映画「演者」製作プロジェクト┃
映画「セブンガールズ」製作から３年、もう一度下北沢から世界へ

2020年9月18日 新月

本日、月の昇らない夜にこのプロジェクトの公開を致しました。

毎晩のように推敲を重ね、時には1文字も書けない日もありました。
今日を迎えるまでにプレビューを見てご意見をいただいた仲間たちに感謝します。
何度も何度も書き直したというのにまだまだ至らない内容だと思います。
ですが僕なりに今日までなんとか出し切ったと一度、胸を張ろうと思います。

Motiongalleryさんに二度目のお世話になります。
代表の大高さんにはプレビューページの確認までしていただきました。
最も映画文化を愛するクラウドファンディングプラットフォームだと感じております。

映画「セブンガールズ」の製作から公開に至るまで。
本当にたくさんのことを学びました。
ほとんどやったことのなかった編集までマニュアル片手にやるとは思ってもいなかった。
初めは本当に映画化できるのかと思っていたのに。
いつか「誰かにとっての特別な作品になる」ことをただただ願っておりました。
あの懐かしい公開初日に流した涙を思い出しています。
公開初日からまもなく2年が経過しようとしております。
そして僕が手に入れたものは、たくさんの経験でした。

プロジェクトページは長文です。
ゆっくり、ゆっくりとで良いのでご一読くだされば嬉しいです。
今日から120日。
4度の満月と5度目の新月を繰り返した日。
このプロジェクトはどんな形に成長しているでしょう。
新月の夜は願い事が叶うのだそうです。
空を見上げてもそこに月はいないのに、月に願い事をしました。

一個人が目指すには余りにも高い目標金額だと思います。
正直、本日の公開時刻を迎えるまで、心が乱れ続けておりました。
きっとそれが120日もの間、続くことになります。

ひとりぼっちじゃこわいから。
共に誰かが歩んでくだされば、少しだけ少しだけこわくなくなるかな。
でも結局ずっとドキドキしているんだろうな。

いつか。
どこかで。
この1回目のエントリーを思い出すことになる。
ああ、新月に歩み始めたのだと思い出すことになる。

僕はまだ世界のはじっこにいる。
何度も何度も、そこははじっこだぞと言われてきたと思う。
ゆっくりとスタートするよ。
この一歩目がどこに繋がる道なのかなんて誰にも予想も出来ないんだから。

本日より。
どうかどうか伝わりますように。
よろしくお願いいたします。

小野寺隆一