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第三回 IMAGINE FUKUSHIMA展ー新井卓+開発好明をクラウドファンディングで実現!
3.11より5年目となる今展は「いま」を世に問う作品を発表している二人のアーティスト、新井卓さんと開発好明さんの活動をご紹介します。お二人の作品を通して皆さんと思いを共有し、一緒に様々な問題について考えたいと思います。
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東京国立市にある僅か15㎡の小さなギャラリーです。 絵画・版画、彫刻・オブジェ、クラフトなどジャンルはさまざまですが、アーティストたちの手仕事を感じるアート、生活を彩り暮らしを豊かにするアートを紹介しています。
3.11より5年目となる今展は「いま」を世に問う作品を発表している二人のアーティスト、新井卓さんと開発好明さんの活動をご紹介します。お二人の作品を通して皆さんと思いを共有し、一緒に様々な問題について考えたいと思います。
この展覧会を主催するウォーターマーク・アーツ&クラフツは、アートに関わる仕事に15年携わっていますが、ようやく3年前に東京国立市にて僅か15㎡の小さなギャラリーをオープンしました。
3.11から1年を迎えた2012年の3月、「自分にできることは小さいことだけど、ずっと忘れないでいるために」アートを通じて皆さんと少しでも想いを共有したく、チャリティを兼ねた第一回目の支援展を国立市内のスペースを借り開催しました。14名の作家にオリジナル作品を制作していただき、作品売上の30%にあたる¥478,880を被災支援団体へ寄付しました。来場者は予想をはるかにうわまりました。
皆さまから「ぜひ第二回目を」とのお声をいただき、3.11より3年後に第二回を同じコート・ギャラリー国立にて開催。初回ほどの集客は難しいだろうと予想し、寄附が主な目的でなく、作品の持つ「チカラ」を感じる、そんな展覧会にできたら、と11名のアーティストに参加いただきました。「未来の福島こども基金」「福島⇔熊本 0円キャンプスクール」へそれぞれ同額の57,310円を寄附させていただきました。2年前と比べると寄付額は五分の一でした。数字だけを取り上げても意味のないことですが、私たちの気持ちは少しずつ離れていっているのかもしれません。さらによい企画をするのが課題となりました。
アーティストの方たちとボランティアで手伝ってくださった皆さん。
2016年2/18-23 11:00-18:00( 2/23 16:00まで)コートギャラリー国立にて(企画WATERMARK)東京都国立市中1-8-32 (JR国立駅南口徒歩1分)TEL:042-573-8282 問い合わせ: WATERMARK arts and crafts / info@watermark-arts.com
震災より5年目となる今回は、3.11以前から社会的な意識を反映した作品を発表している二人のアーティストをご紹介いたします。3,11は、多くのアーティストたちが行動を起こし、自らの表現を改めて見つめ直すきっかけとなりました。 形を残す「作品表現」より「活動」を主な表現としてアクションし続けるアーティストたち。また「作品」そのものの強度を上げ、己や状況に向き合い、観客に訴え続けるアーティストたち。今回は、その最たる活動をしている作家、開発好明さんと新井卓さんをお迎えいたします。
新井卓 「福島第一原子力発電所(部分」2015, 60×2,600cm © Takashi Arai
新井卓「消防隊の出初め式、南相馬町」2014, 25,2×19,3cm© Takashi Arai
世界でも珍しいダゲレオタイプ(銀板写真)の作家、新井卓 さん。ダゲレオタイプとは170年前、写真黎明期に生まれた古典技法で、磨きこまれ鏡となった銀の表面に直接画像を写しとる方法で、 複製も引き伸ばしもできない1枚限りのデリケートな写真で、撮影には長い露光時間を必要とし、画像を写し取るのに数分かかることもあります。今回「福島第一原子力発電所」の大作を中心に、近作も含め小品も展示いたします。 また一部の作品は販売し、売上げの一部は「未来の福島こども基金」に寄附いたします。
Takashi Arai© Anton Orlov 2015
◇新井卓(あらいたかし)
1978年川崎生まれ、 川崎在住。 写真黎明期の技法ダゲレオタイプ(銀板写真)を独自に習得、制作発表。原爆の図丸木美術館、ボストン美術館、森美術館、東京国立近代美術館はじめ、国内、海外の展覧会に多数参加。2014年イギリス・ソース・コード・プライズを受賞。 サンフランシスコ近代美術館、東京都写真美術館、ギメ東洋美術館ほかに作品収蔵。
