人の力を合わせ、マレーシアに関する情報、とくに文化的な魅力をプロフェッショナルな視点で発信するマレーシア文化通信WAUの制作を決定。2014年7月に創刊しました。
創刊した当時は、正直にお伝えしますと、資金調達のめどはなし。いつまで続けられるかの予測もありませんでした。でもそのことより、多くの人に「マレーシアの真の魅力を伝えたい」という気持ちのほうが大きかったのです。
おかげさまで、自転車操業ではありますが、支援して下さる方にも出会うことができ、2017年6月で12号を迎える事ができました。現在は、マレーシア政府関係各所、全国のマレーシア料理店、映画館など日本全国約100カ所に配置し、WAUの発行を楽しみにしてくださる方も増えています。
また、3人が力を合わせたことで、活動は広がり、Hati Malaysiaとして「マレーシア映画ウィーク」の開催、サバ州政府観光局のサポートにより「サバ州コタキナバルの取材」執筆活動なども行うことができました。
Hati Malaysiaが運営を全面協力した「マレーシア映画ウィーク」@シネマート六本木。映画『クアラルンプールの夜明け』の主演、シャリファ・アマニさんがゲスト登壇。(司会 高塚利恵、通訳 上原亜季)
サバ州政府観光局のサポートで、ボルネオ島で暮らす先住民族の文化を取材。
WAUの記事は、マレーシアで暮らした経験を持つもの、マレーシア人と実際に交わり、一緒に仕事などの活動をしたものが書いています。私たちが長年積み重ねてきた関係性のなかから、マレーシアの映画俳優、監督、シェフ、職人、伝統芸能の師匠に直接インタビューすることができました。この“ファーストハンド”の情報を中心にお伝えすること。それが、私たちの取り柄であり、これからもコアにしていきたい部分です。
そして、今年2017年は、日本マレーシア外交樹立関係60周年の記念の年です。この記念すべき年に、私たちにできることは何か、と考えました。
WAUリニューアル!
日本・マレーシア外交関係樹立60周年記念号<保存版>の発刊。
この保存版を機に、今までA3タブロイド版4ページだったWAUをA4版に変え、オールカラーでページ増を行います。とくに9月発刊のWAUは「60周年記念号」として保存版となるような充実した内容でお届けする予定です。
また、日・マ外交関係樹立60周年を記念し、マレーシアの良さを知ってもらうイベントも充実させます。魅力あふれるごはんが体験できるマレーシアごはん祭り(昨年9月にも開催し、今年で2回め)も開催します。
そして、これからもWAUを続けていく。
私たちは、ここまで自力(自費)と、心あるマレーシア関連企業様、サポーター様のお力をかり、活動を続けてきました。しかしながら、活動費に余裕があるわけではありません。マレーシアの多彩な魅力、誇り高き文化を伝え続けていくために、皆さまの力をお借りしたいのです。資金が調達できれば、マレーシアの映画上映や音楽イベントを開催することもできます。一緒にマレーシアを追いかけてみませんか。どうか、ご賛同・ご支援のほど、よろしくおねがいいたします。
・ WAU 60周年号製作費…企画・記事制作費(取材撮影・執筆)、誌面デザイン、印刷費、郵送コストなど
リニューアル後のWAUイメージ。A4版になります。
・ 今後のWAU活動費…企画・制作(取材撮影・執筆)、誌面デザイン、印刷費、輸送コストなど
・ マレーシアごはん祭り(9月2、3日開催)の一部費用…60周年記記念として、マレーシアから料理の達人を招致したいと思っています。渡航・宿泊費をこちらからまかないます。
昨年(2016年)のマレーシアごはん祭り(Malaysia Makan Fest)の様子。
なお、150万円以上のご支援をいただいた場合は、60周年記念にて、マレーシア映画の特別上映会(または音楽イベント)を企画します。
2015年に開催したマレーシア映画ウィークの様子。
ぜひ、お力添えをいだきますよう、よろしくお願いします。
ご支援いただいた皆様には、以下の特典を用意しました。※特典の送付は期間終了後にお送りします。また、60周年記念の制作物(レシピ付きポストカード、サバ州アーティストによるTシャツ、バティック生地浴衣、浴衣生地バジュクロン)は時間がかかりますので、しばらくお待ちください。
■WAU(60周年記念号)にお名前を載せる
