演劇作家/チェルフィッチュ主宰・岡田利規さまより応援メッセージをいただきました!
vol. 7 2022-05-10 0
いつも応援ありがとうございます。HAAYMMです。
この度、従来の演劇の概念を覆す作品、活動を展開し実践されている演劇作家/チェルフィッチュ主宰・岡田利規さまより応援メッセージをいただきました!!!!ありがとうございます。
さて、現時点で120名ものコレクターの方に本プロジェクトへのご支援をいただいております。
ご興味をお持ちいただきご支援をいただいた皆さまに深く御礼申しあげます。
プロジェクト終了まで残り52日。
まだまだ様々な方からの応援メッセージをご紹介していきたいと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!!
HAAYMMメンバー一同
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アーティスト・イン・レジデンスというのは旅の一種ですよね。創作にいそしみつつ、そのプロジェクトをともにするメンバーたちとの生活にもいそしみつつ、一定期間、滞在する建物・その近隣・その土地のことを経験していく、という旅。その旅を経ると、その場所の持つ一般的イメージからは自由な、個人的でユニークな経験の積み重ねからなる具体的な像が形作られます。ひとつの作品を創作していく過程はいつだってひとつの旅に準えることのできるものだけど、アーティスト・イン・レジデンスの場合おもしろいのは、クリエーションとは旅のようなものだというその比喩と実際の旅とが綯い交ぜになっていくところ。それは愉しいのみならず、ぼくのこれまで経験した限り、クリエーションに実に有効に作用するのです。
観光地としてもその名を確立している神戸ですけれども、アーティスト・イン・レジデンスを通して経験する神戸の姿は観光によって見えてくるそれとは大いに異なるものであることでしょう。そのような〈旅〉の機会をこれからさまざまなアーティストに与えていくAiRKのかけがえのない価値に乾杯! チャンスがあったらぼくもぜひ経験したいです。そして神戸を知りたい!
岡田利規(演劇作家、小説家、チェルフィッチュ主宰)
“想像”を用いた独特な言葉と身体の関係性による方法論や、現代社会への批評的な眼差しが評価され、国内外で高い注目を集める。その手法はダンス的とも評され、ダンサーとのコラボレーションも多数。2016年 岡田利規×森山未來パフォーマンスプロジェクト『in a silent way』(瀬戸内国際芸術祭2016)では森山未來氏とのパフォーマンスプロジェクトを実施。
近年、能の現代語訳や能のフォーマットを用いた作品も手掛け、2021年『未練の幽霊と怪物―「挫波」「敦賀」―』で第72回読売文学賞 戯曲・シナリオ賞、第25回鶴屋南北戯曲賞を受賞。
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