今年も応援ありがとうございました!
vol. 90 2023-12-28 0
監督の寺田和弘です。今年1年間、大変お世話になりました。簡単に振り返りをさせてください。
去年12月1日に開催した、はじめてのメディア試写会の参加者はわずか11人でした。それでも参加してくださった方々の反応はとてもよく、忘れられない日となりました。その後メディア試写会は3回実施し、日に日にメディアの方々の関心が高まっていくことを感じることができました。(参加者は倍々に増えていきました!)
1月30日は日本記者クラブで試写会&会見。会見には只野英昭さん、吉岡弁護士、齋藤弁護士に登壇していただきました。https://youtu.be/gvMgYT_XxI8?si=qhiq5908IvpCR5qo
その後、連日のように各媒体で記事にしていただくことができました。記者の方々がそれぞれの視点で記事を書いてくださり、毎回ドキドキしながら読んでいました。これまで取材をする側でしたが、取材される側の体験は新鮮でした。またラジオ番組にも出演させてもらえました。
映画の公開は2月18日の新宿ケイズシネマから。最初の1週間は1日3回の上映で、初日1回目の10時からの回は74人の方に来ていただけました。(2回目の上映はほぼ満席でした!)舞台挨拶には紫桃隆洋さん、只野英昭さん、吉岡弁護士、齋藤弁護士のみならず、多くの方にゲストスピーカーとして登壇していただけました。ゲストの方々の話を聞くことで私自身、刺激的な日々を過ごすことができました。また上映後、多くの方がパンフレットや関連書籍を購入していただき、人生ではじめてサインをする!というこれまでにない経験もさせていただきました。サインをしながら、皆さんの感想を直接聞くことのできる時間は私たちにはとても大切で、原告遺族のこれまでの活動が多くの方に共感していただけていることを実感できました。その後、全国50以上の映画館で7月28日まで1日も空くことなく上映していただけました。
7月からは自主上映会も始めました。映画館で見てくださった方が上映会を企画してくれているケースがとても多く、12月末までに28か所で開催していただきました。また申込件数は50件を超えています。上映会を企画したいけれど自信がない…という方もお気軽にご相談ください。全力でサポートします。私の使命は来年3月11日以降もこの流れを止めないことだと思っています。
また来年3月には映画館でのアンコール上映が計画されています。あと少しで劇場での観客動員数が2万人となります。1人でも多くの方に映画館に来ていただけるように、頑張ります。
上映会や映画館での公開予定は公式HPで随時、更新しています。映画『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』公式WEBサイト (ikiru-okawafilm.com)
映画を見て大川小学校に行ったという方や、大川小学校に行き映画のことを知り見に来たという方がたくさんおられて、原告遺族の方々もとても喜んでくださっています。遺族の方々は「大川伝承の会」として大川小学校で伝承活動を続けていますが、寄付金で制作している冊子資料「小さな命の意味を考える」が、今年は特にハイペースで配布されたこともあり在庫が少なくなっているそうです。以下のサイトから一口200円からの支援が可能ですので、ご協力いただけましたら幸いです。
小さな命の意味を考えるプロジェクト2023 | スマートサプライ (smart-supply.org)
また冊子資料をダウンロードすることもできますので、ご活用ください。冊子「小さな命の意味を考える」 (smart-supply.org)
2023年は私自身にとっても転機となる年になりました。来年は大きく環境が変わり、新たな挑戦もはじまります。引き続き、応援よろしくお願いします。
2023年も残り僅かですね。皆様、よいお年をお迎えください。