ネパールへのビザを取得
vol. 12 2024-06-02 0
ヒマラヤへの出発まで一ヶ月余りとなりました。
そこで、ネパール大使館へビザの発給を申請。
昨日パスポートともに送り返されてきたのはElectronic Travel Authrization: eTAと書かれた一枚の紙。昨年8月ビザステッカーが廃止され、手書きビザの代替となる電子渡航認(Electronic Travel Authrization: eTA)が発給されるようになったのです。
これからはパスポートに張られていたステッカーが消え、入国・出国のスタンプだけになるようです。ステッカーのデザインには25年間の思い出があったのですが、電子化、簡略化が進む中、旅の風情がまた一つ消えてしまいました。
取得したのはランタンのトレッキングに必要な観光ビザで、期間は30日間。発行日から6か月間有効です。出発は7月12日、帰国は8月3日を予定しています。今回撮影した写真は写真展に30点展示する予定です。
【ネパール大使館から発給された新しいビザ】
これを入国審査時に提示することになる。仮に紛失してもパスポートがあれば、コンピューターからビザの発給状況が確認できる。便利になったのだが、なんとなく味気ない。ネパールの入国に関しては毎年申請方法や書式が変わるが、ネパールのデジタル化は急速に進んでいるようだ。そのことがトラブルの原因になることもあるのだが、これまではなんとか切り抜けてきた。今年はどんな出来事があるのだろう。英語力の無い私は入国時が最大の難所となる。
【2023年の旧ビザステッカー】
スタンプを含めたビザのデザインが旅の思い出となっていたのだが、これからは出入国のスタンプだけになってしまう。
期限の切れたパースポートを保管してきたのはこのステッカーが張られていたからだ。
白紙のパスポートを眺めても旅の実感が湧いてこない。アナログ型の人間は世の中のデジタル化とともに消えゆく運命にあるようだ。