すべての方に、8月末発刊のリニューアル第1号『WAU』の誌面に、お名前を掲載させていただきます。順番は、申し込み順となりますが、多少前後する可能性がありますことをご了承ください。※お名前掲載が不要の場合は、そのむね、お知らせください。
■WAU誌面をPDFで送付する
WAUは、Webサイトでもご覧になれますが、御見逃しのないよう、13号・14号・15号・16号の4回分をPDFにて送付いたします。
■レシピ付きポストカード
マレーシア料理の写真とその作り方を掲載したポストカード5枚セットです。ご自宅でも簡単にマレーシア料理を再現していただけるレシピを紹介しています。
(レシピ例)ナシレマッ、チキンカレーなど
■音楽CD+影絵ポストカード
マレーシアの伝統音楽を集めたCD、上原亜季が撮影した影絵ポストカードです。日本ではなかなか購入できない貴重なものです。
■読者意見交換会 参加権利
WAUリニューアル後、読者を交えて意見交換会、交流会を行います。一般受付に先立ち、こちらの会に無料でご参加いただけます。
※東京にて開催いたします。交通費等の経費は実費になりますので、ご了承ください。
■60周年記念 ボルネオ出身のアーティストによる60周年記念Tシャツ
WAU第9号で紹介したボルネオのアーティスト集団「パンクロップ・スゥラップ」による、60周年記念版画をプリントしたTシャツです。ここでしか手に入らないものです。
※ご要望のTシャツのサイズをS,M,Lからお選び下さい。
(参考写真)「パンクロップ・スゥラップ」の中心人物、リゾ・レオン氏。黒と白の世界がおりなす木版画で絵を描いています。Tシャツのデザインは、リゾ氏が着ているような、無地のTシャツに白黒の絵をプリントしたものになる予定です。60周年記念Tシャツは現在制作中です。
■60周年記念 浴衣生地のバジュクロン
マレーシアと日本の文化コラボ。浴衣の生地で、マレーシアの民族衣装であるバジュクロンを制作します。女性用のロングワンピースです。世界初の試みだと思います。サイズは大人の女性用のみ、ワンサイズになります。ゆったり着る洋服ですので、多少サイズに余裕があっても大丈夫です。
(参考写真)こちらは現地で撮影したバジュクロン。バジュクロンは、このように丈の長い上着とロングスカートと丈の長い上着の2つのセット。薄手の生地で、南国の気候で着ても暑くはありません。今回は、日本の浴衣の生地でこのバジュクロンを作ります。(制作中)
■60周年記念 バティック生地の浴衣
マレーシアと日本の文化コラボ。マレーシアの伝統工芸である、ろうけつ染めバティックの生地で、日本の浴衣を作ります。サイズは大人の女性用のみ、ワンサイズになります。こちらも世界初の試みだと思います。
(参考写真)ろう(ワックス)で模様を描くことで、細やかな染色ができ、生地全体にのびやかに広がる曲線美が魅力のバティック生地。現地でも洋服やインテリアなどで幅広く活用されています。今回は、このバティック生地で浴衣を作ります。(現在制作中)
みなさまにご支援をお願いしたのは、もっと多くの情報を伝えていくために、WAUリニューアルの費用、WAUの今後の活動費をサポートしてほしい、また、この記念すべき2017年を盛り上げるイベントを一緒に手伝ってほしい、という思いからです。WAUはすでに2年半継続して発行しています。応援して下さる方も増えていますので、万が一資金が集まらなくても、自己負担も含め、これからも発刊していく決意でいます。
最後に
私たちは、マレーシアと出会ってから、もうずいぶん経ちました。長い時間を経ても、マレーシアへの思い、マレーシアを知ってほしい、という気持ちはまったく変わりません。むしろ、今の私たち、今の日本人に大切な何かがマレーシアにはある、という思いが強くなっています。マレーシアはとても魅力的な国です。私たちと一緒にマレーシアを追いかけてみませんか。Hati Malaysiaの活動にご賛同、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
左より、古川音・高塚利恵・上原亜季。
Hati Malaysia Webサイト
www.hatimalaysia.com
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