クラウドファンディング終了まで、あと7日です!
vol. 16 2021-10-22 0
監督の寺田和弘です。延期していたクラウドフェンディング支援者限定の「原告遺族による現地での語り部ガイド」は11月21日(日)14時から開催します。参加をお待ちしております!
今日は、その語り部の会の延期に伴い開催したオンラインミーティングに参加してくださった方からの声をお伝えいたします。今後も様々なご意見をいただければ助かります!
■裁判を闘う原告や弁護士さんの力は、どこから生まれるのか、少し理解できました。「なぜ、大川地区の人たちだけが話題になるのか」と批判する市民、朽ちかける伝承館など問題は多いようですが、この映画がきっかけで、全国から支援の動きが出てくると良いですね。
■この映画が上映されて、生き残られた先生が、どこかでご覧になるといいなと思いました。ありがとうございました。試写会、楽しみにしております。
■誹謗中傷の話と、グループディスカッションで弁護士さんと、原告でない当事者さんとのお話などをお聞きして、今回の取り組みにおいて、両弁護士と原告団の間、原告団同士の間、原告でない当事者と原告となった当事者との間、当事者と地域住民の間、などなど、様々な属性の間でそれぞれ分断があるんだろうなと察しました。お互いの「違い」を乗り越えて、共有すること、連帯することは私たちには可能か?という普遍的な問題も、今回の取組には存していたと思いますので、それについて映画でとりあげられるのか?が気になりました。とても有意義な試みでした。引き続き応援しております。お身体にお気をつけて、よい作品を完成させてください。
■ご遺族や皆さんのお話を聞き、寝ながらもずっと考えていました。ご遺族が怒ったのは、隠ぺいですよね、これは間違いない。たいへんな判断の過ちを犯してしまった。隠ぺいの方が子供の命より大事なのかって思いますよね。公的機関と言ってもいいのか、教育機関と言ったらいいのか、権力と言ったら正確なのかわかりませんが、自ら犯した誤りを認めないし、社会もそれを容認する。大川小の問題はそうなってしまっては絶対よくない。戦争のことを考えて、日本の過ちを確認して進もうとすると反日だと攻撃する。これ日本を「美しい国」と言うこの10年と同じですよね。真実を知りたいという親の声を批判し、誹謗中傷する行為は子どもたちの命を2度奪うことです。大事なことは、この過ちに目を背けないこと、しっかり知ること、自分とどういう関係がある問題なのかを考えること、そして怖がらず知らせていくことだと思います。ひょっとすると、映画より映画を作る過程でどれだけ多くに人がこの問題を考えるかで成否が決まりますね。
クラウドファンディング終了まで、あと7日。引き続き、ご支援よろしくお願いします!