僕は導火線になるんだ
vol. 60 2020-11-16 0
59日目終了。
前半最後の週末、参加者は増えず。
そして前半最後の日、折り返しの60日目が始まる。
Motion-galleryというプラットホームを利用する理由はいくつかある。
例えば自分でWEBを立ち上げてクラウドファンディグを開始することも不可能ではない。
なんでプラットホームを利用するのかと言えば、広がり方が違うからだと思っている。
他のクラウドファンディングの中には積極的にバナー広告なども出していたりする。
Motion-galleryはそれほど宣伝はしていないなぁと思うのだけれど。
多くの映画ファン、演劇ファンが集まっているプラットホームだと思う。
クラウドファンディングをやりますという中で。
もし知っている人にだけ届けるのだとすれば使用料をかけてプラットホームを使用する意味がない。
一人でも多くの人に、自分の知らない人に届けたいというのが何よりも一番の理由だ。
今週、大きく参加してくださったおかげでTOPページのポピュラーに掲載されていた。
他にもこのアップデートを更新すると順番にTOPに表示されたりもする。
話題が大きくなればメールマガジンに掲載してくれたり、SNSでもリツイートしてくださる。
そこからMotion-galleryの会員さんの中でどれだけ足を運んでくださるかはわからない。
わからないのだけれど、それでも地道に毎日更新を重ねて、少しでも届くようにする。
毎日地道に積み上げていくことで、Motion-galleryの会員であればこのプロジェクトを知らない人はあまりいないというぐらいまでにしたいなぁと思っている。
それで実際にプロジェクトに参加するかどうかはこのプロジェクトの魅力次第なのだけれど。
だとしても、ここで映画製作前という段階でも知っている人が増えることは大事なことだと思う。
外に向けて発信し続けることだけが、僕たちが井戸の底から抜け出す方法だ。
どんなに打っても響かないのだとしても、打ち続ける。
11月に100人を目指しているのも実はそういう意味で立てた目標だ。
自分でも少し高すぎる目標なんじゃないかって思っているけれど。
なにせ、劇団員全員で宣伝したセブンガールズプロジェクトが211人だったのだから。
自分一人だけで100人もの参加者を集めるというのはいくらなんでもハードルが高い。
ましてやそれを終盤ではなくて中盤にというのはかなり厳しい事だと思う。
実際に自分がクラウドファンディングに参加した時もそうだった。
いずれ参加しようかなと終盤まで参加しなかったり、じっくりと検討をした。
多分、それが正しいし、きっと終盤に参加してくださる予定の方もいらっしゃる。
だから今、今月中に100人を目指すというのは自分の中でも高いハードルだ。
それでも目指そうと思っているのは、自分を知っている皆様だけじゃなくて。
もっともっとより多くの皆様にこのプロジェクトを知っていただきたいと思っているからだ。
100人が知って1人共感するかどうかぐらいの割合だとしても。
そのために必要なことは何だろうと自分の中で計画を見積もっていった。
今年の年末年始がコロナ禍でどんな形で迎えることになるのかも予測しながら。
12月に入ってから、よろ遠く、広く、多くの人たちに知ってもらうには。
最終版の年末年始をどういう形で迎えればいいのか。
100人にひぃひぃ言っているけれど。
全世界に公開されているインターネットなのだから。
500人だって1000人だって2000人にだって広がる可能性を秘めている。
ただそのためのスタートラインに立つにはある一定のラインを越えていないと難しいと思う。
10人が100人になることはないけれど、100人が500人になることはあるのがネットだ。
ネット配信についてとある劇場関係者と話したことが記憶に残っている。
観劇方法の窓口を広げることでより多くの人が鑑賞して、宣伝になると良いと最初は思っていた。
けれど、実際に演劇の配信をしても、新たな顧客層の開拓はほぼなく、新しい形のファンサービスにしかならなかったのだという。
インターネットとは自分で検索して、能動的に情報を獲りに行く場所。
例えばSNSも色々な情報が見れるようで実はどんどん偏っていく。
いつの間にか自分でフォロワーを選び、気付けば自分の心地よい情報に偏っていくシステムになっている。
だから、まだ知らない人に届ける、新しく出会ってもらうというのは、ハードルが高い。
偏りは、より加速して偏っていくから、いつの間にか知っている皆様に特化した表現を自分でもしている状況になりかねない。
そうやってSNSに飲み込まれているなぁという人を何人も見かけている。
Youtubeチャンネルを創って、すでに知っている人がチャンネル登録してくれることはあるけれど、そこからどうやって拡げるのかと言えば、仮想的なメディアが間に入らないと中々難しい。
ネットニュースであったり、大手プラットホームであったり、インフルエンサーであったり。
でもそんな何かに引っかかるのは、やはりそこに熱があって、盛り上がっていないと中々、観てもらうことすら叶わないのだと思う。
まずとにかく一人でも多くの人にこのプロジェクトを知ってもらうこと。
そして出来ることならばこのプロジェクトを読んでもらうこと。
どこで何に引っかかるかもわからない、どこでどんな広がりを見せるかもわからない。
そういう状況にまでまず到達する事。
最終日までに目標に達すればいいという考え方もあるけれど。
多分、それじゃあいけないのだと思う。
たくさんの人が待っている待望の作品。
そこまで駆け上がるには情熱のうねりが必要になってくる。
その情熱を僕という個人が生み出せるのかどうか。
今の僕には皆目見当もつかないけれど。
でも。
映画という作品製作。
たくさんの人の想いが乗っかっていることほど強いものはないと思う。
僕は映画「セブンガールズ」はやっぱりたくさんの人の想いがあったから。
それが作品に映っていたように思う。
映画「破壊の日」だってそうだった。
一人一人の想いが作品を生み出すということは本当にあるんだなって思った。
僕がその導火線になれるなら。
こうして毎日毎日アップデートを更新することなんかなんでもない。
まぁ、ちょっとだけ眠くなるけれど。
0時を越えて60日目の今日、また参加が増えました。
感謝。ありがとうございます。
あと一人で70名突破のご報告が出来る。
そうやってどんどん加速してうねりになっていく。
今日から11月の後半。
今年最後の連休も待っている。
前半最後の日。
60日目が始まる。
届け、届け、届け!!
もっと広く、もっと遠くまで。
いざ、共に大きな達成感に向かって歩んでください。
小野寺隆一