三連休の既視感の中で僕が運ぶもの
vol. 65 2020-11-21 0
64日目終了。
勢いが一度止まった。
この三連休の間に一人でも多くの方がプロジェクトをしっていただけますように。
一人でも多くの人にまずご一読していただくようにしなくては。
気付けば2020年最後の連休に入る。
平成の間は12月にも天皇誕生日で連休があったりもしたけれど。
勝手なイメージだけれど、毎年、この祝日を迎えるとあっという間に年末になる。
あ、もう年が暮れるな、というスタートというか自分の中できっかけ。
気付けば自分の三連休はどうにもみっちりとスケジュールが詰まっている。
〆切のある作業がまるで進んでいないのが痛い。
かと言って出来るのは僕しかいない。
その作業に関連して久々にセブンガールズの編集ファイルを開いている。
中々すごい編集ファイルだと改めて思う。
他にこんなのは見たことがない。
カット割りの数、台詞の数が尋常じゃない。
よくここまでやったなぁと改めて思う。
なんというか実は色々な意味で山場なのかもしれないと思う。
ここを乗り越えてから先に何が始まるかという場所なのだ、きっと。
そんな予感がある三連休だ。
プライベートな状況も少し変わる。
映画「セブンガールズ」の上映もある。
その裏で、別に仕上げなくちゃいけないこともある。
そしてこの三連休に、今のクラウドファンディグの目標の11月に100人行くかが見えてくるだろう。
社会的には予想していたように感染拡大が確実に始まっている。
第三稿に着手する予定だったけれど、こうやって予定が埋まるのはきっとそれだけの意味がある。
全ては偶然だけれど、偶然のようでいて、その向こうでそういう意味かと思わせるような。
そういうことが待っている。
それが良い方向なのかすらわからないけれど、きっとそういうことだ。
これまでもたくさんのたくさんの偶然があった。
最初に映画を創ろうと思ったことだって、偶然が重なってそれが出来るようになっていたから。
いつの間にか映画関連の知り合いが増えていって、今なら出来るんじゃないかと思えたから。
やっぱりそれは偶然だけれど、偶然じゃなくて。
無意識の中の意思がそっちに向かって進んでいたのだと思っている。
そしていつもそういう時には流れがある。
今はどんな流れで、風が吹いているのか、向かい風なのか、追い風なのか。
そういうことを肌で感じながら、偶然のような日々を線にしていく。
結果的に辿り着いた場所はいつだって、必然としか思えない場所だ。
まだこの映画「演者」は動き始めたばかりだけれど。
すでにこの映画にも色々な偶然が重なってきている。
同じようなタイミングで同じようなことが起きていたり。
次々に起きることがまるで線のように繋がって行ったり。
ドラマ「猫」に出演できたことも偶然なのだけれど、偶然に思えない。
とにかくその何かを見逃さないことだ。
意外に思われるかもしれないけれど、僕は「運」を信じている。
幸運、悪運、色々とあるけれど、やっぱり運が良い、悪いというのはある。
運と言えばたまたま起きるようなことだと思われがちだけどそうじゃないと思う。
はこぶという字を書くように。
どうやってそこまで運んでいくのかということなのだと思う。
時々、おかしな場所で運を使うな!という人がいるけれど、そういうのは信じていない。
運はむしろ連鎖していくもので、運の良いことがあるのは良い報せだと思う。
流れがあって、どうやってそこまで運んでいくのか。
ただそれだけの事なんだって思う。
因果応報。
今、一つずつ積み重ねるように、その因果を創っていってる。
11月中に100人の参加を目指すという自分の中での目標もその一つだけれど。
現実的にみて残り10日で28人というのはいよいよ厳しくなってきたと思っている。
やっぱり常に足元を見て歩いて行かないといけない。
ちょっとしたことで零れ落ちてしまう者というのは確実にあるから。
だからと言って諦めるわけじゃないのだけれど。
色々な方がプロジェクトを見ておくよと連絡をくださっている。
参加してくださった皆様と一緒に映画製作を共有して世界を目指す。
それを楽しんでくださる人はきっといる。
3月の3連休の前をよく覚えている。
新型コロナウイルスが蔓延し始めて、ワイドショーは不安をあおりはじめた。
なるべく行動を控えて欲しいなんて自治体が言い始めて。
ものすごい既視感を感じている。
不安が拡がっていくのを肌で感じている。
あの時も僕は希望に向かって進んでいたはずだ。
たくさんの人との約束を守るために信じぬいたはずだ。
明日。起きること。
明後日。起きること。
三連休でやり遂げなくちゃいけないこと。
全てが全然違うことなのに。
全てが繋がっている気がするよ。
それは世界が不安に包まれていくのと同じスピードで。
僕の周りに希望の光をぶつけていくような感覚。
何も恐れる必要なんかない。
まっすぐに進むしかない。
失ったものは多いけれど。
これ以上失うものなんかない。
面白いことをやるのだ。
誰もが楽しんでしまうようなことを。
あまりにも痛快で笑いだしてしまうようなことを。
11月もあと10日だ。
三連休初日の65日目が始まる。
小野寺隆一