カリブ海へ旅する映画祭 vol.2 in 天王洲 決定!!!
vol. 7 2022-10-19 0
“旅する映画祭~CARIBBEAN FILM FESTIVAL 〜2022”
第二弾となる天王洲での開催決行!
天王洲の運河横の素敵なライブハウスにて開催、
特大スクリーンと高音質のスピーカーでの爆音上映!
豪華ミュージシャンとカリブ海料理で旅気分をお楽しみください♪
映画からカリブ海のカルチャーを学ぼう!そして思い切り楽しもう!
カリブ海を代表する映画&ライブを満喫できるイベントです!!
MOVIE + MUSIC + FOOD + DRINK
映画の世界を五感で味わえるイベント
in 天王洲!!
映画だけでなく、日本のカリビアンミュージックアーティストの生演奏、
カリブ海料理とラム酒、モヒートカクテルなどをお楽しみ頂ける、
まるでカリブ海へ旅に出たような空間をプロデュースします。
上映映画
ライブ付き上映回あり
『ロッカーズ』
『カリプソ・ローズ』
『スティールパンの惑星』
○日時 : 2022/11/24(Fri)~ 25(Sat) ※時間近日発表
○開催場所 : KIWA TENNNOZ 〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目1−3
○主催: LIME records
----------------------------------------
■映画『ロッカーズ』:1978年/ジャマイカ/99分
公式トレーラー:
https://www.youtube.com/watch?v=BnZ-EyU7_T8
色鮮やかに蘇る1970年代のレゲエミュージック・レゲエファッション・ラスタ。
当時の有名レゲエミュージシャンたち自らの出演で描いたドキュメンタリータッチのジャマイカンストーリー。
「オレたちの奏でるレゲエこそがロックだ!だからオレたちはロッカーズだ!!」
ジャマイカで音楽活動のかたわら、中古バイクを購入してレコード販売を始めたレゲエドラマー。そんな中、バイクを盗まれてしまい取り返しに行くが……。ラスタで繋がる頼れる仲間たちと街中を巻き込んだ騒動の行方は?
当時のレゲエミュージックに込められていた若者たちのメッセージを表現した青春ストーリー。
製作: パトリック・ホージー
監督・脚本: セオドロス・バファルコス
撮影: ピーター・ソヴァ
音楽: ナイジェル・ノーブル/ピーター・トッシュ/バニー・ウェイラー/グレゴリー・アイザックス/ロビー・シェイクスピア/アビシニアンズ/マイティ・ダイアモンズ
出演: リロイ・ホースマウス・ウォレス/リチャード・ダーティ・ハリー・ホール/ジェイコブ・ミラー/マジョリー・サンシャイン・ノーマン/グレゴリー・アイザックス/ウィンストン・ロドニー/アシュレー・ハイヤー・ハリス/ジャック・ルビー/キダス・I/ロビー・シェイクスピア/ビッグ・ユース/アビシニアンズ/ディリンジャー/マイティ・ダイアモンズ/ジョー・ギブス/アール・チナ・スミス
配給:テントセント株式会社
----------------------------------------
■映画『カリプソ・ローズ』:2009年/ トリニダード・トバゴ / 80分
公式HP: https://calypsorose.jp/
現在も世界を飛び回り活躍する80歳のカリプソ歌手、カリプソ・ローズ。彼女の70歳を記念して制作されたドキュメンタリー!カリプソの女王が歌う苦難と栄光の人生ストーリー、それはアフロカリビアンの魂の旅でもある。どんな時代にあっても、人間の可能性、生きる強さを伝えてくれる、彼女の人生の軌跡が今ここに!
作品紹介:
世界でもっとも有名な野外フェス、コーチェラのステージに79歳で立った女性がいる。
カリプソ・ローズ。
半世紀以上もカリプソの女王として君臨し、西インド諸島の人々に深く愛されているシンガーだ。
2011年に公開された『カリプソ・ローズ』は彼女の魂と音楽の軌跡を追ったドキュメンタリー。
1940年にトバゴ島に生まれたローズは、15才からギターを片手に作詞作曲をはじめ、800曲以上も作った天才である。
パリ、トリニダード&トバゴ、ニューヨーク、西アフリカのベナン共和国。音楽の旅を続ける彼女を追いながら、牧師の娘として生まれながらカリプソ・アーティストを志し、男性中心の音楽業界で名を上げるまでの苦労、歌詞に込める思い、そして結婚をしていない理由など、めったに語られなかった女王の秘密がつまびらかになっていく。
ローズ個人の人生をひも解くうちに、トリニダード&トバゴが生んだカリプソとソカの背景、カーニバル文化の重要性や、アメリカやイギリスに移民するアフロ・カリビアンたちの生き方までも理解できる作りになっている。
ナビゲート役はローズ本人。
カリプソの大御所マイティ・スパロウや、ローズの開拓した道を歩む人気シンガー、デストラ、カリブ海の名門大学、西インド諸島大学の教授やスティール・パンの研究者、文化省大臣などがコメントを寄せて奥行きをもたせる。
歴史に触れながら、スクリーンいっぱいに広がるカリブ海と街の色彩と、カリプソやレゲエ、スティール・パンの音色が旅情をそそる。
カリプソ・ローズの魂のドキュメンタリーである本作は、カリブの文化や音楽に魅かれる人なら必ず見たい重要作だ。
池城美菜子 音楽ジャーナリスト/翻訳家
監督・脚本:パスカル・オボロ
プロデューサー:ジャン・ミッシェル・ジベ/フィリップ・ジヴァス
音楽ディレクター:ティエリー・プラネル
出演:カリプソ・ローズ/マイティ・スパロー/キム・ジョンソン
配給:LIME records
----------------------------------------
■映画『スティールパンの惑星』:2015年/ トリニダード・トバゴ/ 80分
公式HP : http://pan-wakusei.com/
カーニバルの熱狂と興奮
カリブ海最南端のちっぽけな島
トリニダード・トバゴで生まれた世界で一番新しいアコースティック楽器 スティールパン
その創世と今を、時空を超えて描く ドキュメントドラマ
カリブ海最南端に位置するトリニダード・トバゴ共和国で生まれ、ドラム缶から作られた打楽器スティールパン。その誕生と現在をノンフィクションドラマやインタビューなどを交えて描いていく。1940年代、イギリスの植民地でアメリカの軍事基地だったトリニダード・トバゴではアフリカのドラムが禁止されていた。しかし、音の出るものなら何でも叩きまくるというリズムへの情熱に突き動かされた少年たちが廃棄物だったドラム缶を盗み、それがスティールパンの原型となった。貧困と抑圧の中から生まれた誕生秘話をノンフィクションドラマとして描くほか、スティールパンのレジェンドたちによって語られる暴力のかわりに音楽で争うこととなった背景や、日本、フランス、アメリカのスティールパン奏者たちを追ったドキュメンタリーなどから、スティールパンという20世紀に発明されたアコースティック楽器の歴史や魅力が描かれる。
監督:ジェローム・ギオ、ティエリー・テストン
脚本:キム・ジョンソン
プロデューサー:ジャン・ミッシェル・ジベ
音楽監督:ティエリー・プラネル
録音プロデュース:渡辺洋一
出演:レイ・ホルマン、アンディ・ナレル、レン・“ブグジー”・シャープ、レナルド・“レッド”・フレドリック、エバ・ゴールドスティーン、二ノ宮 千紘、ジョバンニ ・クレアモント
配給:LIME records
Facebook event page