美術家・開発好明 さんが取り組む、南相馬市でのプロジェクト「愛銀行」。 コンセプトは「あいせること、あいしたいことを貯蓄して育てていく お金を使わない日本初の新しい銀行」。 皆さんが自分の「できること」「かなえたいこと」「やってあげられること」「助けてほしいこと」などを蓄えていく銀行です。様々な愛情が貯金されるこの銀行の第一支店は南相馬ですが、会期中は、くにたちにも支店を開店。2月18日(木)と2月23日(火) 14時より開発さんによるワークショップを開催します。ぜひご参加ください。
◇開発好明(かいはつよしあき)
1966 年山梨生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科修士課程修了。観客参加型の美術作品を中心に、2002年にPS1 MOMA「Dia del Mar/ By the Sea」、2004 年にヴェネチア・ビエンナーレ第9 回国際建築展日本館「おたく:人格=空間=都市」、「越後妻有大地の芸術祭 」に出品。2011年8月から1 ヶ月間被災地30 カ所を巡り東日本大震災のためにアートによる心の繋がりを運ぶ、「デイリリーアートサーカス 2011 」を主催。「政治家の家」を南相馬市に設置。「未来郵便局」「サンキューアートの日」主催。
震災から5年を迎える第三回は、さらに月日が経ち、福島への関心が薄まっているのは明らかな状況です。特に今回、作品販売を主たる目的としておらず、お二人の代表作を、スペースを借りて展示するため、設営会場費・輸送費・保険代など様々なコストがかかります。また開発好明さんは、南相馬での新たなプロジェクト「愛銀行」の展示およびワークショップを予定しています。開発さんも震災以降、数え切れないくらい東北での活動を続けており、今回の展示における制作費、作品輸送費などお渡しできたらと思っています。
美術館クラスの作品を無料でご覧いただけることにより、より多くの方に見ていただきたい、より多くの方の心に届けることができたらと思っています。
実現したいことは今回の開催だけではなく、この展覧会をより多くの皆さまに知っていただき、多くの方と一緒に、アートと通じて小さいながらも復興支援を継続していくことです。そして表現そのものがしにくくなってゆくアーティストの発表の場として続けていくことです。開催にあたってはぜひ皆様のお力をお貸しください。そして、ぜひ会場へも足をお運びください。
今回目標としている 40万円は、設営会場費・輸送費・保険代・制作費など展覧会そのものを開催するコストのみです。もしも運営費よりも多くの目標額を達成した場合は、「未来の福島こども基金」へ寄付させていただく予定です。その場合、HP,facebook, Motion Gallery などを通じてご報告いたします。
○新井卓写真集『MONUMENTS』(2015年9月 PGI刊行 限定1000部)3月発送予定
サイズ:外寸(L)275 x (W)195 x (H)25 mm オリジナルBOX入り 160ページ / ハードカバー 寄稿:川田喜久治 竹内万里子 デザイン:大西正一
○開発好明 作品集(3月発送予定)
「Daylily Art Circus」「絵本 色々な村」「3.11 3.15 6.15 9.11」「もぐらTV下敷き」「開発好明」のうち2種類をお送りいたします。(組み合わせはお任せいただきます。)
○「IMAGINE FUKUSHIMA」 トートバッグ(デザイン:堀江健一 綿100% 厚手キャンバス地)A4サイズがラクラク入るサイズです。(3月発送予定)
○オリジナルポストカードセット
WATERMARKオリジナルのアーティストポストカードを5枚。
今回のファンディングが目標金額に達しなかった場合でも、IMAGINE FUKUSHIMA展は自己負担にて開催いたします。ファンディングしていただいたみなさまへのリターン(特典)は実施させていただきます。予想よりファンディングいただき、すべての経費を差し引いて、余剰金が発生しました場合は、「未来の福島こども基金」へ寄付させていただく予定です。サイトを通じてご報告させていただきます。
とても小さなギャラリーからスタートしたこの試みが、これからもずっと続けられるようお力を貸していただけましたら大変嬉しいです。戦い続けているアーティストを応援していけるよう頑張ってゆきたいと思います。
3000 円
5000 円
10000 円
20000 円