『黒と白と幽霊たち』撮影現場レポート②
vol. 2 2019-06-22 0
映像化すること。変わっていくこと。
残せないこと。記憶されること。
この度のクラウドファンディングは
2019年ツアー資金とDVD制作資金の
ご支援いただきたくはじめました。
どちらの目的も同じ演目『黒と白と幽霊たち』のためですが
このDVD作成は、実はこれまでにない新しい試みでもあります。
みんなを見つめる坂藤さん、清原さん、sherryさん
『黒と白と幽霊たち』は、時間と空間と観客に反応しながら、
音楽、美術、役者の身振り、言葉を
ライブで行います。
今までのツアーで行った先きの場で、何度も生まれてきた作品です。
そして公演を続けるにつれ、場とヒトを吸収して変わり続けています。
その場で個として居合わせたヒトは違うものを目で捉え記憶します。
通し稽古の様子。稲継さんと橋本さん。
『黒と白と幽霊たち』は観たヒトの数だけ存在する作品であるように届けています。
そんななかで、DVDを作成するということは、大きな試みでもありました。
今回の撮影は、記録としてのDVD制作に留まりません。
清原さん、今野さん、佐藤さん、松本さん、坂藤さん。『橋本さんが”しっちょいさ”を踊る』を見守る様子
撮影監督・清原惟さんの手により新しい作品として映像化されます。
カメラ位置を決めているときの様子。坂藤さん、今野さん、清原さん、sherryさん。
2019年、現在に撮られる『黒と白と幽霊たち』はいくつも存在するなかの1つとして
残る作品となります。
このDVDは今後の『黒と白と幽霊たち』の軸になるのではないかな、と期待してます。
造花や枯木が小道具にあります。撮影では生花や草を傍に美術として置き、枯れていく様子が映りました。
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バストリオ秋良