応援コメント第1弾!
vol. 2 2024-08-21 0
私たちの活動は、いつもたくさんの方の応援に支えられています!本当にありがとうございます!今回は、大変お世話になっているお三方から、応援メッセージをいただきましたので、ご紹介させていだだきます。クラウドファンディングも、開始から半分、残すところあと10日、となりました。引き続きの応援、どうぞよろしくお願いします!
エーザイ株式会社筑波研究所 ディレクター 渡辺 美砂子さま
終戦1ヶ月前に北ルソン島で戦死した祖父がいるであろうバギオを訪ねたいのです。娘や妹家族も連れて行きたい。相談にのっていただけますか?」とEDAYAの山下さんに声をかけたのは、2017年、私が50歳になる年の始めでした。
そして5月ゴールデンウィークに合わせて、バギオ中心に家族5人で5日間滞在しました。泊まった家が、エドガーさんが自分だけで全て竹で作ったという、先代のバンブーハウスでした。丸竹で組まれているため、滑らかで、カンカンと良い音がして、ヒンヤリ爽やか、でも何だか暖かい。時には水道も止まってしまい、溜め水でシャワーすることに。地域の子ども達と一緒に竹で楽器を作り、踊り。お箸にもお皿にもなる竹。また、歓迎の宴に、と鶏をつぶし、羽をむしり料理し、ありがたくかぶり付く。街育ちの子ども達も妹も、私も5日間でちょっとたくましくなりました。なんとかなる。そう、なんとでも出来るんだ、と。ふと、祖父も、辛く苦しかっただけではなく、暮らしを楽しむわずかな時間があったのではないかと思えました。
日本の竹林は総じて厄介者扱いかもしれません。見方をかえて、暮らしに利用すれば、色々楽しめそうです。
公益財団法人トヨタ財団 プログラムオフィサー利根 英夫さま
エドガーと山下さんとの縁は10年近くになります。最初は、彼らに助成金を出す側でした。以前のバギオ近くの拠点には数えてみれば3度訪問して寝泊まりし、先日は新たな工房を訪ねました。
竹って、正直無関心な人が少なくないと思います(はい、僕は無関心でした)。でも竹は竹だけで存在しているわけではありせん。自然環境はもちろん、人とのつながりが深いものでもあります。竹を媒介(メディア)に、人と人、人と地域、暮らし、生活文化、伝統や歴史、(人にとっての)ネガティブな物事まで、見えてくるものは様々です。
普段の暮らしからちょっとだけ離れに、フィリピンのEDAYA工房へ。
すでに関心をもつものがあれば、それと竹との関係を考えたり、比較しに行くのもいいでしょう。何か新しい視点が得られるかもしれません。
映像人類学者 丹羽 理さま
EDAYAさんとの最初の縁は12年ほど前になります。バギオからさらに山間のカリンガ族の村にあるエドガーさんの実家を訪ねました。そこに二週間ほど滞在させていただいて、いまも豊かな自然とともに生きるカリンガの人々の生活を垣間見ました。その穏やかで素朴な景観をつくっていたのは、竹で作られた家屋や道具の温かみだったような気がします。毎朝、エドガーさんのお母さんが竹のざるでコーヒー豆を煎っていた光景は、その良い香りとともにいまも思い出されます。また別の機会にエドガーさんの竹楽器の演奏を聞きながら、そのようにして様々に形を変えて、竹はカリンガ文化そのものを下支えしてきたのだなと感じました。バンブーデイは竹の魅力を再発見・発信するだけでなく、カリンガ文化そのものの伝承にも大きく貢献するものだと思います。EDAYAさんの活動と今回のクラウドファウンディングを応援しています。