それぞれの立場から想うこと
vol. 20 2024-11-20 0
ちょっと補足説明!!前回お話した自治協との会合の時のことですが、『空き家をリノベーションして地域と学生の交流拠点を創りたい』と話をしたことによって、その時の自治協の会合に参加していた方々からもいろいろな意見が出てきました。
(一応お伝えしとくと、下の写真は別のタイミングの地域ミーティングの写真です。)
振り返ると今後のまちづくりのことについて重要なテーマが既にこの時出ていたので、改めて共有しておきます。下記はその当時のメモです。
<2023年9月27日 自治協会合メモ>
地域の活性化に向けて、皆さん好意的な印象。
・近大生:東京に『TONKAN(https://const-career.com/tonkan/)』という建築学生向けのカフェがある。実はそこは就職支援の会社が運営している。そこで大学生と高校生が進路について意見交換をすることがある。高校生は進路に関する情報を求めている。
・地域住民K:中高生は通学路を実直に守っているので、敢えて寄り道を斡旋するようなことは出来ないだろう。
・地域住民I:コロナ明け3年ぶりに地元の祭り(貴船神社の神楽https://www.youtube.com/watch?v=kvAynoK2Hhs)が今年は出来た。あのお祭りは地域の子供達が走って見に行くほど楽しみにしている。
・エンタメ経営者:企画段階から動画に撮っていくことで、楽しいことやってるなぁという感じで人が集まってくると強い。ワクワクする状態に持って行く必要がある。家では買えない高スペックなパソコンを置くというのも、工学の町として魅力になるのでは?
・市議会議員:学生との関わりばかりにフォーカスしているが、地域サロンのような高齢者も行きやすい気軽で居心地の良い空間も欲しい。
地域で一緒に暮らす人達と言っても、それぞれの立場・視点によって、求めている町の姿は全然違っているのです。この町を見てきた歴史も、この町で生まれた繋がりも、この町に期待することも、三者三葉。
私のような外部の人間が町の未来を提案するものだから、反論とまでは言いませんが、呼び水効果で意見が出しやすかったのかも知れません。
この時は「情報量が多過ぎで処理追い付かないわ~。」と思っていましたが、今見返してみると、この1年間の内に大体のことが実現の方向に向かっていっています。
最後に市川先生から「『どんな交流を生むのか?』まちづくり全体を戦略的に練って、みんなで共有しないとまとまらないだろう。これからも定期的に意見交換の場を設けていこう。11月と2月に近大で、地域住民と学生団体のまちづくりワークショップをやろう。」
という提案を受け、ひとまずはこの日の会合を終えたわけです。
みんな自分達の町が好きなんですね!笑