完成試写会でご協力いただいたカンパを届けてきました!
vol. 56 2022-05-04 0
監督の寺田和弘です。5月3日、石巻で完成試写会を開催しました。詳細はまた後日、ご報告いたしますが、今日は東京と石巻の会場でお願いしました、沖縄の戦没者遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の福島・大熊町での活動資金のカンパについてご報告いたします。
東京会場では1万7902円、石巻会場では2万4700円のご支援をいただきました。
そして本日5月4日、福島・大熊町に行き、「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さんに渡ししてきました。
具志堅さんたちはゴールデンウィーク中、福島県大熊町の沿岸部を訪れ、東日本大震災の津波で犠牲となった娘の手掛かりを捜す木村紀夫さんと共に捜索活動をしています。今年1月に続き、2度目の訪問です。
津波犠牲女児の遺骨か 父「間違いない」 ガマフヤー具志堅さんが福島・大熊町で捜索 - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト (ryukyushimpo.jp)
私も午前中は捜索活動のお手伝い、午後からはシンポジウムに参加してきました。
捜索は今年1月に汐凪さんの遺骨の一部を見つけた現場周辺を行っていました。
「この周辺で汐凪さんが見つかるはず」と語る具志堅さん汐凪さんを探し続ける父・木村紀夫さん自宅があった敷地の高台に作った慰霊碑捜索現場は自宅から数百メートル離れた窪地木村さんの活動に共感した県内外の若者も多数参加木村さんと具志堅さんを繋いだフォトジャーナリストの安田 菜津紀さん今回の捜索では見つからなかったが来年1月、再び、大熊町に戻ってくると語る具志堅さん
シンポジウムでの具志堅さんの発言「家族の元に帰れる遺骨があるのに、安全や復興のための工事が優先されているのは沖縄も東北も同じ。行方不明者を探す家族を孤立させてはいけない」
大川小学校でも児童4人が今も行方不明です。